校則大戦

中村朔

第3話「狙われたKランク! 下着泥棒を捕まえろ!」(脚本)

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〇中庭
女生徒1「キャー! カスセブンよー!」
女生徒2「遅れてるわね、 今はカスファイブって言うのよ」
女生徒1「キャー! カスファイブよー!」
天王寺修徳「フフ、大人気だな」
天王寺修徳「でも情報が古いぜ。 二中の二宮はテストの答案を盗もうとして 退学になったから今はカスフォーだ!」
女生徒2「話しかけるんじゃないわよ!」
女生徒1「キャー! バカが伝染るわー!」
天王寺修徳「・・・うう」
三上大和「悪い意味のキャーでしたね」
菅原筋太「お嬢様は残酷だな!」
天王寺修徳「くそっ、これも新聞部が ありもしない記事を書くからだ!」
天王寺修徳「机の中でパンをカビさせただの、 鼻くそをほじって食べただの」
天王寺修徳「小学生じゃあるまいし 今はしてないっつの!」
三上大和「昔はしてたんですね」
菅原筋太「しかし何で急に俺たちのことを 書き出したんだろうな!」
天王寺修徳「校長の嫌がらせに決まってんだろ。 地味なことしやがって」
樋口ユウナ「あ〜ん〜た〜!」
天王寺修徳「ん?」
天王寺修徳「いきなりビンタですか・・・」
樋口ユウナ「見損なったわ! エロだけど人の道だけは 踏み外さないって信じてたのに!」
天王寺修徳「急に何だよ!」
樋口ユウナ「女子寮で起きてる連続下着泥棒の犯人、 あんたですって!?」
天王寺修徳「はぁ!? 知らないっつの!」
樋口ユウナ「でも今週の学校新聞に書いてあったわよ」
天王寺修徳「校長の策略だよ! 最近の嫌がらせっぷり 見てればわかるだろ!」
樋口ユウナ「ほんとにぃ?」
天王寺修徳「さっき信じてたって言ったくせに」
樋口ユウナ「ま、信じてあげるわ。幼馴染のよしみで」
栄子「じゃあ犯人は誰かしら・・・」
天王寺修徳「そちらは?」
樋口ユウナ「クラスメイトの栄子。 さっき連続下着泥棒って言ったでしょ? 栄子、下着を何度も盗まれてるの」
天王寺修徳「何度も? ちなみにお前は?」
樋口ユウナ「私? 盗まれたことないけど」
天王寺修徳「犯人とは趣味が合いそうだ」
樋口ユウナ「殴るわよ!」
天王寺修徳「殴ってから言うなよ・・・」
三上大和「でも、このままじゃ僕らが下着泥棒って ことにされかねませんね」
天王寺修徳「校長ならやりかねないな。 なんせあの校長ときたら」
校長「私ときたら?」
天王寺修徳「ンガググッ!」
天王寺修徳「な、何か用ですか・・・」
校長「このところ多発している下着泥棒の犯人が いったいどんな顔をしてるのかと思ってな」
天王寺修徳「やっぱり濡れ衣着せにきたよ・・・」
校長「先に言うが犯人は退学だぞ」
天王寺修徳「下着泥棒は退学って校則が既に?」
校長「そんな情けない校則はない! 窃盗犯なぞ校則関係なく即刻退学だ!」
天王寺修徳「だから俺じゃないですって」
校長「すぐにわかるだろう。明日にでもな。 フッフッフ・・・ハーッハッハッハ!」
天王寺修徳「絶対何か仕込んでるぞあれ・・・」
樋口ユウナ「ていうかあんたらが犯人じゃないなら、 この先も下着泥棒が続くわけよね? 困るわ・・・」
天王寺修徳「俺の退学より 自分たちのパンツが大事なんかい」
樋口ユウナ「何とかしてよ。そうすれば あんたらの疑惑も晴れるでしょ?」
天王寺修徳「退学を避けて下着泥棒を見つける 一石二鳥のアイデアか・・・」
樋口ユウナ「何かある?」
天王寺修徳「大和が何か考えてくれるはず!」
三上大和「えっ」

〇学生寮
天王寺修徳「・・・こんばんは。Kランクは現在、 夜中の女子寮を監視していまーす」
菅原筋太「どう見ても変質者だな!」
三上大和「すみません、半日かけて考えたのが こんなアイデアで・・・」
天王寺修徳「お前、考えるのは時間かかるけど いいアイデア出すからな。 見張ってれば下着泥棒が現れるんだろ?」
三上大和「下着泥棒の件が校長の策略なら、 濡れ衣を着せるために 今夜もう1回発生するはずです」
菅原筋太「明日が〜とか言ってたしな!」
三上大和「それにユウナさんの話だと、 犯人には好みがある」
三上大和「調べてもらったら、 複数回盗まれている人が多数いました」
三上大和「たぶん、 犯人の好みの女性が狙われたんだと」
三上大和「そこで盗まれた回数トップ3の人に、 今日パンツを干してもらうよう ユウナさんに頼んでもらいました」
三上大和「そことそこと、あそこの部屋です」
天王寺修徳「ピンク水玉、青シマシマ、白レースね。 オッケー憶えた」
菅原筋太「それ憶える必要あるか?」
三上大和「どこかに現れると思うんですけど・・・ 来ないですね」
天王寺修徳「しかし草むらに隠れて双眼鏡で女子寮を 監視って、見つかったらヤバくね?」
三上大和「別の意味で終わりますね・・・あっ!」
三上大和「栄子さんの部屋のベランダに誰かいます!」
天王寺修徳「黒マスク・・・下着泥棒か!?」
天王寺修徳「!?」
女性の声「誰か女子寮を覗いてるわー!」
天王寺修徳「やべ、見つかった! 逃げろ!」

〇学校の廊下
天王寺修徳「昨日はなんとか逃げ切れたけど・・・ なんだこの学校新聞の記事は」
三上大和「女子寮で覗き発生! 下着ドロと同一犯? 犯人はやはりKランクか・・・」
天王寺修徳「くそっ、決めつけやがって!」
三上大和「覗きは僕らですしね・・・」
樋口ユウナ「・・・状況悪くなってるじゃない」
校長「覗きに下着泥棒・・・そうかそうか。 そんなに退学にして欲しいか」
天王寺修徳「・・・来たよ」
校長「目撃証言もあるらしいぞ? なあ、新聞部?」
新聞部部長「ええ、目撃者の話だと覗き犯は Kランク生徒に似てるとか」
天王寺修徳「お、俺たちじゃありますん」
新聞部部長「まあ、学内掲示板で情報を募れば すぐわかりますよ」
新聞部部長「あそこは信頼できる匿名情報の 宝庫ですからねぇ ・・・ひひひ」
天王寺修徳「自作自演する気満々だな・・・」
校長「しかし生徒たちの不安もあるし、 あまり長引かせたくはないな」
校長「よし、校則追加だ! Kランクは今日中に 嫌疑を晴らせなかったら退学!」

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コメント

  • 物凄く
    面白かったです❣️
    1話目より2話目より
    断然面白くなってると思います🩷
    主役の少年も頭良くて可愛いしメカクレ大和君も良いですね🩷
    まだ3話までしか読んでないけど
    続きも読みます🩷🤣ノシ⭐︎⭐︎

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