「朗読の時間」第4回(脚本)
〇英国風の図書館
朗読の時間
〇屋敷の書斎
芦川良子アナウンサー「こんばんは」
芦川良子アナウンサー「誰にでもあろう、心に残る一文を紹介していただく、朗読の時間」
芦川良子アナウンサー「今回は作家、鹿野真利亜さんにお越しいただきました」
芦川良子アナウンサー「それでは朗読していただきましょう。 ご祝儀袋のお札の向きと外包みの包み方」
鹿野真利亜「はい」
鹿野真利亜「ご祝儀袋のお札の向きと外包みの包み方」
鹿野真利亜「水引きを丁寧にはずし、 外包みを開きます」
鹿野真利亜「中袋の表に金額を、 裏面に自分の住所と名前を書きます」
鹿野真利亜「お札の肖像画が表になるように、 中袋にお札を入れます」
鹿野真利亜「中袋の表と、 外包みの表を合わせて包みます」
鹿野真利亜「外包みを折る際は、 運が上がるようにという願いを込めて、 折り返す下の部分を上の部分に重ねます」
鹿野真利亜「水引を丁寧にはめて、 自分の名前を書いた短冊を差し込みます」
芦川良子アナウンサー「ありがとうございました」
芦川良子アナウンサー「鹿野さんはなぜ、この一文を選ばれたんでしょうか?」
鹿野真利亜「はい 私は若い頃からずっと、 「なんて自分は不運なんだろう」 そう思いながら生きてきてたんです」
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