22.5センチの彼女(63秒)(脚本)
〇アパレルショップ
ボク「お願いです! この靴、右だけ売ってくれませんか」
靴屋の店員「僕ちゃん、どうして右の靴だけ売って欲しいのかな?」
ボク「!!」
ボク「それは・・・」
〇体育館の裏
キミ「・・・ぐすん」
ボク「また右の靴だけ、隠されたんだ」
キミ「・・・もう、ほっといてよ」
ボク「これ、君にあげる」
キミ「!?」
キミ「片っぽだけだけど」
ボク「ほら、ピッタリ」
  今は、片っぽだけだけど
〇田舎の教会
  いつか君にあげたいんだ
〇教会の中
  ──僕らが共に歩む靴と
  左の薬指に・・・
キミ「・・・誓います」
  僕らを繋ぐ運命の輪を・・・
  ──指輪も靴も
  ──お買い物は桜山商店街へ
  ──fin──


