本性(脚本)
〇女の子の部屋(グッズ無し)
死霊「・・・・・・」
後輩A「ねえ、ねえ!!もうすぐそこまで来てるって!」
幽霊が後輩の家の窓に手を添えてじーっと見つめていた
後輩A「私たち殺されるんだああ!嫌だ・・・・・・まだ、まだ死にたくない!」
霊がニコッと笑った直後、窓から姿を消し後輩の目の前に現れた
後輩A「い・・・やだ・・・お願い‥だ、誰か助けて!」
すると、その後輩は壁際に追いやられる
もう取り返しがつかないと今になって後悔するリーアにはもう何もできない
後輩A「いやだ!手掴まないで!!お願いです、殺さないで・・・・・・なんでもしますぅ!なんでもするからあ」
死霊「・・・♪」
いつのまにか霊は縄を手にしていて、後輩の四肢を拘束し始めた
後輩A「ね、ねえ!!やめてよ!私をどうする気なの・・・嫌だ痛いことしないでお願い痛いのは嫌だっ!」
死霊「っ!」
後輩の必死な願いを無視して、ベタベタとその体を触り始める
後輩A「え、ちょっ・・・やめ、何してんのぉ!!先輩お願いたすけ・・・て・・・」
リーア「ふふっ・・・」
後輩A「先輩・・・?」
そこには一人で足を広げたまま座り込んでくすくすと笑っているリーアの姿があった
リーア「大丈夫だよ、後輩ちゃん」
リーア「あなたはこの幽霊さんと、恋人になるの!体の関係も持つようになるよ♪」
後輩A「・・・えっ、何言って・・・ちょっ!やめ・・・!」
幽霊が後輩の体を抱いては、赤い糸を互いの人差し指に巻き付ける
後輩A「やめ・・・てよ!ねえ先輩お願い目覚ましてこの幽霊追っ払って!怖いってば!」
泣き叫びながら助けを求めていると、幽霊が口付けをしてくる
死霊「・・・♡」
後輩A「か、ききききキスしてきた・・・!な、なんで女の子同士・・・しかもこっくりさんと・・・はむうっ」
今度は長めに口付けをかわす
死霊「♪♪」
後輩A「な、なんで口付け‥まさか…」
後輩A「ね、ねえ!!やめてよ!私をどうする気なの・・・嫌だ痛いことしないでお願い痛いのは嫌だっ!」
後輩A「さっき・・・ああいうお願いしたから触ってきたのかな?だから先輩も・・・?」
後輩A「でも、なんで・・・女の子なのに」
リーア「きづいたんだ!そうだよ、こっくりさんって私たちの言うことに答えてくれる存在だから後輩ちゃんの言うとおりになってくれたの」
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幽霊よりも生きている人間が一番怖いとよく言われますが、このお話でも一番恐ろしくて鬼畜なのはリーアですよね。「いつもいろんな人に遊ばれているから辛かった」こっくりさん。「遊ばれる」の意味も違ってきちゃうような展開でした。
リーアちゃんの怖さがますます増してきました・・後輩は怯えながら、なんとかポジティブな考えでその場をしのごうとしているみたいですが、最終的にどうされてしまうのか!