ミツルの守護者

鶴見能真

No.1ep戦後の入浴1(脚本)

ミツルの守護者

鶴見能真

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〇西洋の大浴場
  先の戦いの後
  ある住居の浴場
「いえぇーい!! ひろーい! お風呂ですー!」
  戦いの疲れを癒す為に皆で入浴する事となった。
  協議の結果、まずは子供達と男性陣が入る事となった
  一部人見知りがおり女性陣との混浴は難しく、しかし大人と入りたがる者もおり、父親と共ならば平気という事で今に至る
ミツル「元気だねー」
オスカー「あー、・・・鬱陶しいぜー」
ゼロ「ニイさん以外と良い体してますね・・・」
オスカー「──何だよ気色悪い! ベタベタ触んじゃ無え!」
カイ「あ、ホモだー!」
ハナ「お、男の人同士で──!?」
ユキ「良い時代になりましたねー」
オスカー「おい! ヤメロ! ガキどもが見てんじゃねえか!?」
ゼロ「良いでは無いか、減る物でもあるまいし・・・?」
ミツル「・・・でも2人共パートナーいるから不倫だよね?」
「──!?」
ハナ「──そんな、パパ! ママやあたし達がいるのに他の人と!?」
ユキ「それはイケナイ恋ですわ!!」
カイ「このクズオヤジ!!」
ゼロ「──はあぁー、私は何と言うことを!?」
オスカー「──ヤメロ! 誤解すんじゃねえ!?」
ミツル「正に不倫男の言い訳だね」
オスカー「ちげーよ!」
ハナ「スン・・・グズン──。ママー、パパが浮き輪したー」
  ハナは防水カバーをした携帯を取り出し母親に掛ける
カイ「ちげーよ! ”うわき”だ”うわき”!!」
ミツル「・・・ (わあ! 流石親子、怒り方そっくりだな)」
ハナ「うん、間違えた。うわきー・・・」
ユキ「スンスン、きんだんの恋ですわ・・・」
オスカー「──って何やってる!?」
ハナ「──スン! ママがパパに代われって・・・」
オスカー「──チッ!」
  不機嫌に舌打ちするオスカーは嫌々携帯を受け取る
オスカー「──あー、オレオレ、オレだけど?」
カイ「──こんな時にオレオレサギかよ!?」
妻「・・・お前、私が”産後で”弱ってるから子供達連れて遊ばせてると思ったら放っといて不倫だと?」
オスカー「・・・あー、説明面倒くせー」
妻「どう落し前つけるつもりだ?」
オスカー「・・・だからな」
ミツル「”マハ”、ちょっと”アレ”取って?」
  湯に浸かるミツルはオスカーの携帯を指す
ゼロ「・・・はい」
オスカー「だからな・・・。──ってオイ!?」

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