〇洋館の玄関ホール
　　はいということで 白雪姫風の話 始まります
　　昔々、一人の王様と王妃が共に暮らしていました
　　
　　その２人の中に子供ができ、３人で楽しく暮らしていました
　　ある日 王妃は流行り病で死んでしまいました
　　
　　悲しみにくれた一人娘の少女、エアはあまり笑うことがなくなりました
　　そこで王様 は新しい奥さんを迎え入れることにしました
　　だけれど新しいその母は、他の人は知らないだけで恐ろしい魔女、その娘たちも魔女でした
　　それに気づかないままエアは再び 幸せな生活を送りました
　　これは 鏡よ鏡 世界で一番美しい女は誰だ
　　そう答えるといつも魔女のことを答えていた 魔法の鏡はエアが成長すると
　　エアが世界一と答えるようになった
　　魔女は、エアの事が気に入りませんでした、
　　さっきの鏡も理由であるが、このままだと彼女が女王になってしまいます
　　どうせなら自分の子供をつかせようと思っていた彼女には邪魔すぎる存在でした
　　彼女は公爵令の兵を呼び出し、命令しました
継母「エアを殺してちょうだい、どんな手段でもいいわ、殺した証拠に肺臓と肝臓を持ってくれば良い仕事先も紹介してあげる」
　　温厚な彼女は多くの人に慕われていたので気が引けましたが、
　　
　　仕事のため、しかたなくと思いながら、
　　急にいなくなってもバレない森に花を集めるためと言ってエアを連れて行くことになりました

〇森の中
エア「綺麗なお花......」
　　そう つぶやく彼女を見て彼は彼女を逃すことにしました
暗殺者「城に戻ってはいけません、私はあなたを暗殺するように頼まれました」
　　話を詳しく聞き、急かされるようにされてから森を奥へ奥へ、工アは走って行きました

〇けもの道
エア「はぁ....はぁ....」
　　彼女 ため息をつきながら夜になった 森を彷徨いました
エア「でもまさか母様がそんな人だったなんて.....」
　　そう言いながら日が暮れても彼女は歩みを進めました
　　きっと あそこで止まっていたら自分以上に体力がある 兵士に捕まってしまうと思ったからです
　　だけれど夜が明ける頃には一晩中 歩き 走ったため疲れ切って小さなな家の前で倒れてしまいました

〇怪しげな山小屋
クルラ「・・・・家の前にいるから助けてみたけど・・」
　　彼はクルラ、大昔 病気で死んでしまった子供の良い幽霊だ
クルラ「大丈夫なんだよね？みなりもいい感じだし 貴族様だったらどうしよう....悪霊退治もなぁ....」
クルラ「・・これはあの魔女の呪いにかかってそうだ」
　　彼は ある 魔女に何百年も前にある毒で殺されたある国の王子でした
　　
　　その時の自分と同じように殺されかけたかもしれないと
　　彼はそう思いました
　　彼にかけられている魔術は絶対死ぬ 代わりに幽霊と対象はなる
　　目覚める....生き返り、精神年齢と同じ身長になるには王女と真実のキスをしなければなりません
　　彼には姉がいて 姉も幽霊なのですが姉は彼が元に戻ると元に戻るようになっています
エア「ん....一体ここは....？確か 私は継母に一....」
クルラ「あ、起きたんだ・・・・僕は幽霊のクルラ 君が家の前に倒れてたから熊の餌食にならないように僕の家に入れておいたんだ」
クルラ「あ、悪い幽霊じゃない....これは信じて....？」
エア「ええ、私を助けてくれましたもの それだし あなたは悪い人に見えないわ 私は エア」
クルラ「僕を怖がらない人なんて10年ぶりだな.... （それにこの人は優しそう） どうしてこんなところに？」
エア「....実はね」
　　〜説明 終わり
クルラ「ひどい....ねえ エア、僕とは別にもう一人 住んでいる幽霊がいるんだけどここに住んでみない？」
エア「でもご迷惑が....」
クルラ「大丈夫！もう一人も幽霊だし！どんなすごい魔女でも一瞬でここに来ることはできないよ！」
エア「じゃあ お願いします」
クルラ「う、うん\\\」

〇怪しげな山小屋
　　あの後エアはクルラにより様々な部屋を案内され
　　最後に他に住んでいる幽霊を紹介されることになった
ソリア「ん？クリラどうした....って何この美人!?」
　　説明
ソリア「私はソリア！クリラの姉だよ！・・・・大変なことがあったみたいだけど家だと思ってゆっくりしてってね！」

〇洋館の玄関ホール
　　一方兵士が帰ってきた後
継母「エアは殺せたか」
暗殺者「はいもちろんでございます、こちらが 心臓です」
　　狩人は心臓が入っている宝箱をまま母に差し出した
　　実はこれには カラクリがあり この心臓は彼が友達からもらったイノシシの心臓であった
　　ただその心臓を見たまま 母はすっかりと信じ込んで、このことを言ったら消すと言う脅迫をしてから就職先とお金をあげた

〇貴族の部屋
　　一方 エアたちは１ヶ月もの間３人、この家で暮らした
　　だけれど その間に魔女はエアが生きていることを突き止めた
継母「鏡よ鏡！世界で一番美しい女は誰だ！」
「エアでございます」
継母「あいつは死んだはずっ！生きていて一番美しいのは誰だ！」
「エアです、エアは２人の幽霊と森の奥で暮らしています」
継母「あの兵士め、よくも騙したな もういい自分で行く」
　　彼女はそう言うと自分の部屋から出て公爵邸の近くの小屋へ入った
　　その小屋に魔女が呪文を唱えると地下室が開け 様々な 魔道具が見えた

〇古生物の研究室
継母「鏡よ、我が見た目を終わると思わぬほど美しさを取り除け、」
継母「これで良い、そして....」
継母「忌まわしい小娘に食べさせる ケーキを....忌々しい小娘に食べさせる毒のケーキを！」
　　そう 唱えると彼女の目の前には美しいケーキができた
継母「確かこの毒の魔法で生き返れる手段があった.... 確か....王子様とキスをする、そんなことはない、 死んでるんだから」

〇怪しげな山小屋
エア「ラーラー」
　　ある日 エアが鼻歌を歌いながら ほうきを動かしているとめったにならないドアのノックがトントンと鳴らされた
エア「は一い！」
継母「失礼します....私は 菓子売りをやっていてね、お嬢さん ひとつ 試しに食べてみないかい？」
エア「よろしいんですか？」
継母「もちろんだよ 是非食べて欲しくてね」
エア「分かりました」
　　彼女はニコッと 微笑むとそのケーキをパクリと食べた
エア「うっ....」
　　魔女の魔法により彼女は倒れやがて死んでしまった

〇怪しげな山小屋
クルラ「ねえ エア！エア！」
　　エアはいつまでも目覚めません
クルラ「僕は見た目も子供だし精神もそっちに引っ張られてるから言えなかったけど 僕エアのこと好きなんだ....だから起きてよ！」
ソリア「エアぁ....」
クルラ「....」
　　クリラは最後と自分の心を諦めようと エアにそっと口づけをした
　　すると たちまち、エアは目覚め、クリラとソリアは元の姿となって この場で生き返った、

〇洋館の玄関ホール
　　あれから時が経ち 王妃が 魔女だと知り渡り処刑された後
　　クリラとエアは結婚して２人とソリアたちは幸せに暮らしましたとさ
　　継母の娘たちは母の悪行を知り こうならないようにと思いながら国外で幸せに暮らしましたとさ