1章-10.橘貴也④(脚本)
〇おしゃれな教室
橘 貴也(今は真夏だ!!!!!!)
橘 貴也(耐えようのない暑さのため、数台ある扇風機を色んな角度から使うことで涼しくなった・・・)
橘 貴也(ユナもとても大満足のようだった・・・)
橘 結奈「タカ兄!!!! ありがとう!!!!」
橘 貴也(そういってまた突っ伏してしまった!!)
橘 貴也(少しでも体調良くなると良いが・・・)
橘 貴也(そんな俺はこの教室を住みやすいように改造を始めた!! まず、出入口の補強だ!!)
橘 貴也(カーテンのない全ての窓に、ブランケットを使って防ぎ、2つある出入口の内1つはテーブルや椅子で完全に塞いだ!!)
橘 貴也(なるべく物音を立てずにヤツらが徘徊していない隙を狙って作業したので、かなり時間がかかってしまった!!)
橘 貴也(なるべく物音を立てずにヤツらが徘徊していない隙を狙って作業したので、かなり時間がかかってしまった!!!!)
橘 貴也(というのも・・・ 数分に1~2体はヤツらがこの教室を通るのだ・・・)
橘 貴也(俺は内心ヒヤヒヤ、ビクビクしながら作業していたのだ・・・)
橘 貴也(この教室は防音対策はされていると聞いたことあるが、完璧では無い・・・はずだ。!!)
橘 貴也(ヤツらと目があったときは焦ったが、反応はなかった・・・)
橘 貴也(多分ミラーガラスだったのかもしれない・・・)
橘 貴也「くそっ。俺の努力が・・・・・・」
橘 貴也(次に、ホワイトボードや提示ボードを使って仕切りを作った!!)
橘 貴也(テーブルや椅子、ブランケットを使って、眠る場所と、団欒で使う場所という環境を作り上げた!!)
橘 貴也(その後・・・)
橘 貴也(ふと目に入った黒板近くにあるテレビの配線を弄ってテレビが見れるようにしたのだ・・・)
橘 貴也(ひと段落着いたので時間を確認してみると作業開始してから、3時間近くたってたようだ・・・)
橘 貴也「・・・思ったより時間かかってたな!!!!」
橘 貴也(とりあえず無事、環境が整えられたことに安堵していた・・・)
橘 貴也(そして・・・ 椅子に座りながらテレビを見ていたら気づいたら眠っていたのだった・・・)
〇おしゃれな教室
橘 貴也(俺はだいぶ寝ていたらしい・・・)
橘 貴也(携帯で時間を確認すると夜中の2時は過ぎていた!!!!)
橘 貴也(テレビを消音でつけていたが、相変わらずニュースでヤツらに関しての報道をしていた・・・)
橘 貴也「・・・思ったより寝ていたみたいだ・・・」
橘 貴也(小腹がすいたので、お茶とお菓子を取ろうるため動こうとしたら、ずっと突っ伏して寝てると思っていたユナがバッと顔を上げた!!)
橘 結奈「タカ兄!! スマホが圏外になっちゃってるの!! さっきまで使えたのに!」
橘 貴也(あまりの勢いにさすがの俺もちょっとビビったが、気づかれないように取り繕いながらスマホ確認する・・・)
橘 貴也「本当だ!!俺のも圏外になってるな・・・」
橘 結奈「ユウトが居なくなっただけでも苦しいのに・・・!!!!」
橘 結奈「父さん、母さんとも連絡取れなくなるなんて・・・・・・!!」
橘 貴也(ユナは、悪いことが続くこの状態に耐えられないようだ!!!!)
橘 貴也「不安なのは俺も同じだ。 とりあえず、今は義父さん、母さんが大丈夫なことを信じるしかない!!」
橘 貴也「ユウトを探すのは、もう少し対策考えてからにしよう! ゾンビが蔓延ってる外は危険すぎる!!」
橘 結奈「た、タカ兄!!!! そうだよね。ごめん。 ・・・・・・ありがとう!!」
橘 貴也(俺はユナの頭を撫でた!!)
橘 貴也「いや。この状況じゃ無理もない。 お腹は空いてるか?」
橘 結奈「・・・。今は食欲ない。 飲み物あるかな?」
橘 貴也「あぁ。お茶持ってこよう!!!!」
橘 貴也「はい!!お茶!! 念の為近くにお菓子も置いとくよ!!」
橘 結奈「ありがとう・・・!!!!」
橘 貴也(その後、ユナはお茶を飲んだ後、俺の作ったベッドもどきの場所で横になって眠りについた!!)
橘 貴也(俺は、テレビで情報収集したり周りの様子を観察していた・・・)
橘 貴也(テレビは相変わらず現状について暴動をしているが、状況はあまり良くなさそうだ・・・)
橘 貴也(外では・・・)
橘 貴也(ゾンビに追いかけられている生者たちが小学校の前を走りながら通り過ぎていったり・・・)
橘 貴也(学校に入る前にゾンビの仲間になっていたり・・・)
橘 貴也(学校の中に入っても悲鳴が聞こえ、そのままゾンビの仲間になっていたり・・・)
橘 貴也(俺たちのいるこの教室に辿り着ける人は居なかった・・・)
橘 貴也(今後どうするべきなのか・・・)
橘 貴也(この状況で耐え忍ぶことができるのか・・・)
橘 貴也(全くいい案が浮かぶことがないまま、また気づいたら眠りについていた・・・)