食べちゃダメ!(脚本)
〇草原の一軒家
ヨミ「ふぅ〜ようやく着いた〜」
私、郵便配達のお仕事をしてます!
今回は随分と遠い住所に配達です!
???「あ!ヨミちゃ〜ん!」
メル「いやいや奇遇だねぇ〜」
ヨミ「メルちゃん!」
ヨミ「メルちゃんも配達のお仕事?」
メル「そうだよ〜!いや〜遠くて大変だよ〜」
ヨミ「人里からだいぶ離れてるからね」
ヨミ「こんな人のいない場所に 住んでるなんて、きっと寂しいよね・・・」
メル「そうだね〜!早く届けてあげよ〜」
ヨミ「あれ・・・?」
メル「ヨミちゃん、どうしたの〜?」
ヨミ「郵便受けがない・・・」
メル「ありゃりゃ〜じゃあ直接届けないと~」
ヨミ「そうだね・・・!」
ヨミ「すみませーん!郵便ですー!」
???「はーい」
???「いや〜こんなところまでご苦労様です」
ヨミ「ヤ、ヤギさん!?」
八木さん「そうです!八木です!」
メル「ね、ねぇ〜ヨミちゃん〜?」
ヨミ「どうしたの?メルちゃん?」
メル「ヤギさんってことは・・・ お手紙、食べられちゃうんじゃ・・・」
ヨミ「えぇっ?さすがにそれは・・・」
八木さん「実は私、今お腹がペコペコで・・・」
メル「ほら〜!聞いてもないのに お腹ペコペコとか言ってるよ〜!?」
ヨミ「ど、どどどどうしよう! せっかくお手紙持ってきたのに!」
メル「あっ!私、ポケットに飴入ってるよ〜!」
ヨミ「それだ!八木さんの口を塞いでしまえば!」
八木さん「あのう、お手紙は・・・」
ヨミ「八木さん!お腹空いてるんですよね!?」
ヨミ「飴あるので良かったらどうぞ!」
八木さん「これはこれはご親切に」
メル「はい〜どうぞ〜!」
八木さん「おぉっ!ありがとうございます!」
噛んだーっ!?
八木さん「いや〜甘くて美味しいですねぇ」
メル「どうしよう〜!もう飴食べ終わってるよ〜!?」
ヨミ「まさか噛むタイプだったとは・・・!」
八木さん「あのう、そろそろお手紙を・・・」
ヨミ(何か使えそうな物・・・ お手紙以外の紙とか・・・)
ヨミ(こ、これだ・・・!)
ヨミ「八木さん!どうかこれで許してください!」
八木さん「えぇっ!?ど、どうしたんですか!?」
ヨミ「す、少ないですか・・・?」
八木さん「いや、そういう問題ではなくて!」
ヨミ「うわっ!突風!?」
ヨミ「お、お手紙が〜!?」
八木さん「ヘンピナ地 八木様・・・」
八木さん「おぉっ!これです!私宛のお手紙ですぅ!」
八木さん「では、いただきまーす!」
ヨミ「八木さん!やめてください!」
八木さん「えっ」
ヨミ「そのお手紙には、八木さんへの 想いが込められているんです!」
ヨミ「お願いですから食べないでください・・・!」
メル「うえぇ〜ん!八木さん〜!食べないでぇ〜!」
八木さん「えぇっ・・・!?」
八木さん「ご、誤解です・・・!」
八木さん「ちょっとこれ読んでください・・・!」
八木さんへ
とっても美味しいお手紙を送りました。
よく味わって食べてくださいね。
かしこ
ヨミ「え・・・?」
八木さん「これ食用のお手紙なんです・・・」
・・・・・・
ヨミ「え、えっとぉ・・・」
ヨミ「お手紙が届けられて良かった・・・!」
メル「そうだね〜!」
2人のお仕事はこれからも続く・・・
可愛い雰囲気のストーリーで、見ていてとてもほっこりしました!
イラストも表情豊かで、ヤギさんに飴とかお札をあげるのも可愛らしかったです。
どんなオチになるのかと思いましたが、まさか食用のお手紙だったとは……!
いいですねぇ〜、ほんわかして思わず顔もゆるみます☺️
ほっこりかわいい雰囲気でいいですねー✨
ヤギだからって手紙なんか食べないよ!的な話かな?…と思ってましたが、むしろ普通に食べるからちゃんとそれ用のサービスもあるんですね…😂
トリコンの子達、かわいいですよね☺️ 見るだけでかわいいのに、実際動かすとかわいさが無限に湧いてくるのが本当にすごいですよね…😇