The Justice Twins

どんぐり

ダークカンパニーとの抗争(脚本)

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〇シックなリビング
  ある朝のこと。
「おはよう、お母さん」
江川るり子「おはよう。そういえば親戚の子から手紙が来てたの」
江川るり子「「元気ですか?今度また一緒に遊びたいですね。そのときはよろしくお願いします。桐ヶ谷昴」って書いてあるわ」
江川和美「私たちのおじさんね」
江川るり子「そう。私の弟よ。あなたたちも遊びに行ったの、覚えてる?」
江川和樹「もちろん覚えてる」
江川和美「私もよ」

〇豪華なリビングダイニング
  回想。
「こんにちは!」
桐ヶ谷昴(若かりし頃)「お姉さん、よく来たね」
桐ヶ谷文香(若かりし頃)「久しぶりですね」
江川るり子(若かりし頃)「うちの子も連れてきたわ」
「こんにちは、おじさん、おばさん」
桐ヶ谷文香(若かりし頃)「うちの子たちも元気にやってるわ」
「こんにちは」

〇シックなリビング
江川るり子「今じゃすっかり大きくなってるわね」
江川和樹「今度一緒に遊びたいね」
江川和美「そうね」
江川和樹「じゃあ今日も夏休みの宿題やるから」
江川和美「できるだけ早く終わらせて英語部のセミナーキャンプにも行きたいしね」
江川るり子「しっかり頑張ってね」

〇可愛い部屋
  和美は早速勉強に励んでいた。
江川和美「この前の定期試験のところも復習する必要があるわね」
  宿題と併用し過去のテストの復習をしていった。
江川和美「間違えたところは全部終わらせることができたわ」

〇一人部屋
  和樹も夏休みの宿題に励んでいた。
江川和樹「これでこの前間違えたところは全部正解できたぞ。定期試験は大事だもんね」
  和樹も順調に進めていった。

〇シックなリビング
  やがて、昼食の時間になった。
江川るり子「二人ともお昼ご飯よー!」
江川和樹「お待たせー!」
江川和美「勉強、一区切りがついたわ」
江川るり子「それじゃ、さっそく食べちゃって」
「いただきます!」
  3人は昼食を摂り始めた。
江川るり子「午後も勉強に励むんでしょう?」
江川和樹「そうだよ」
江川和美「私もそうする予定よ」
江川るり子「夏休みの宿題、早めに終わらせておかないとね」
江川和樹「そうだね。早めに手を打っておけば泣きを見なくなるね」

〇一人部屋
  昼食後も勉強に励む和樹。
江川和樹「この調子で一気に進めよう」
  やがて、スマホが鳴った。
江川和樹「何だろう?」
江川和樹「ダークカンパニーか!」
「兄さん?」
江川和樹「和美?」
江川和美「ダークカンパニーが暴れてるそうよ! すぐに行きましょう!」
江川和樹「そうこなきゃ!」
江川和美「いつものように変身しましょう!」
江川和樹「そうだね!」

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
  いつものようにスマホを片手に変身する二人!
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」

〇一人部屋
ジャスティスボーイ「それじゃワープ開始だ!」
ジャスティスガール「オッケー!」
  二人は急いで事件現場へとワープした。

〇川に架かる橋
アンドロイド「このまま暴れてしまえ」
操られた男性「ウガーッ!!」
「そうは問屋が卸さない!」
アンドロイド「何者だ!」
ジャスティスボーイ「人の弱みに付け込んで洗脳するなんて言語道断だ!」
ジャスティスガール「私たちが相手になるわよ!」
アンドロイド「うるさい。やれ」
ジャスティスガール「スキャンスタート!」
ジャスティスボーイ「何か分かった?」
ジャスティスガール「なんでも些細なことで親とけんかして逃げてきたらしいの!」
ジャスティスボーイ「それで洗脳されたのか!」
ジャスティスガール「こうなったら私たちで何とかしましょう!」
ジャスティスボーイ「よく聞いてくれ。ケンカしたくなるのはわかる。だけどよく頭を冷やして考えてみてよ!」
ジャスティスガール「そうよ。もう一度自分の意見をうまく伝えてみて!」
操られた男性「ウガーッ!!!!」
  しかし向こうは容赦なく襲ってくる!
ジャスティスガール「これじゃらちが明かないわ!」
ジャスティスボーイ「どうしよう・・・」
  その時だった。
ジャスティスボーイ「なんだろう?」
ジャスティスガール「何が起きてるの?」
女性科学者「私のアイテムが効いたようね。 助太刀するわ」
ジャスティスガール「あなたは?」
女性科学者「ブライトネス配下の科学者よ。以後お見知り置きを」
アンドロイド「私どもを裏切ったあの女か」
女性科学者「観念しなさい。私のアイテムを受けてみるがいいわ」
  女性科学者が出したのは特殊な効果が含まれたカプセルだった。
操られた男性「あ〜・・・」
アンドロイド「私もおかしくなってきた・・・」
  そのカプセルは、アンドロイドにも効果があった。
女性科学者「今よ2人とも!」
「了解!」
  2人はスマホを手にこう叫んだ。
「ジャスティスヒーリングアターック!」
操られた男性「ありがとう・・・」
  男性は無事元に戻った。アンドロイドも浄化されたようだ。
アンドロイド「はて、私は・・・?」
女性科学者「あなたはダークカンパニーと決別したの。一緒にブライトネスに来ない?」
アンドロイド「はい」
  アンドロイドのアンはブライトネス配下になった。
ジャスティスボーイ「一件落着だね。変身、解くか!」
ジャスティスガール「そうね」
「変身、解除!」
江川和樹「助かりました!」
江川和美「ありがとうございます」
女性科学者「また会えるといいわね」
  アンドロイドを連れ、女性科学者はその場を去った。
江川和樹「さて、早く家に戻ろう」
江川和美「そうね」
  2人は家に向かった。

〇怪しいオフィスビル
  ダークカンパニーにて。
ボス「アンが離反するとはけしからん!忌々しきジャスティツインズとブライトネスめ!」
敵幹部「あいつらを倒さなければ!」
マッドサイエンティスト「このままで済むと思ったら大間違いですぞ!」

〇シックなリビング
  その夜。
江川るり子「そういえば昼間、2人ともどこ行ってたの?」
江川勝「昼間、家にいなかったのか?」
江川和樹「実は、昼間図書館に行ってたんだよ」
江川和美「勉強のためよ」
  なんとか誤魔化せた2人だった。

〇綺麗な一戸建て
  寝る前のこと。
江川和樹「今日は大変な一日だったね」
江川和美「そうね。でもこれでダークカンパニー壊滅に近づけたわね」
「和樹さん、和美さん」
「女神様!」
女神「お久しぶりですね」
江川和樹「今日昼間ダークカンパニーのアンドロイドが事件を引き起こしてました」
江川和美「ブライトネスのおかげで事件は解決できましたし、あのアンドロイドはブライトネスの配下になりました」
天使「ブライトネスの足を引っ張っていないようですね」
天使「偉いですわ」
天使「でも油断は禁物です。ダークカンパニーはいつまた襲うかわからないのです」
天使「あなた達は正義の戦士である以上、常にダークカンパニーや犯罪はいつでも起きうる状況であることを理解してください」
「わかりました」
女神「それから、あの約束も忘れずに」
「ちゃんと守ってます」
女神「偉いですね。それではまた会いましょうね。お休みなさい」
「お休みなさい」
  ジャスティスツインズよ、明日もまた勉学に励みつつ、正義の戦士だという自覚を忘れないでほしい。
  次回へ続く。

次のエピソード:動物惨殺事件を解決せよ

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