トゥンク…💗

Tapnoverrrrrrrr

学生の本分は勉強です(脚本)

トゥンク…💗

Tapnoverrrrrrrr

今すぐ読む

トゥンク…💗
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇おしゃれな教室
  わいわいがやがや
レタス(はふ・・・ どうせ私みたいな地味っ子インキャはこのまま学生時代を終えるのだろうな・・・)
レタス(大学生になれば自然と彼氏なんてできるなんてきいたことあるけど、ほんとかな? 最近は交際経験のない人達も急増してるらしいし)
レタス(私もソッチ部類に属する未来しかみえないんだけど・・・)
  タコパは一軍グループの中心でワチャワチャしている。
レタス(今日もカッコイイなタコパくん タコパくんみたいな人と付き合えたら絶対に楽しいだろうなぁ・・・ はあ・・・)
レタス(まあいいや! 学生の本分は勉強だし! 集中集中!)
  帰宅

〇女の子の一人部屋
レタス「ふう・・・ 今日も疲れた・・・」
レタス「ふう 疲れちゃった ヤバ 私めちゃかわいい この姿でタコパくんと会えたらな」
  レタスは小中と可愛すぎるためいじめられた
  そのため、高校ではフードとダサいウィッグをかぶり存在を消しているのである
  とろいうえにヘタレタスはそれに対抗するだけのガッツもバイタリティーも持ち合わせていなかった
  つけられたあだ名はミシシッピアカミミガメ🐢
レタス「ヴィジュアルが良いって女にとって1番有効な天賦の才なんじゃないの!? (少女マンガとか少年マンガなんかで得た知識)」
レタス「全然人生イージーモードにならないんだけどヽ(`Д´)ノ」
レタス「ルックスがアドヴァンテージなんじゃないの!?」
レタス「もしかして私1人の勘違いなのかな・・・ もう自信なくなってきちゃったよ・・・(T_T)」
レタス「( ´Д`)=3」
レタス「にしても・・・ タコパくんのことを考えてるとハートがトゥンクトゥンクしちゃう・・・ これが恋ってやつなのかな・・・」
レタス(トゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンク)

〇明るいリビング
パパ「おーい レタス ちょっとこい」
レタス「トゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンク 何パパ?」
パパ「お前どうした? そんなにトゥンクトゥンクして」
レタス「なに!? 別にトゥンクしてもいいじゃん! パパには関係ない!」
パパ「ああ、そうだな・・・ ところで今日は紹介したいひとがいるんだ。 ほら父さん再婚するかもって言ってたろ?」
パパ「新しいお母さんだ」
義理母「よろしくレタスちゃん」
レタス「あ よ、よろしくお願いいたします」
義理母「ワアシにはせがれがおるんじゃ。 レタスちゃんとは多分同い年ぐらいじゃろうて。 まあ仲良くしたってな❤️」
タコパ「母さんその国名も分からない国の部族みたいなファッションヤメてくれよ・・・ あ、どもレタスちゃん・・・だっけ? よろしく」
タコパ(てか先方のおっさんも変なカッコだなおい 類は友を呼ぶっつうけどマジだな・・・)
レタス「え!? タコパくん?」
  トゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンク
タコパ「え? おれのことしってんの?」
レタス「え? いや、 あ、 いや えっと ワダス達・・・ 多分同じクラスかも・・・」
タコパ「え? レタスちゃんもタラコ高校なの?」
レタス「そ、そうだよ・・・」
タコパ「しかも同じクラス? 君みたいな可愛い子いたっけ?」
レタス「あっ、 いや 私カゲ薄いから・・・」
義理母「なんじゃい お前等おんなじ高校やったんかい まあ仲良うしたれや これからは同じ屋根の下で暮らすんじゃからのう」
レタス「ぱ、ぱぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!?!?!?!?!?」
  まさかの少女マンガとかでよくあるベタベタな展開に驚くレタス

〇女の子の一人部屋
レタス(タコパくんに可愛いなんて言われちゃった(。>﹏<。) パパしか褒めてくれないから自信なくなりかけてたのよね(ToT))
レタス(トゥンク・・・ 私、きっともっと自信もっていいんだ ありがとうタコパくん・・・)
「レタス〜 晩御飯だぞ〜」
レタス「はーい❤️」

〇おしゃれなリビングダイニング
パパ「今日は鍋パーティーだぞ〜☆ タコパくんも遠慮せずどんどん食べてくれ」
タコパ「う、ういっす・・・」
タコパ(でもなんだかんだ、良い人そうで良かった・・・ 色々不安だったけど、なんかうまくやっていけそうな気がするよ・・・)
レタス「お、おまたせ・・・(。>﹏<。)」
パパ(お、レタスの奴いつもは毛玉だらけのダル着のくせに今日は張り切ってんな(笑) タコパくるんがいるからか?)
パパ(からかってやりたいところだが・・・ まあ触れずにおいてやるか・・・)
パパ「タップノベル画面上の登場人物3人までで 4人いるとちょっと色々めんどくさいんだ(´-﹏-`;)」
パパ「だからマミー今はお風呂入っててあとで晩ごはん食べるってことでいいか?」
タコパ「え? あんなパンチの効いた母を控えにして大丈夫なんですか?」
パパ「ああ。 パパとレタスでがんばってみるよ。 な?レタス?」
レタス「う、うん・・・」
レタス(ヤバ 緊張して何も聞いてなかった・・・)
  トゥンク・・・
  いただきまーす!
  モグモグタイム・・・
レタス(ヤ、ヤバい・・・ 緊張して全然食欲ないんだけど・・・ パパ以外の男性とまともに会話したこともないのに)
レタス(しかも好きな人とこんな至近距離でご飯食べるなんでハードモードすぎるよ〜(⁠ ⁠≧⁠Д⁠≦⁠))
パパ「タ、タコパくんは学業の成績が学校1なんだって?」
タコパ「は、はい・・・ まあ・・・ 一応・・・」
  ・・・
レタス(ヤ、ヤバい〜(⁠*⁠﹏⁠*⁠;⁠) 気まずい空気流れてるよ〜💧 顔を上げることすらできない私にはどうすることもできない)
レタス(ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい)
  トゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンクトゥンク
  トゥンクトゥンクトゥンク
  トゥントゥン クッ🎵
  トゥントゥン クッ🎵
  クッ トゥントゥン♪
  クッ トゥントゥン♪
  クットゥトゥン🎶
  トキメキと緊張がボルテージを超えて、トゥンクがビートを刻み始めた。
タコパ「え!? このメロディラインは・・・ ビートルズ!?️」
  トゥトゥンック♪
  トゥトゥンック♪
タコパ「違う・・・ Ben E King だ・・・」
パパ「まさか・・・ レタス・・・ 絶対音感の10万倍すごいといわれるトゥンクトッカーだったのか・・・?」
  昔音楽をやっていたパパはついついリズムに合わせてグラスをチンと鳴らしてしまう。
  もうインストは完成してしまった。
タコパ「やめろ!! やめてくれ!」
  実はタコパの心の奥底に隠していた本当の夢はミュージシャンだった・・・
タコパ「お、おれは もう歌手になる夢は諦めたんだ! 母ちゃんのために・・・ 勉強して、いい会社に入って 恩返しするって・・・」
パパ(タコパくんめっちゃいい子じゃん)
  てやんでいっ!!!
義理母「ガキがつまらん気使うんじゃねぇ! オメーみてえなガキの情けがいるほどワアシは脆くないわい」
タコパ「か、母ちゃん・・・」
義理母「ワアシに気ぃ使うこたぁねえ ワアシを支えてくれる人はもう見つかったやろがい お前は自分のために生きろ 夢を追うんだ」
  トゥンクとグラスの音でもうベースは出来上がっている
  あとはボーカルだけ
タコパ「母ちゃん・・・」
タコパ「When the night has come♪ And the land is dark♪ And the moon♪」
  タコパの歌声、そして素晴らしい歌詞に3人は号泣。
  この日からタコパは文音両道で夢を追いかけていく。
  レタスは吹奏楽部に入部。トゥンクトッカーの才能を活かし、ベースやドラム、ピアノのスキルを身に着けていく
  高校最後の文化祭では2人で作った曲をタラコ高校全校生徒の前で披露した。
  十年後
  タコパとレタスはヒット曲を次々にチャートに送り込む日本を代表するバンドなっていた。
  (5人バンドでレタスはベース)
  音楽で人の心を幸せにすることってとても素敵なことですよね
  トゥンク・・・💕💕💕

コメント

  • なんか読んでるとお腹が空いてくる名前ばかり、と思ってたらワダス達とかトゥンクトッカーとか今度は面白すぎて腹イタイになった。ラストの尺が足りなくて慌てて畳み掛ける感じの成功談もツボでした。

  • トウンク、トウンク・・・とても可愛い響き! 無理して可愛くなろうとしている子もいれば、彼女のように可愛さをひた隠さないといけない女子もいるんですね。恋が実りますように!

  • 私もインキャで影薄くて彼氏なんて出来るわけない高校生活だったのでレタスに共感してたら、まさかのレタスめっちゃ可愛くて羨ましい限りです!😂
    しかも片思いの相手と一緒に暮らすことになるなんて…😍
    楽しみな予感しかしないです😍

成分キーワード

ページTOPへ