嘘な女

光章生

2人が持つ秘密とは?(脚本)

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〇田舎町の駅舎
タクヤ「ヒカリちゃん 今日は楽しかったよ」
ヒカリ「はい、私もタクヤさんとデート出来て とっても楽しかったです」
タクヤ「そ、それでさ・・・また来週も・・・」
ヒカリ「3万円」
タクヤ「あ、ああ そうだったね 遊んだら払う約束だったもんね」
ヒカリ「ありがとうございます♪」
タクヤ「そ、それでさ・・・ヒカリちゃん そんなに可愛くていい子なんだからお金出したら誰とでも付き合うのはやめた方がいいよ」
ヒカリ「どうしてですか? 私はお金がもらえて男性は私と遊べてwinwinなのに」
ヒカリ「それに私、お金貰えなくなっちゃうじゃないですか」
タクヤ「そこは大丈夫 僕と付き合ってくれるなら毎回お金を出すから」
ヒカリ「本当・・・ですか?」
タクヤ「うん、ホントホント こんな田舎町じゃ金使うところなくて 貯まってたところだから」
ヒカリ「へぇ~これでもですか?」
タクヤ「今の感触・・・ヒカリちゃん 君って・・・」
ヒカリ「はい、「付いてる」んです♪」
タクヤ「今日1日、ずっと女だって俺を騙してたってこと?」
ヒカリ「はい、こうやって騙された男の表情が見れるのが堪らなくて・・・ だからタクヤさんと付き合うのは無理です」
タクヤ「そんなの・・・」
ヒカリ「どうしました? ショックで言葉を失いました?」
タクヤ「可愛くてあそこが付いてるなんて最高にお得じゃん!」
ヒカリ「ひっ!?」
タクヤ「俺男も女もいけるんだけどさ 特にカワイイ男の娘がタイプなんだよ」
タクヤ「ヒカリちゃんはまさにど真ん中のタイプ!」
ヒカリ「いや、私はそんなつもりはなくて・・・」
タクヤ「恥ずかしがらなくていいんだよ ほら、男同士の楽しみ方を教えてあげるからウチに行こう」
ヒカリ「キャー!!!」
  この後お金を出せば誰とでも付き合う
  ヒカリの噂はパタリと消えた
  ヒカリのその後を知るものはいないという

コメント

  • 男の娘……良きかな良きかなと頷いてしまってました。
    ヒカリちゃんのビジュアルで、でしたら、タクヤさん以前にも大喜びする人は数多いそうですよねww

  • 男の娘も良いです👍😆

  • ヒカリは自分の変わった性癖を満たすことだけ考えてて相手もそうである可能性を考えなかったのが敗因。人間の趣味嗜好は星の数ほどバリエーションがあるから甘く見ちゃダメですよね。ミイラ取りがミイラになる、まさにその瞬間を見せられた気分です。ある意味、爽快感さえ覚える読後でした。

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