6.コンビニの駐車場で拾ったのは、喋るタイプの聖剣でした(脚本)
〇コンビニ
愚か者めッ!!
先ほどから黙っていれば
つまらぬモノばかり
切り捨ておってからに!!
男の子「け、剣が・・・!」
女の子「喋った・・・?」
如何にも!
我が名は聖剣────
男の子「キェェェェェェアァァァァァァ!!」
女の子「シャベッタァァァァァァ!!」
そのネタ、ちょっと古くない?
・・・なんかごめん
男の子「キェェェェェェアァァァァァァ!!」
女の子「マタシャベッタァァァァァァ!!」
i'm l○vin' it ♡
男の子「あれっ? 冷めてる系かと思ったら 意外とノリいいんすね(笑)」
・・・
女の子「ほら、そういうパリピみたいな イジり方するから、拗ねちゃったじゃん」
男の子「ごめん・・・」
君たち!!
女の子「また来た」
ゆうしゃ「このあたりに、剣が落ちていなかったか?」
女の子(声がうるせぇ)
ゆうしゃ「なんか、いいかんじの でんせつの、ゆうしゃの 剣なんだが!?!?」
女の子「説明がめっちゃアバウトで草生える」
男の子「でも、それでいて的確っていうね」
男の子(ということは、この人が・・・ 本当の・・・?)
ゆうしゃ「ん・・・?」
ゆうしゃ「うわ!? なんだこれは!?」
ゆうしゃ「し、知り合いがたくさん死んでる!!」
女の子「知り合いがたくさん死んでいるのに 言いたいことはそれだけ?」
男の子「きっとあまりにも語彙力が無い人なんだよ」
ゆうしゃ「それは!!!! ボクの剣じゃないか!! どうして、君がその剣を装備している!?!?」
ほんとうの ゆうしゃが あらわれた!
男の子「えっ、あっ・・・いや・・・ これは・・・その・・・」
女の子「ほら、本当の持ち主っぽい人が 現れたんだから、早く返しなよ?」
ゆうしゃ「そうだぞ!! ほんとうの持ち主っぽいボクにかえせ!!!!」
女の子「自分で『っぽい』って言うなよ」
男の子「いや・・・でも・・・えっと・・・」
あ・・・ああ・・・
ゆ、ゆうしゃが・・・!?
ゆうしゃが・・・
二人・・・いる・・・だと・・・!?
女の子「は?」
⬅ To Be Continued