18面 人を助けて(脚本)
〇古い競技場
葵星羽「じゃああたしがケロマで」
星羽さんがケロマ唱えて他の人が攻撃
毎ターン回復かけないともたない
敵の攻撃のしんどさなのか。
俺がかけようと思ってたんだけど、
星羽さんかけてくれるというので
俺は様子見で、
戦闘に参加せずうろちょろしてたら
バック「あと、あなただけですよ」
って、先行った
パーティの攻撃役が戻ってくる。
江藤鉱(もうかー・・・)
江藤鉱(じゃあやれるだけやってみっか)
〇未来の店
ラミネートパックされたものに
口近付けて、
江藤鉱「ナマミィ、ナマミィ・・・」
って、2つ吹き込むんだけど
江藤鉱(何回やっても通らない)
九宝優梨「ちゃんと言ってないもん」
って九宝さんに言われて
尾沢さんがそれを
読み込もうとしてくれるけど通らない。
江藤鉱(口先で言い方変えるとか かっこつけてんだ俺)
江藤鉱(自分の用 たいしてあるわけでもないのに)
新人の子なんか、パッと
尾沢さんのお手伝い入っていって
棚に商品並べたりしてるのに
こっちはかっこつけてるんだ
江藤鉱「・・・尾沢さーん」
江藤鉱(あれ、何聞こうとしてたんだっけ?)
江藤鉱(尾沢さんと似てる名前 区別つかない)
江藤鉱(萩っていうのと荻っていうのも 違うんだよっていうようなことを?)
江藤鉱(それか、みんな 歌うはめになるみたいで)
江藤鉱(十八番 事前に聞かれていて)
江藤鉱(俺『室』って言ったっけ? そのことについてかしらん)
〇備品倉庫
── 帰り、明日の荷物準備は
自転車かごくらいのにまとまっていて、
空の手提げクリアケースもおさまってる。
川浦さんがしてくれたのかな
かいがいしいよな、みんな。
〇簡素な部屋
契約問題というのが出てきます・・・
そして最後は・・・
誰か女性「ほんとにあたしを選んでくれたのね」
誰か女性「うれしい」
誰か女性「別に守ってるわけじゃないんだけど」
黒髪長くてベージュの下着姿で
ベッドでクルッて後ろ向く
ブラジャー取るのかしらん
(俯瞰で見て左側に寝てる)
口も目も大きめ、誰だ
〇教室の教壇
折中珠未「・・・あーもう」
折中珠未「何であたしが書かなきゃいけないのよっ」
江藤鉱「一人しかいないからですよ」
江藤鉱「珠未さんが見ているものを書けるのは」
〇教会の中
いつぞや見た女神様が
みんな集まる教会の花道に現れて
女神「釣り人ー」
女神「ナマミィたちー」
俺を選ぶ?
〇結婚式場の廊下
足先まで大事だから、
紫の光沢あるラメ入り靴
俺が言うのも何だけど履くのかな
つま先丸めの。
(赤の大きい上掛けとかいつも着てるのに
紫へ向かうのかね)
〇沖合
『龍はことほぐ』
という大傑作を残して
結局、生涯唯一の
真似できないものを書くしかない
〇電脳空間
河の音が好きなんだな、折中さん
しっかり手を握って、なれるかな
お風呂覗くとかそんなんじゃないぞ
──人生、
生きて、別れなきゃいけない
だからこそ
棚置きの荷物、整えてスペース作って
わかりやすく置いて、したら
トートバッグに
桃色ハートいっぱい
信号だって、青で
cheerで
ハートのバッグになってるさ
〇簡素な部屋
誰か女性「そうでしょ」
誰か女性「いつもお酒が飲みたくて仕方がない」
俺の酌の?
クリさん?
〇備品倉庫
江藤鉱(白毛の鳥の脚 これ持ってきちゃったけど)
江藤鉱(小道具と一緒に置いてもしょうがない)
江藤鉱(さっきのゴミ箱に突っ込めばよかったな 捨ててくっか)
江藤鉱(・・・豆電球2つある)
江藤鉱(あっ、ソケットの皮とれた)
江藤鉱(剥けたっていうの? (銅色のねじ入れる部分))
江藤鉱(はめ直してポケット入れて 燃えないゴミ箱あったら捨てっか)
江藤鉱(迂闊に横になれんな (ポケットの中で割れちゃう))
尾沢吏帆「江藤くん うちやるからいいよ、ほんとに」
江藤鉱「あ、そっすか じゃあお願いします」
尾沢吏帆「ありがとうっ」
江藤鉱(尾沢さん ほんとにありがとうって言ってくれたな)
江藤鉱(俺の仕事ぶり見て 言ってくれたのかな)
江藤鉱(一人でちゃっちゃやるの (物運んだり動くの))
江藤鉱(したらうれしいな)
江藤鉱「べっぴんの尾沢さん」
そんなこと言うとまたどっかいく
あこがれの謎ネタカード
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♡ 空白
(空っぽなった?)