エピソード1 退屈でも井戸がある(脚本)
〇枯れ井戸
「過疎化」のフィールドワーク調査のため
上司さんと部下ちゃんは
郊外にて待ち合わせをしていました
上司さん「遅れてしまって 申し訳ないですね」
上司さん「退屈だったでしょう こんな田舎じゃ」
部下ちゃん「あらら 退屈なんてないですよ」
上司さん「とはいえ 何もないですよ」
部下ちゃん「井戸がありますから」
上司さん「井戸?」
部下ちゃん「もうそろそろですねえ」
上司さん「はあ」
屍鬼「UUUUUU・・・」
井戸から
この世のものならぬ者が
はい出てきました
部下ちゃん「出ました!」
上司さん「えええ」
部下ちゃん「そこでこのバットです」
部下ちゃん「クリーンヒット💗」
屍鬼「GUUUUU・・・」
上司さん「・・・・・・」
部下ちゃん「ほーら 落っこちた」
部下ちゃん「面白いでしょ? 何度でも出てくるんですよ」
上司さん「ちょ、ちょっとこれは!」
部下ちゃん「それでは私はこれから フィールドワーク調査に行ってまいります」
部下ちゃん「上司さん ハイこれ」
部下ちゃんは上司さんに
バットを手渡すと
どこかへ行ってしまいました
上司さん「待ちなさい!」
上司さん「あわわわ」
屍鬼「GIGIGIGI 貴GI様ZZAMMA・・・」
上司さん「違う わ、私じゃない」
屍鬼「死ggiねdeee !」
上司さん「ギャーー!」
上司さんは
定年退職まで後5年
でした
おしまい
こんばんは!
タイトルの付け方もですがとてもユニークなお話ですね!
余計な説明無用で、さくっと楽しめるのが面白かったです!
自由すぎる部下ちゃんと、何ともご愁傷様な上司さん、この空気感が面白いですね。きっと別の場面でもお気の毒なことになっているのだろうとニヤニヤしてしまいますw