現代マゼランの新・世界周航

英国産の伊予柑

1話 マゼラン、21世紀に。(脚本)

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〇アマゾン川のほとり
  マゼラン率いる船団は世界周航を目指し、海を渡たり、フィリピンに到着した。
マゼラン「よし、島に上陸した。ここに少しよっていくか」
船団員「ええ、おそらくこの島から西の方向はインドでしょう」
マゼラン「島の奥の方を探検してみようか」
  こうしてマゼラン達は島の奥地に進んでいく。

〇密林の中
マゼラン「どんどん草が増えてきたな・・・」
船団員「マゼランさん!なんかあちらから聞こえませんか・・・?」
マゼラン「うん?何か聴こえるのか?」
船団員「なんか・・・人の声・・・みたいな?」
マゼラン「この島には先住民がいるのかもな。 折角だし接触を試みてみるか?」
船団員「いやー・・・なにされるかわかりませんしやめたほうが・・・」
マゼラン「いいや!私は是非彼らと会ってみたい!」
船団員「そうですか・・・まあ気をつけてくださいよ?」
  マゼラン達はさらに奥深くへと足を進める。
マゼラン「結構奥まで来たな。そろそろ人と会いたいのだが・・・」
原住民族「!!」
マゼラン「お!」
マゼラン「やあやあ!」
原住民族「!?」
船団員「だ、大丈夫ですか・・・?」
  マゼランは原住民族との接触に成功した
原住民族「!?!!!!」
マゼラン「?」
船団員「な、なんか怒っていませんか?」
マゼラン「うおっ!?」
マゼラン「何をする!」
原住民族「ァー!」
船団員「や!やばい!逃げましょう!」
マゼラン「お!おい!」
原住民族「ウァ!?」
原住民族「アィア!」
マゼラン「か、囲まれてしまった!まずい、逃げなくては・・・」
マゼラン「うっ!」
原住民族「アーァイア!」
マゼラン「ぐ・・・おお・・・」
マゼラン「や・・・やめ・・・・・・」

〇黒
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
マゼラン「・・・」
マゼラン「私は・・・どう・・・なった・・・・・・・・・?」
マゼラン「私は・・・・・・あの島で・・・・・・」
マゼラン「私は・・・・・・世界一周を成し遂げられなかったか・・・」
マゼラン「む・・・無念・・・・・・」

〇マンション前の大通り
マゼラン「・・・」
マゼラン「・・・・・・?」
マゼラン「ここは・・・?」
マゼラン「まさか・・・あの世か?」
マゼラン「こんな建物、見たこともない」
マゼラン「ここはどこなのだ?」
マゼラン「ん・・・?向こうに看板が・・・ポルトガル語だぞ」
マゼラン「ここはポルトガルなのか?」
マゼラン「しかも、看板にはリスボンと書かれている」
マゼラン「ここがリスボン?私が知っているリスボンとは大いに違うのだが!?」
マゼラン「ど、どうなっているんだ・・・?」
  次回、マゼランは5世紀後にタイムスリップをしたこと知る。

コメント

  • 5世紀もワープするとは随分思い切った設定だな〜と思いつつ、今後の展開がどうなるかワクワクが止まりません。ぜひぜひバスコ・ダ・ガマやコロンブスも登場させてほしいです!

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