医療への旅立ち(脚本)
〇貴族の部屋
そうして1ヶ月の
勉強期間が始まった
〇洋館の一室
それぞれの時間を費やし
この国の最新技術までもを記憶した。
〇西洋の城
ジェラン「こんなに荷物いる?!」
お母様「旅ですもの。 私も昔やりましたわ」
国軍長「その服・・・ ジェラン様でおられたのですか・・・」
ジェラン「全然気にしないで!」
ジェラン「タメ口の国軍長さんも可愛いかったから!」
国軍長「恥ずかしく思います」
医師「やるならば、しっかりと頑張るんじゃぞ」
クルン「はい、お言葉ありがとうございます」
ジェラン「うん、頑張る」
メイド長「旅路の安全をメイド一同、 願っております」
ジェラン「ありがとう!」
ジェラン「ジェラン、クルン、」
お母様「いってらっしゃい」
「いってきます!!!!」
僕達は手を振って
城を後にした
〇ヨーロッパの街並み
ジェラン「ねぇクルン、」
クルン「どうかしましたか?」
ジェラン「お城を出たんだし、 クルンはただの友達ってことで 敬語無しにしよ」
クルン「・・・?」
ジェラン「はい、スタート」
クルン「ちょっ・・・!」
〇大衆居酒屋
ジェラン「これが、ラーメン・・・」
クルン「美味しそうでs・・・だね」
「いただきます」
ジェラン「クルン。ワタクシ、死ぬ前に治療法が 見つかると思ってないから、 そうしたらよろしくね」
クルン「そんなこと言わないで・・・」
〇宮益坂
ジェラン「ここも良い技術が学べそう!」
医療の国民A「そこの君たち、迷子?」
クルン「少し、ですかね。 ここら辺で図書館はありませんか?」
医療の国民A「あるよ、でも医学書ばっかで つまらないからやめたておいた方が 良いと思う」
ジェラン「いえ、医学書が読みたいの!」
医療の国民A「あぁ、そうなんだ・・・」
医療の国民A「わかった、案内するよ」
〇図書館
医療の国民A「はい、ここだよ。 それじゃあね」
クルン「ありがとうございました」
ジェラン「さて、あさりますか」
僕はジェランに比べ学習能力が低いから
今日の宿を探すため外に出た
〇宮益坂
クルン「はぁ、危なかった・・・」
クルン「やっぱりその日その日で 宿探すのやめた方がいいと 思うんだけど・・・」
予定が決まってないから無理か、と
心の中で付け足した
クルン「それにしても、このあたりは 医療機関が多いな」
医療の国民A「あ、昼間の少年」
クルン「お久しぶりです」
医療の国民A「あ、あぁ」
クルン「何度も申しわけ無いんですけど、 この国って医療が発展してますね」
医療の国民A「周りと比べるとそうかもね」
医療の国民A「俺遠征したことあるんだけど、 もう少し遠くにあるところの方が 医療の国にふさわしいと思う」
医療の国民A「医療目当てならそっちに行ってみな」
医療の国民A「・・・あの嬢ちゃんも連れて」
クルン「はい! ありがとうございます!!」
医療の国民A「今度こそ、じゃあね」
クルン「良い話聞いちゃった♪」
〇図書館
医療の国の図書整理員「お客様、閉店の時間なんです!」
医療の国の図書整理員「お客様!!」
ジェラン「・・・」
クルン「どうしたんですか?」
医療の国の図書整理員「このお客様が本に 集中しすぎてしまって・・・」
ジェラン「・・・」
クルン「ジェラン様、」
ジェラン「ん?何?」
医療の国の図書整理員「あの・・・ 閉店時間でして・・・」
ジェラン「わぁぁ! ごめんなさい!」
僕達は風のように去っていった
図書整理員さんはかなり困惑していた