方向音痴な女?(脚本)
〇渋谷駅前
ホーコ「あれぇ・・・?」
ホーコ「待ち合わせ場所、ここだったかな?」
ホーコ「目じるしがない!」
ホーコ「やっぱり間違えてる!」
ホーコ「急がないと、クーちゃん待ってるよ!」
「あれっ?」
ホーコ「元の場所に戻っちゃった!?」
ホーコ「この辺、複雑すぎるよ〜」
「ええっ!?」
ホーコ「嘘でしょー!?」
ホーコ「・・・泣きたい」
クーちゃん「ホーコ、おまえ 今どこにいるんだ!?」
ホーコ「クーちゃん!?」
ホーコ「駅の改札出て──」
クーちゃん「俺がそっちに行くから、 絶対動くなよ!」
ホーコ「うん!」
ホーコ(動くなって言われると、 動きたくなっちゃうな〜)
ホーコ(ダメダメ。 クーちゃんを待っていないと)
ホーコ「──!!」
クーちゃん「ホーコ!」
クーちゃん「あいつ、動くなって言ったのに!」
「クーちゃん!」
クーちゃん「ホーコ!」
クーちゃん「動くなって言っただろ? 心配したぞ!」
ホーコ「ごめん、大きな黒い鳥に追いかけられて」
クーちゃん「そ、そうか・・・ 大丈夫だったか?」
ホーコ「うん」
クーちゃん「・・・行けるか?」
ホーコ「うん、行こう!」
可愛いお話でした!カラスがやってくると小さな鳥にとってはコワイですよね
ホーコとクーちゃんという独特の名前に納得でした
なるほど、燕……確かに子育ての時期の燕って、巣を起点に同じ場所を周回してるイメージありますね😂(あくまでイメージで、実際にはどうか知りませんが…)
ワンシーンなのに迷子を表現するというアイデアがナイスでした👍 二段オチの方も気になりますねw
私自身が数多の方向音痴さんに振り回されてきた、いわばクーちゃん側の人間なので、納得のリアリティに微笑ましくなってました。と、ハートフルに終わるかと思ったらまさかのオチッ!やられましたー!