親友と異世界転移したので仲良く暮らします

gina

遊園地に来ただけだったのに(脚本)

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〇遊園地の広場
  学校の創立記念日。遊園地に来て遊びまくった俺たち。
  気付けば夕方になっていた。
いくみ「はー!遊んだ遊んだ!」
あずさ「マジ平日の遊園地乗り放題だったな!」
いくみ「最後になんか乗る?まだ乗ってないのあったっけ?」
あずさ「・・・うーん、あ、これは?」
いくみ「?こんなのあったっけ?」
あずさ「そうだよなー面白そうなのに気付かなかったなー「ゴートゥーナーロッパ」」

〇暗い廊下
あずさ「な、なんか薄暗いな」
いくみ「確かに・・・オバケ屋敷系かもしれねえな」
あずさ「まっ!とにかく行こうぜ!」
あずさ「わ、わぁー!」
いくみ「!!」

〇村に続くトンネル
あずさ「は、はあー?」
いくみ「すげえ・・・本物みてえ・・・」
  二人はいぶかしみながら、奥へと進んだ・・・・・・

〇山間の集落
あずさ「な、なんだこれー!」
いくみ「すげー!」

〇山間の集落
いくみ「広すぎだろ!CGか?・・・・・・いや、ちがうよな!」
あずさ「違う・・・・・・本物の、村・・・・・・のアトラクション?」
いくみ「とりあえず降りてみようぜ!」
あずさ「そうだな!!」
  二人は坂を下った。アトラクションだと信じて。ところが・・・・・・

〇西洋の市場
いくみ「お、おおー!ここ、市場か?」
あずさ「すげえ賑わってるぞ!」
おかみさん「おや?あんたたち見ない顔だね!何か買っていくかい?」
いくみ「え、えーと、土産やさんの人?」
おかみさん「うちは魚屋だよ!山では貴重な生魚がいっぱいあるよ!」
あずさ「さ、魚・・・・・・?遊園地の土産に魚?」
おかみさん「何?ゆうえんち?なんだいそりゃ」
  初老の女性は、ここはナーロッパ村だ、と言い、ゆうえんち村なんて知らない、と二人に告げた。
いくみ「すげー・・・・・・設定貫いてんだな」
あずさ「魚、買うか・・・・・・」

〇築地市場
おかみさん「さあさあ、どれにしましょ」
いくみ「広いな!」
あずさ「マジで魚屋だぜ・・・・・・!」
いくみ「じゃ、じゃあこの立派なカツオみたいなの・・・・・・」
おかみさん「目の付け所がいいね!100ダラーヌだけどいいかい?」
あずさ「だ、だらーぬ?」
おかみさん「これが100ダラーヌ金貨だよ。銀貨しか持ってないなら10枚」
いくみ「・・・・・・すいません、持ってません・・・・・・」
おかみさん「おや、残念だね。新入りの兄さんたち、お金がないならギルドに登録して働きな。こんな田舎町じゃたいした仕事はないけどさ」
あずさ「ギルド・・・?ゲームじゃん!」
おかみさん「お金ができたらまたおいで。じゃあね」
  二人はこんなすごいアトラクションを見逃していたことを残念に思いつつ、店を後にした。来た道を戻り、坂を上る。

〇村に続くトンネル
いくみ「道が・・・・・・ない!なくなってる!」
あずさ「マジかよ!閉園したってこと?」
  行き止まりの暗がりを二人でこじ開けようとするが、びくともしない。それも当然だ。そこは扉ではなく、岩なのだ。
いくみ「どうなってるんだ・・・・・・」
あずさ「わからん、けど・・・・・・もしかして俺たち・・・・・・」
いくみ「異世界転移・・・・・・」
あずさ「しちゃった・・・・・・?」
  二人はラノベを良く読んでいた。だから、この状況をすぐに受け入れることができた。二人はまた村に戻り、ギルドに行くことにした

〇暖炉のある小屋
ギルド主「なんだ?お前らは。ひょろひょろのくせに仕事探しか?」
いくみ「は、はい・・・」
あずさ「よろしくお願いします・・・。俺たち、寝るところもないんで・・・」
ギルド主「なんだそりゃ。じゃあうちの2階の空き部屋があるから、そこを使いな。ベッドはひとつだけどな」
いくみ「(ベッドひとつ・・・・・・)」
あずさ「(いくみと同じベッドで寝るのか・・・・・・?)」
ギルド主「もう夜だ。さっさと部屋に行け。仕事は明日紹介してやるよ」
  ギルド主は二人に鍵をひとつ渡して奥へ引っ込んだ。二人は赤くなった顔を見合わせる。

〇簡素な部屋
いくみ(うわあ・・・・・・ピンク色)
あずさ(なんでピンクなんだよ・・・!!)
  二人はとても戸惑っていた。何故なら、二人はお互い告白していなかったが、お互いのことを好きだったのだ。
いくみ「あずさ・・・・・・じ、実は俺・・・・・・」
あずさ「な、なんだよ・・・」
いくみ「お前と一緒に寝れる気しないんだけど・・・その・・・実は・・・」
いくみ「ずーっと前から!お前のことが好きだったんだ!」
あずさ「え!えええええー!!」
あずさ「実は!俺もなんだけど!!」
  二人は驚きながらも、喜んだ。そして・・・・・・
  熱い夜を、過ごしたのだった・・・

〇暖炉のある小屋
ギルド主「なんだ!昨日の奴ら!ちっとも来やしねえ!仕事する気あんのか!」
  彼らがギルドに現れたのは、それから三日後だった・・・・・・
いくみ「遅れてすいませーん・・・・・・」
あずさ「頑張るんで、仕事くださーい」
ギルド主「遅いんだよ!全く!」
いくみ「へへ・・・・・・」
あずさ「すいませーん・・・・・・」
  二人はそれからも仲良く、ギルドで仕事をしながら暮らしたとさ。
  
  おしまい

コメント

  • いつの間にか異世界に、っていう展開すごく好きです!3日間上に籠ってイチャイチャしたのか…?!と考えて笑っちゃいました笑

  • 結果オーライという感じで良かったですね! もしそう好きでもない友達と遊園地にいっていたとしたら、ナーロッパ村なんて本気で逃げ出したくなっていたかもですね。

  • 異世界転移の冒険モノかと思って読んでたら、いつの間にかあっちの方の異世界に読者が連れていかれてしまった、というオチでした。とにかく、ナーロッパ村で日本語が通じてよかったですね。あとは二人でお幸せに〜。

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