The Justice Twins

どんぐり

英語部セミナー(脚本)

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〇シックなリビング
  7月下旬のある朝。二人はこの日から英語部のセミナーに出掛けることになった。
江川るり子「英語部セミナーの準備はこれでばっちりね」
江川和美「英語でのプレゼンテーションも頑張るわ」
江川和樹「パワーポイントは学校の授業でも使い方を習ったから大丈夫さ」
江川るり子「じゃあ、二人とも気を付けてね!」
「行ってきます!」

〇駅の出入口
江川和樹「集合場所は学校の近くでマイクロバスで行くんだったね」
江川和美「そうね。マイクロバスで町はずれのセミナーハウスに行くとか言ってたわ」
江川和樹「そろそろモノレールが来るから、急ごうか」
江川和美「そうね」

〇改札口前
  二人はモノレールに間に合うように改札へと入っていく。
江川和美「そろそろモノレールが来るわね」
江川和樹「そうだね」
  二人は急いでホームへと向かっていった。

〇学校の校門
  やがて二人は高校に到着した。彼らはそこから貸し切りバスでセミナーハウスに向かうのだ。
「おはようございます!」
河野沙織「おはよう二人とも。ちゃんと来たのね」
林博也「今日から3日間のセミナーだ。しっかり勉強して英語力ブラッシュアップしろよな」
「わかりました!」
  一行は時間通りに来ていた。
井口文「それではバスに乗り込みますよ!」
  一行はバスに乗り込んだ。
井口文「今からマイクロバスで高速道路を経由してセミナーハウスに向かいます!」

〇森の中のオフィス(看板無し)
  やがて車は町外れのセミナーハウスに到着した。
井口文「到着したわよ!今回のセミナーで使うセミナーハウスはここよ」
小山田淳「ここでやるんですねぇ」
江川和樹「自然の中だからストレスなくセミナーができますね」
井口文「しっかり勉強して英語でのプレゼンをしてもらう予定だから、頑張ってね」
「わかりました!」
  メンバーは早速セミナーハウスへと入っていった。

〇説明会場(モニター無し)
  中に入ると、早速オリエンテーションが始まった。
井口文「この3日間の英語部セミナーでは、英語力のスキルアップ向上を目的として英語でプレゼンテーションをしたりしてもらいます」
林博也「解りました」
井口文「このセミナーにおいては、2学期に行われる文化祭での英語劇の練習も兼ねております」
小山田淳「文化祭は9月ですね」
浦和ゆり「初めての文化祭なので頑張ります!」
江川和樹「英語でのプレゼンテーション、頑張ります!」
井口文「大いに頑張ってくださいね」
江川和美「はい!」
  オリエンテーション終了後、早速練習がスタートした。
  練習のほうは順調に進んだ。
井口文「それでは昼食の時間になりましたので食堂に移動しましょう」
  一行は食堂へ移動した。

〇おしゃれな食堂
  セミナーハウスの食堂にて。
河野沙織「どう?少しは腕を磨けた気がした?」
江川和美「はい!プレゼンテーションも文化祭も楽しみです!」
江川和樹「このセミナーキャンプで思いっきりブラッシュアップできるよう頑張ります!」
河野沙織「プレゼンテーションのテーマは決まったの?」
江川和樹「もちろん決めてあります」
江川和美「明日の夜を楽しみに待っていてくださいね」
  食事を楽しむ和樹たちだった。

〇説明会場(モニター無し)
  昼食後。プレゼンテーションの準備と文化祭への打ち合わせを続ける和樹たち。
林博也「俺はあのジャスティスツインズをテーマにする予定だよ」
江川和樹「あの二人をご存じなんですか、先輩?」
林博也「ああ。あの二人はすごいぜ。あらゆる事件をあっという間に解決しちゃうんだから!」
太田春奈「先輩、私も知ってます。ちなみに私は好きな漫画作品について書く予定です」
江川和美(私も何か考えなくちゃ!)
  ノートパソコンを使用してプレゼンの文章を作る面々。
江川和美「私はあれにしてみるわ!」
  和美もアイデアが浮かんだようだ。

〇おしゃれな食堂
  夕食の時間になった。
林博也「プレゼンの内容は決まったのか?」
江川和樹「和美と共同で僕たちの住んでる町について話す予定ですよ」
江川和美「先生も許可してくれました」
林博也「ジャスティスツインズの件に関することについて発表する予定さ、俺は」
江川和美「あの二人は有名ですもんね」
江川和樹「あの二人にも伝えますね」
  夕食に舌鼓を打つ面々。

〇おしゃれな廊下
  夕食後。彼らは入浴して就寝することに。
江川和樹「それじゃあおやすみ、和美」
江川和美「おやすみなさい、兄さん」
江川和樹「この3日間で事件が起きないといいね」
江川和美「そうね。夏休みは家族旅行だってあるし。お父さんが言ってたわ」
江川和樹「しかも親戚で行くんだもんね」

〇シックなリビング
  数日前。
江川勝「お盆休みは親戚一同で旅行に行くぞ!」
江川るり子「そうね。今年はどこへ行こうかしら?」
江川和美「海外旅行に行きたいっていとこが言ってたわ!ハワイに行きたいんですって! しかも私たちまで誘ってくれたの!」
江川和樹「いいね!僕たちも初めての海外旅行に行きたいよ!」
江川勝「そうだな!行くか!」
「やったぁ!楽しみ!」

〇おしゃれな廊下
江川和樹「そうだね。お盆休みが楽しみだね!」
江川和美「そうね。おやすみなさい!」
江川和樹「おやすみ、和美!」
  二人は就寝することにした。

〇おしゃれな食堂
  翌朝。
河野沙織「おはよう」
「おはようございます!」
河野沙織「昨日のニュース見た?偽造硬貨事件の犯人グループが検挙されたってやつ」
江川和美「それ見ました!」
河野沙織「「ブライトネス」という組織が事件解決に協力してたらしいの」
江川和樹「すごいですね!」
江川和美「でもお金の偽造は決してあってはなりませんね」
江川和樹「暴力団の運営資金にもなってますしね」
河野沙織「そうね。私たちも気を付けましょう!」
  朝食を食べながら昨日のニュースについて話す和樹たちだった。

〇説明会場(モニター無し)
  朝食後、面々はさっそく作業に励んだ。
江川和美「兄さん、ここはこんな感じで書いてみるといいわね」
江川和樹「そうだね。アニメーションとかも入れてみようか」
井口文「順調?」
太田春奈「もちろんです!」
江川和樹「僕は妹と一緒に発表する予定なんです」
江川和美「テーマは「自分たちの住む街」にしました!」
井口文「完成したら見せてくださいね」
「わかりました!」

〇おしゃれな食堂
  昼食の時間になった。
井口文「いよいよ今日の午後発表よ。準備はできてる?」
江川和樹「もちろんですよ!」
江川和美「発表を楽しみに待っていてください」
井口文「明日は朝食後にここを出発するわよ。忘れ物しないでね」
  スケジュールをチェックした二人だった。

〇説明会場(モニター無し)
  やがて発表の時間となった。
林博也「こんな感じでジャスティスツインズは事件を巧みに解決しています。以上です。(英語)」
井口文「それでは江川さん兄妹。お願いします」
「それではこれから紹介します、自分たちの住んでいる街を。(英語)」
  2人はスラスラと説明していった。
江川和美「というわけで、私たちの住む街はとても魅力的な街です。(英語)」
江川和樹「以上です。ありがとうございました。(英語)」
  発表は滞りなく進んだ。

〇おしゃれな食堂
  夕食の時間になった。
太田春奈「我ながらいい発表ができた気がするわね」
井口文「すごく良かったですよ」
林博也「2人とも良かったぜ」
「ありがとうございます!」

〇森の中のオフィス(看板無し)
  外に出た一同は花火を楽しむことにした。
河野沙織「夏の醍醐味ね、花火って」
林博也「そうだなぁ」
江川和美「今回のセミナーでいろんなことを学びましたが秋の文化祭も楽しみですね、先輩!」
河野沙織「文化祭をもって私たち3年生は引退だからしっかり受験勉強しなきゃいけないのは事実ね」
江川和樹「そうですね。僕たちも頑張ります!」
窪田和樹「僕は2年生ですが今後も頑張っていきますよ、先輩!」
河野沙織「期待してるわ」
  花火を楽しむ面々だった。

〇森の中のオフィス(看板無し)
  翌朝。
窪田和樹「忘れ物はないかな?」
江川和美「きちんと確認しましたよ!」
江川和樹「今回のセミナー、ためになりました!」
井口文「それでは今からマイクロバスで学校へ向かいますよ!」

〇学校の校門
  やがてマイクロバスは学校へ到着した。
井口文「それではこれで解散です。お疲れ様でした!」
  お疲れ様でした!
江川和樹「うちに帰ろう。帰ればお昼ご飯だよ」
江川和美「そうね」

〇シックなリビング
「ただいまー!」
江川るり子「お帰りなさい。昼食できてるわよ」
  昼食に舌鼓を打つ和樹たち。
江川るり子「セミナー、楽しかった?」
江川和樹「いいセミナーになったよ。秋の文化祭に関する話もしたんだ」
江川和美「英語劇をやるのよ。プレゼンテーションでは、私たちの住んでいる街について話したのよ」
江川るり子「いいセミナーになったようね」

〇部屋の前
  昼食後。
江川和樹「それじゃ、午後は勉強に励もうか」
江川和美「そうね。今回は何事もなくて良かったわ」
江川和樹「でも油断は禁物だ。いつまた事件が起きたりダークカンパニーが襲うかもわからないしね」
江川和美「そうね。しっかり警戒していきましょう!」
  ジャスティスツインズよ、勉強と警戒を決して今後も怠ってはならない。
  次回に続く!

次のエピソード:出し子を捕まえろ

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