〇生徒会室
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「一応手描きで描ける分だけ描きましょう はい、まずは３枚ずつ」
大御堂 春羅　ﾀﾞｲﾐﾄﾞｳ ｼｭﾝﾗ「僕が作ったポスター剥がさないでおこうよ 数があった方がいいよ」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「そうですね。完成度が高いのは確かですし」
芭登 卓真　ﾊﾞﾄｳ ﾀｸﾏ「３枚とも出来たぜ！」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「はや!?」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ（うわー幼稚園児のラクガキのよう）
大御堂 春羅　ﾀﾞｲﾐﾄﾞｳ ｼｭﾝﾗ「うわー幼稚園児のラクガキ？」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ（言うのかよ）
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「この俺って会長のことですよね」
芭登 卓真　ﾊﾞﾄｳ ﾀｸﾏ「おう。みんな俺といえば俺だと分かるだろ」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「分かるわけねえだろ」
芭登 卓真　ﾊﾞﾄｳ ﾀｸﾏ「てめえ可愛いからって調子に乗るなよ もっさりの自覚が足りねえんじゃねえのか」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ（なんだもっさりの自覚って）
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「会長、会長の名前を出すのはやめましょうよ 部員溢れ返っちゃいますよ」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「大御堂先輩の名前もかかない方がいいです 部員こなくなっちゃいます」
大御堂 春羅　ﾀﾞｲﾐﾄﾞｳ ｼｭﾝﾗ「うわ酷い。でもそれなら２人の名前書いたらいい感じの人数が来るかも」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「会長がいるのでたくさん来ます。ダメです」
大御堂 春羅　ﾀﾞｲﾐﾄﾞｳ ｼｭﾝﾗ「部員は多い方がいいじゃん」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「５人くらいが丁度いいんです 志染先生が大変になっちゃうし、独り占めできないじゃないですか」
芭登 卓真　ﾊﾞﾄｳ ﾀｸﾏ「どんだけ好きなんだよ」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「俺の癒しですから」
芭登 卓真　ﾊﾞﾄｳ ﾀｸﾏ「俺を独り占めすればいいだろ」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「会長は部活してるって知られないようにした方がいいかもしれませんね」
芭登 卓真　ﾊﾞﾄｳ ﾀｸﾏ「うーん。まあ俺の人気なら仕方がないな 生徒会には言っておくが生徒たちには内緒にしてもらうぜ」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「あんまり２人に寄ってくるようなタイプの生徒は来て欲しくないですね」
大御堂 春羅　ﾀﾞｲﾐﾄﾞｳ ｼｭﾝﾗ「おやおや、だんだん欲ぶかになってきたね」
芭登 卓真　ﾊﾞﾄｳ ﾀｸﾏ「なんだ嫉妬か？」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「２人を好きになる人って絶対面倒くさいでしょ」
「・・・・・・」
芭登 卓真　ﾊﾞﾄｳ ﾀｸﾏ「となると、自分に自信を持ってるやつになるぞ 美容部って自信のないやつに自信をつける部活なんじゃないのか？」
大御堂 春羅　ﾀﾞｲﾐﾄﾞｳ ｼｭﾝﾗ「え、そうだったの？」
芭登 卓真　ﾊﾞﾄｳ ﾀｸﾏ「部長が首を傾げるな」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「でもその方向性でいいと思います 部員は自信持ちでもいいんじゃないですか？」
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ（既に二人いるし）
（既に二人いるもんな（自分以外を見ながら））
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ（自分もカウントに入れるとは偉い。うんうん）
白杜 陽介　ｼﾗﾄ ﾖｳｽｹ「俺も３枚書けました！」