伝説の聖剣をコンビニの駐車場で拾った件について

IGANTF

5.コンビニの駐車場でイチャついてたら、おそろしい闇の宴に招待されました(脚本)

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〇コンビニ
  コンビニの駐車場
女の子「もうやめて、こんなこと・・・ 私は、あなたに死んでほしくないの!」
男の子「ありがとう でも、まだ死ぬと決まったわけじゃない」
男の子「戦わなきゃ、いけないんだ 僕は・・・」
女の子「どうして・・・ どうして、わかってくれないの?」
女の子「わたしっ・・・」
男の子「わかってる きっと、僕も同じだ」
男の子「君の気持ちは、とても嬉しい 僕も生きて君ともっと永い時間(とき)を 一緒(とも)に過ごしたいと思ってるから」
女の子「それなら────!!」
男の子「それだから!!」
女の子「────!!」
男の子「だから、僕はこの剣を手に戦う」
男の子「君と過ごしてきた、この素晴らしい 世界とその未来を守るために・・・」
男の子「そして────」
男の子「君を守るために」
  ブラァー ボォー ♪
悪の貴公子「ブラァボオゥ・・・ 愛というものは、実に素晴らしい」
  あくの きこうしが あらわれた!
男の子「やっぱり来たか」
女の子「しかも人選とタイミングで めっちゃ空気読んできてて草」
男の子「ぜったい舞台袖のカーテンから 出番のタイミング伺ってましたよね?」
悪の貴公子「フハハ・・・!」
悪の貴公子「散りゆく運命の者が、愛する者へ 想いを告げようとするその瞬間に 横槍を入れては無粋というものであろう?」
男の子「は? なにそれ? は?? 好きとか言ってねーし?? バッカじゃねーの?? は????」
女の子「ヘタレ」
悪の貴公子「ああ・・・実に、実に美しい!」
悪の貴公子「散りゆく運命の者どもが 愛する者と未熟に愛を語らい、想いを抱え そして無残に散っていくこの様────」
悪の貴公子「これほど美しく、愉快なものは無い!! 愉悦!! これぞまさに愉悦ではないか!!」
女の子「悪趣味」
男の子「愉悦部の方でしたか」
悪の貴公子「さぁ・・・! では、宴を始めようではないか・・・」
悪の貴公子「グラスへ人間どもの血を注ぎ、 壁に臓物を飾るのだ!!」
  あくの きこうしが
  やみの うたげを もよおした!
男の子「くっ・・・! お戯れをッ!!」
女の子「ノッてきたな」
悪の貴公子「ハハァッ!! 来い!! ゆうしゃッ!!」
悪の貴公子「イッツ、ショウタァァァイム!!」

  ※お使いのPCは正常です
  ※タップしてね!

〇コンビニ
悪の貴公子「グフッ・・・!!」
  あくの きこうしを ボコボコに
  やっつけた! このひとでなし!!
男の子「地獄へ・・・ ご招タァイム・・・」
女の子「だれうま」
  この愚か者めッ!!
男の子「え、急に何・・・? カルシウム足りてる?」
女の子「え・・・私、何も言ってない・・・」
  私だ!! このたわけッ!!
男の子「ま、まさか・・・」
男の子「剣が・・・!」
女の子「喋った・・・!?」
  ⬅ To Be Continued
女の子(いや、英語の発音ネイティブ並かよ)

次のエピソード:6.コンビニの駐車場で拾ったのは、喋るタイプの聖剣でした

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