アイリス（わたしは仲間たちと一緒に冒険をして楽しかったはずだだがどこか真っ暗な気持ち）
アイリス（わたしを満たしてくれるものはどこにもいなかった）
アイリス（満たしくれる人をわたしはずっと求めている）
アイリス（そうずっとずっと待っている）
アイリス（どこかにいるとわたしは信じて）

〇男の子の一人部屋
　　山田光岡はゲームをしていた
山田光岡（ぼくにとってゲームは逃げるための道具にすぎない）
山田光岡「だけどやっぱりこのゲームは楽しいな」
　　ぼくがゲームをしていると扉が叩かれる
赤井川さち「ちょっとなにしているのよ約束の時間を破ってさ」
山田光岡「ああわるい楽しくてゲームをしてたんだ」
赤井川さち「ゲームが楽しいのは分かるけど約束の破るのはダメだよね」
山田光岡「ああわるいそうだなごめんな」
赤井川さち「うんまぁいいよみっちゃんの気持ちは分かるから」
山田光岡「うわなんだこれテレビが輝いたんだよな」
赤井川さち「ええたしかにそうだと思う」
アイリス「えっなにここなんでわたしがここにいるの」
山田光岡「おいだいじょうぶかってそうじゃねぇなんできみがここにいるんだ」
赤井川さち「あははもうみっちゃんは人が困っていたら助けちゃう性格直したら」
山田光岡「いやぼくだって直したいんだけど」
アイリス「あのすいませんわたしのこと無視しないでくれませんか」
山田光岡「わるいお嬢ちゃん」
アイリス「あっだれがお嬢ちゃんですか」
山田光岡「えっ小さいからだから子供だと思ってってあれよくみたら」
アイリス「はぁわたしはアイリス立派な17歳ですから子供じゃないです」
山田光岡「あのささちこの子覚えがあるんだけど」
赤井川さち「えっそうかなってあいまきみがやっていたゲームのリスクアンドリーの主人公か」
山田光岡「ああそうだよなだけどなんで」
赤井川さち「ええなんで現実にいるんですかね」
アイリス「なんの話しをしているんだお前らは」
山田光岡「いやそのえっとだな」
赤井川さち「ああきみがゲームの主人公かもしれないって話をしてたんだよ」
アイリス「ゲームってなんの話しなの」
赤井川さち「ゲームはねこの画面が動くものだよ」
　　テレビを指差す赤井川さち
山田光岡（驚いて余裕がないはずなのにこんなに対応できるなんて本当にすごいなさちはそれに比べてぼくは）
アイリス「へぇこれがゲームなんですね」
赤井川さち「ええこれはすごいんだよ」
アイリス「なにがすごいの」
山田光岡（さちにばかり迷惑をかけていられないぼくだってやれるところをみせるんだ）
山田光岡「それはこのゲームがこんなに小さいのにたくさんの世界をみせてくれるからだ」
赤井川さち「それにたくさんの人が思いを込めて作ったものでもあるからかな」
アイリス「へぇそんなゲーム？の主人公がわたしかもしれないのか」
山田光岡「うんたぶんそうだと思うよ」
赤井川さち「ねぇそういえばアイリスちゃんがゲームの主人公なら住む家がないんじゃないかな」
山田光岡「たしかにそうかもしれないな」
赤井川さち「ならぼくとアイリスどっちもこの家で過ごすのはどうかな」
山田光岡「はぁなんでそうなるんだよ」
赤井川さち「だってそっちの方が面白そうでしょ」
アイリス「あのよく分からないんだけどすんでもいいってことだよね」
山田光岡「ああいいよ」