願い事と選択肢(脚本)
〇月夜
戸上 順子「久しぶりね・・・」
三富青「ああ、廃校になった学校に来るなんて思わなかったよ。 10年ぶりか・・・」
戸上 順子「今日が夏美の命日なのよね・・・」
三富青「そうだな。みんなでここで会った帰りに夏美は車に轢かれて・・・」
戸上 順子「よしましょう。夏美が嫌がる・・・」
三富青「でも、もしまた夏美に会えるなら・・・」
戸上 順子「夏味の言ってた七不思議のこと?」
三富青「そう・・・。この学校の屋上で夏の大三角形に願うと。その望みが叶うんだ・・・」
戸上 順子「本当にあの子って、おかしなこという子だったわよね・・・」
三富青「本当。その七不思議だって、知らないお兄さんに教えてもらったとかさ。 本当に訳わかんねえよ・・・」
戸上 順子「試してみる・・・」
三富青「まさか、夏美に会えるとでも・・・」
戸上 順子「うん。会いたいよ・・・」
三富青「俺もだ・・・」
〇星座
そっと、俺と順子は空を眺める。
そこには夏の大三角形が光り輝いていた。
〇星座
おれは、夏美に──
もう一度会いたい場合は真実の章へ
俺たちの運命を変えたい場合は時の章へ
進んでください。
そこに、それぞれの選択肢の答えがあります。
ゲームブック形式なんですね!
完結まで頑張ってください😃
まさかの選択型ノベルなんですね……!
執筆頑張ってください!