それは夢か現か

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それは夢か現か(中編)(脚本)

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〇男の子の一人部屋
鈴木 敦「とりあえず、顔洗ってこようっと」
ロピカ「・・・・・・・・・」
鈴木 敦「おっとっと、そうだった!」
鈴木 敦「一階に降りる前に先に ロピカに餌をあげないとね」
鈴木 敦「おはよう、ロピカ 今日も元気にたくさん食べるんだよ」
ロピカ「トゥルルー♪」
鈴木 敦「よし、今度こそ顔洗ってくるぞ」

〇一階の廊下
  トコトコトコッ

〇白いバスルーム
鈴木 敦「ふぅー、さっぱりした!」
鈴木 敦「さて、ロピカの次は僕の食事だな」

〇一階の廊下
  トコトコトコッ

〇L字キッチン
鈴木 敦「やっぱ朝のコーヒーは美味しいなぁ いくらでも飲めちゃうよ」
鈴木 敦「そう、いくらでも・・・いくらでも!」
鈴木 敦「あれ?いくら飲んでも喉が乾いたままだぞ」
鈴木 敦「おかしい、明らかにおかしい!」
鈴木 敦「何かがおかしい!!絶対おかしい!!!」
鈴木 敦「!?」
鈴木 敦「そういえば、ここ普通に使ってるけど よく見たら実家じゃん!」
鈴木 敦「実家にしては家族がいないのが変だな」
鈴木 敦「というかそもそも僕は一人暮らししてるから 実家にいるはずがない」
鈴木 敦「それにペット禁止のアパートに住んでるから 家の中に階段があるのもペットのロピカがいるのもおかしいぞ」
鈴木 敦「まさかこれも夢・・・なのか?」

〇一階の廊下
鈴木 敦「やっぱ階段あるのおかしいよなぁ でも夢なら顔洗ってさっぱりした時に覚めるはずだよなぁ もしかして俺実家に帰省したかな?」
鈴木 敦「うーん、このままじゃどっちか分からない」
鈴木 敦「よーし、こうなったら二度寝してみよう! そして次覚めた時がきっと現実だ!」

〇男の子の一人部屋
鈴木 敦「やっぱ2階は俺の"下宿先の部屋"だ」
鈴木 敦「1階が実家で2階が下宿先のアパート つまり、これは夢だ」
鈴木 敦「でも夢から覚める方法が分からない」
鈴木 敦「だからこそあえて僕は二度寝をする! そしてこれから見る夢を上書きさせてここから脱出する!」
鈴木 敦「そう! 夢が覚めないなら夢を見ればいい!!」
ロピカ「・・・・・・・・・」
鈴木 敦「ロピカ! 実家で寂しくしてると思うけど、夢の中だけでも会えて嬉しいよ 元気にしてろよ!おやすみ」
ロピカ「トゥルルー♪」
  僕はロピカに別れを告げ
  静かに二度寝をした

〇女の子の一人部屋
鈴木 敦「・・・んん、んー」
鈴木 敦「はっ!」
服部 菜実花(彼女)「あ、やっと起きた〜! もう、誕生日前だからってあんなにはしゃぐからだよ〜!」
服部 菜実花(彼女)「ま、そこがあっくんの可愛いところなんだけどね!」
鈴木 敦(どうやら彼女の菜実花の家で寝ちゃってたみたいだな)
鈴木 敦(誕生日前とか言ってるからデートしながら誕生日祝いするのかな?)
  そう思いながら敦がチラッと壁掛け時計に
  目をやると0時45分を指していた
服部 菜実花(彼女)「あ、そうそう 本当は日付が変わった瞬間に言おうと思ってたんだけど・・・」
服部 菜実花(彼女)「あまりにあっくんが気持ち良さそうに寝てるから起きるまで待ってたの!」
服部 菜実花(彼女)「あっくん、お誕生日おめでとう!!!」
鈴木 敦(あ、僕の誕生日か ひとまずさっきの夢から抜け出せてよかった とりあえずこのまま楽しんでおくか)
鈴木 敦「菜実花、ありがとう! すごく嬉しいよ!」
鈴木 敦「それと、勝手に寝ちゃって・・・ゴメン!」
服部 菜実花(彼女)「いいのいいの、気にしないで! それよりプレゼントがあるの!」
鈴木 敦「え!?いいの?ありがとう!」
鈴木 敦「こ、これは一体・・・」
服部 菜実花(彼女)「あっくん、だーいすき! 愛してるよ〜!!」
服部 菜実花(彼女)「さあ、今すぐ食べて❤️」
鈴木 敦「・・・え??」
服部 菜実花(彼女)「あら?聞こえなかったの? 今すぐ食べて❤️」
鈴木 敦「えーっと、なんでキノコを急に食べなきゃ・・・」
服部 菜実花(彼女)「い・ま・す・ぐ・た・べ・て・❤️」
服部 菜実花(彼女)「って言ってるの!」
鈴木 敦「いや、プレゼントは嬉しいんだけど、 いきなりすぎて困っちゃうよ」
服部 菜実花(彼女)「分かったわ 私のことが嫌いだから受け取らないのね」
服部 菜実花(彼女)「そうなんでしょ??」
鈴木 敦「ち、違うよ!! 今から食べるから!!」
  こうして敦は訳も分からないまま
  赤いキノコを全て平らげた
服部 菜実花(彼女)「あら、全部食べてくれたのね さすが私のあっくん❤️」
鈴木 敦(んぐ・・・く、苦しい あれは本当に食べていいキノコだったのか?)
鈴木 敦(ダメだ、意識が遠のいていく・・・)
鈴木 敦「・・・・・・・・・」
服部 菜実花(彼女)「・・・ふふ」
服部 菜実花(彼女)「あははははははははははははははははははは」
謎の少女「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
服部 菜実花(彼女)「あははははははははははははははははははは」

次のエピソード:それは夢か現か(後編)

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