バレてはいけない(脚本)
〇美しい草原
人型の敵「!?」
喋る小鬼「後ろががら空きだぜぇ!」
轟「それはどうかな?」
喋る小鬼「馬鹿な、こっちを見ないで・・・!」
レイ「お見事です、マスター?」
轟「レイ、見てたなら返事をしろ」
レイ「申し訳ありません。あの場ではマスターの邪魔になると思い・・・」
轟「あ、そうだ!」
レイ「はい?」
轟「レイ、さっきはこれくれてありがとう?」
轟「やっぱり、お前は役に立つ奴だな?」
レイ「・・・そうですか」
轟「さて、長居は無用だ。行くぞ」
レイ「了解です、マスター」
レイ「・・・う」
レイ(うぉっしゃぁぁ!本日の初リプ貰った!!)
レイ(これだ、私はこれの為に生きていると言っても過言ではない!)
レイ(『お前は役に立つ奴だレイ、俺の傍を生涯離れるな?』)
レイ(なんて言われちゃ惚れるに決まってるでしょうがよぉ!!)
レイ(ご主人様の為に生き、ご主人様の為全てを尽くす)
レイ(それが私が選んだりそ──)
喋る小鬼「あ、あの」
レイ「あ?」
喋る小鬼「オデ、もう起き上ってもよろしいデスか?」
レイ「チッ、まだ居たのかよコイツ」
レイ「済まない。少し反応が遅れた」
喋る小鬼「で、では約束の品!」
レイ「ああ、素直に受け取れ?」
喋る小鬼「うぉぉっ、遂に俺にも専属のメイドがッ!」
レイ「あまり大声を出すな、ご主人様に気づかれる」
喋る小鬼「すみません、つい」
レイ「許す。お前はもう用済みだからな」
レイ「私はもう行く、お前は達者でな?」
喋る小鬼「はいッ、ありがとうござました!」
喋る小鬼「そろそろ起き上ってもいいかな?」
喋る小鬼(・・・やれやれ、あの女狐にも困ったもんだぜ)
喋る小鬼(事ある毎に何時も俺たち雑魚をこき使い、毎日のように塵を視るような目を向けてくる)
喋る小鬼(さっきの舌打ちも、聞き逃さなかったからなっ!)
喋る小鬼(・・・だが、そんな悲しい人生も今日で終わる)
喋る小鬼(どうやらこいつには敵の暗殺に適した機能を持っていると聞く)
喋る小鬼(直接殺せる程の力はないせよ連携を組めばさすがの奴だって目ではない!?)
喋る小鬼(お前は用済みだって? それはこっちの台詞だよ!)
喋る小鬼「さぁアンドロイドよ、目覚めるのだ!!」
妹型アンドロイド「な~に、お兄ちゃん❤」
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主役級のスキルや武器があるのに、愛する轟のためにひたすら脇でサポートに回って尽くし続ける。レイはそんな自分が大好きなんでしょうね。現実でもこういう女性や男性はいますね。
狐ちゃんの方が、一枚上手でしたね😆
敵に回したら怖いタイプです。