過去に戻って黒歴史を無かったことにするはずが何故か別世界に来てしまった件。

平日以外動きたくない人

エピローグ(脚本)

過去に戻って黒歴史を無かったことにするはずが何故か別世界に来てしまった件。

平日以外動きたくない人

今すぐ読む

過去に戻って黒歴史を無かったことにするはずが何故か別世界に来てしまった件。
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇学校脇の道
小林 塔也「...」
神谷 圭都「...」
小林 塔也「...」
神谷 圭都「いつまで黙ってるの!?」
小林 塔也「うおっ!びっくりした...」
小林 塔也「というか、LINEで急に呼び出されたけど、何か用事か?」
神谷 圭都「学校忙しくてこうやって幼なじみで遊ぶことが無くなったじゃない?」
小林 塔也「...たしかに」
神谷 圭都「だからせめて夏休みだけでもって思ったんだけど...」
小林 塔也「やることがない、と」
神谷 圭都「そーなんだよね~...」
小林 塔也「...あれ?絵里は?」
神谷 圭都「世紀の大発明品作ってるらしくて断られたわ」
小林 塔也「理解」
小林 塔也「あ、噂をすれば絵里から電話だ」

〇古いアパートの部屋
森 絵里「はぁ...はぁ...ゼェ...ゼェ...ついに...かんせ...うっ...」
小林 塔也「いや、何があった!?」
森 絵里「塔也か?私はついに、人類史に残る大発明を成し遂げたぞ!」
小林 塔也「そこまで瀕死になってるってことはよほどすごいやつなんだろうな?」
森 絵里「ああ。時間・次元転移装置だ!」
小林 塔也「な、なんだってええええ!?」
小林 塔也「...」
小林 塔也「いやなにそれ」
森 絵里「おい」
森 絵里「ま、とにかくだ!これさえあれば時空移動も出来るし、平行世界に行くことも出来るぞ!」
小林 塔也「すげぇなそれ!」
森 絵里「そうだろう?これを作るために4ヶ月間家に引きこもった甲斐があった!」
小林 塔也「いや、ちゃんと学校来いよ..」
森 絵里「ああ...義務教育に感謝...」
小林 塔也「言うとる場合か!」
森 絵里「べつに行かなくても分かるのだよ」
小林 塔也「理解」
森 絵里「とりあえず、圭都も連れて私の家に来い。好きな時間に送ってやる」
小林 塔也「おう!普通に興味あるから行くわ」

〇学校脇の道
神谷 圭都「何だった?」
小林 塔也「絵里からで、時空・次元移動装置が完成したからお前も連れてこいってさ」
神谷 圭都「おぉ!ついに完成したのね!」
小林 塔也「どーせやることないし、行くか!」
神谷 圭都「そうだね!」

〇古いアパートの部屋
森 絵里「二人ともよく来たな。それではさっそく、我が最高の発明品をお披露目と行こうか!」
森 絵里「これが、時空・次元転移装置だ!」
神谷 圭都「え、時計...?」
小林 塔也「時計だな」
森 絵里「違...くはないな」
森 絵里「確かに時計としても使えるが、中を開けると好きな次元や時間に飛ばすための機械が入っているんだ」
小林 塔也「な、なるほど...」
森 絵里「では、使い方を説明する。まず使いたいモードを選んで、何処に行くかを入れ...」
神谷 圭都「ポチ」
森 絵里「おい勝手に押すなァ!」
小林 塔也「まだ細かい設定してないんじゃないか!?」
森 絵里「仕方が無い。移動ボタンを押してしまえばもう止められん」
神谷 圭都「ご、ごめん...」
森 絵里「ごめんで済んだら警察は要らねぇんだよ!」
神谷 圭都「警察は要るけどね」
小林 塔也「言うとる場合か!」
「うわああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

次のエピソード:第一話:初っぱなから詰み。

コメント

  • 一番いいところで終わってしまった。時間だけでなく空間もめちゃくちゃ歪んだっぽいところに飛ばされてますよね。あと、行ったはいいけど、帰ってくる方法は不明っぽいですよね。

  • 移動先でどうなるか気になりますね!

ページTOPへ