エピソード19(脚本)
〇地下鉄のホーム
イフ「・・・・・・」
ハコ「・・・・・・」
?「うーん、貴方たちに注射してもいいけど」
?「殺さない、って言っちゃったし」
チョウキ「うへぇ、なんか怖いこと言ってる」
チョウキ「というかこの人たち、 なんで動かないんですか?」
?「私のチカラ」
チョウキ(あっ説明する気ねぇな)
コツン、、コツン、、コツン
?「足音?」
ネコマ「──コレは一体どうゆう状況であるか?」
チョウキ「うおっ、血まみれの着ぐるみが、 血まみれの半裸男背負ってる」
?「あら、貴方はあの時の──」
ネコマ「貴方は確か、いや、今はソレよりも」
ネコマ「なぜ二人が倒れている?」
?「さぁ、 私たちが来た時にはこうなっていたわ」
チョウキ(すげーナチュラルに嘘つくなコイツ)
チョウキ「えぇ、僕たちも困っていたんです」
チョウキ「あっ、もしかして怪我人を『手術室』 に運ぶところですか?」
チョウキ「僕たちも中見たんですけど、 みんな出払っているみたいですよ」
?(すごい自然に嘘つくわね、コイツ)
チョウキ「身内の方が来てくれたなら安心だ」
チョウキ「では、この人たちのことは よろしくお願いしますね」
ネコマ「・・・・・・」
〇黒
?「ふむ、一通りの数集まったな」
火縄銃のツクモ神、赤縄
■■■■■■のツクモ神、リオーネ
聴診器のツクモ神、チョウキ
トランプのツクモ神、リフル
■■■■のツクモ神、カナール
■■■のツクモ神、マクロ
■のツクモ神、■■■■■
■■■■■■■、外徳(ゲトク)
赤縄「で、今度は何すりゃ良いんだ? リーダー」
外徳「二人ほど、絶対に 殺さなければならないツクモ神がいる」
外徳「今後はそいつらの”捜索”」
赤縄「あぁん!? リストにそいつらはいねぇのか?」
外徳「意図的に除外されているようだ 記載がなかった」
外徳「捜索には リオーネ、リフル、カナール に行ってもらう」
外徳「赤縄とマクロと私は引き続き 『リスト』の勧誘、断られたら”殺害” の作業に戻ってもらう」
赤縄「マジかよ、まだ続けんのか?」
外徳「戦力は多い方がいい」
赤縄「今のところ半分ぐらいは断られて、 更に断った奴のうち半分は殺しきれずに、 逆に返り討ちにあったぜ」
マクロ「え〜、そんな危ない仕事するんですか? バックれていいですか〜」
外徳「良いから、やれ」
「は〜い」
?「私」
?「は」
?「何を」
?「すれば」
?「いい?」
チョウキ「あぁ、あと僕も」
チョウキ「出来れば簡単な仕事がいいなぁ」
外徳「お前達の能力はあまり知られたくない」
外徳「ここで待機しておけ」
チョウキ「えぇ、でも『手術室』の連中は僕の能力を 知ってるよー」
外徳「構わん、というよりあの連中は お前含め”イレギュラーが過ぎる”」
外徳「邪魔をしないのであれば、 出来る限り関わらないのが得策と見る」
チョウキ「なるほどねー」
外徳「では、解散と──」
マクロ「あのー」
外徳「どうした、マクロ」
マクロ「せっかく規模が拡大したんですし、チーム名でも決めませんか? その方がなにかと便利でしょうし」
外徳「まぁ、好きにしろ」
カナール「高貴な私に相応しい名前がいいわ」
チョウキ「どうせならカッコいい名前にしよう」
リフル「”面白ければそれでいい”」
赤縄「別になんでもいいぜ、 あったら便利だとは俺も思う」
リオーネ「興味がないわ」
?「わく」
?「わく」
マクロ「うーん」
マクロ「見たところ皆さんどっか壊れてそうなので」
マクロ「『ジャンクコミュニティ』」
マクロ「というのは如何でしょう」