日常の中の濃〜い奴ら(中濃ってなんかえr((殴(脚本)
〇古いアパートの一室
瞳子「陽太ーー!おーきーなーさーいよー!!」
陽太「アンジェリカが俺を離してくれないのが悪い・・・むにゃぁ」
瞳子「誰よ、アンジェリカ」
陽太「俺の彼女」
瞳子「陽太、彼女いないでしょ!?」
陽太「こーこーにーいるじゃーん!」
瞳子「枕が彼女ってことかこのお馬鹿!もう今年に入って何回遅刻してると思ってるの!」
瞳子「そろそろ起きないと怒るよ」
陽太「般若っ!起きますっ!」
瞳子「おばあちゃんが作ってくれてた朝ごはんおにぎりにしといたから。その爆発頭直してきなよ」
陽太「あれ、ばあちゃんは?」
瞳子「今日は朝から農協に行ってるよ」
陽太「へー、ほうらったっけ?おへのへんほうは?」
瞳子「お弁当なら台所に置いてあったから鞄に詰めといたよ。まーた、プリント机に出しっぱなしだったからそれも入れといた」
陽太「はふがひほみこ」
瞳子「流石って・・・コラ。食べながら喋らない」
陽太「もはや母ちゃんだなー」
瞳子「誰がお母さんよまったくもう。ほら、早く行くよ」
〇住宅街
陽太「ってやべ遅刻だー!」
瞳子「陽太、陸上部でしょ」
陽太「俺はマウンテンゴリララ部だ!」
瞳子「そのくせ大会にだけはちゃっかり出て・・・」
陽太「だってあのゴリ先が出ろって」
瞳子「ゴリ先って・・・・・・花井先生でしょ。まったく」
陽太「そういやさぁ!!!!」
瞳子「なに急に」
陽太「俺今日さーー!!!!!もやしが空から降ってくる夢見たんだぜーーー!!」
瞳子「うるさいよ陽太・・・」
陽太「思わず食ったんだけど、クッソ不味かった!!やっぱ茹でたほうが美味いな!もやし!」
おっさん「うるせぇぞ、クソガキ!早く学校いけや!」
瞳子「そっちこそ早く働きに行ったほうがいいんじゃ・・・」
〇教室
陽太「ひーとーみーこー!」
瞳子「これは私のお弁当なの。絶対あげないから」
陽太「瞳子のケチーーーーー!!!」
瞳子「早弁する方が悪いんでしょ・・・」
陽太「命の源、クッキー分けてください!!」
瞳子「なんであるってわかったの・・・?」
陽太「匂いーーーーーー!」
瞳子「犬か・・・」
陽太「あと、涙の跡」
瞳子「陽太・・・」
陽太「てことはまたストレス発散にクッキー作ったんだろ!くれ!残飯処理担当にください!」
瞳子「あげない」
陽太「そんなご無体なーーーー!!!」
〇住宅街
陽太「いやふうううううううううう!」
瞳子「陽太うるさいよ・・・」
陽太「本日十回目!」
凛花「110番しなきゃ」
お嬢「あ、また濃いやつらが集まってやがる」
瞳子「二人は何してるの?」
凛花「駄菓子屋がどこにあるのかわかんなくて・・・」
お嬢「迷子になってたから案内してるところだけど」
おっさん「てめえらうちの前で何してんだよ」
陽太「その服!!なんかのキャラの絵のTシャツ!?」
瞳子「自宅警備しなくていいんですか?」
おっさん「今日嫁のイベントだったんだよ」
凛花「紙袋・・・いっぱい」
お嬢「まるっきり不審者じゃねえか」
おっさん「安心しやがれ、三次元に興味はねえ」
変人「おかしいですねぇ。GPSの反応があったのにシスターさんの姿が見えない」
おっさん「あいつの方がよっぽど不審者だろ」
陽太「あーーーーー!ムッツリーニの人ーーーー!!」
変人「君たちですか。私はシスターさんを探しているぅので。ハバナイスデェイ」
凛花「シスターさんなら、さっきすれ違った気がする」
瞳子「それ教えてよかったの・・・・・・?」
変人「シスターさぁぁぁぁん!!!!!」
お嬢「私もそろそろ和太鼓の練習に行かなきゃな」
シスターさん「元気なのは良いことです」
おっさん「まったく別の方向から来たじゃねえか」
陽太「後ろから爆速でムッツリーニさんも来たーーーー!!!」
瞳子「その言い方色々誤解を招くから・・・」
変人「シスターさぁん!!!今日も・・・あなたに、会いに来ましたぁ!!!」
凛花「そろそろママにスマホ買ってもらおう。あぶないときにつーほーできない」
シスターさん「主に祈りを」
冬樹「おっとっとどっと!! おげでまった・・・。ああっ!もやすがっ!」
陽太「ガチでもやし降ってきたーーーーー!!!!すげぇ!!」
お嬢「なんで袋開いてんだよ」
おっさん「食糧だァ!」
瞳子「何このカオス」
凛花「もやし?」
変人「もやしはもう・・・食べ飽きました」
シスターさん「恵みに感謝を・・・」
陽太「瞳子。髪にもやしついてるぞ(ポリッ)」
瞳子「へっ?」
陽太「やっぱマッズ!!茹でたほうが上手い!!」
冬樹「もやす・・・」
to be continue
おっさん「こんな日常でたまるかボケェ!」