〇新橋駅前
梅野明日美「😮‍💨彼氏欲しいな、そう言えば昔お母さんが駅前で、定期落として運命の人に会ったって言ってたな〜」
梅野明日美「そうだ、私もやってみようかしら 善は急げって言うしそれにやらないで後悔するのは嫌だ」
梅野明日美「えい、」
　　梅野明日美は、定期をわざと落として背を向けて定期を探しているフリをする。
佐久太「定期落としましたよ、大丈夫ですか？」
　　梅野が後ろを振り向く
梅野明日美「拾ってくれてありがとう御座います」
佐久太「ではこれで、」
　　佐久太は去って行く。
梅野明日美「また、何処かで会えるかしら・・・」
梅野明日美「壮大高校まで急がないと・・・・・・」

〇学校の校舎
梅野明日美「このままじゃあ、遅刻しちゃう急がないと・・・」
　　予鈴のチャイムが鳴る

〇教室
先生「皆さんおはようございます。 今日は昨日予告した通り８人班を作ってもらいます」
　　ある程度グループが出来上がった所で梅野明日美が教室に入る
梅野明日美「遅れてすいません」
先生「次からは気をつけてね」
梅野明日美「何があったのか聞かないんですか？」
先生「いつも真面目な君の事だから、なんかあったんだろ？」
梅野明日美「いえ、特に」
先生「なら何故？」
梅野明日美「駅前にイケメンの人がいて、見惚れちゃいました。そして、気づいたら遅刻しました」
　　クラスの皆がニヤニヤしながらこっちを観る。
先生「まぁ、いいやとにかく座りなさい。それともう君以外班は決まっちゃだんだけどどうする？」
佐久太「それなら俺達の班に入るのはどうかな？」
先生「良いのかい？なら宜しくね」
佐久太「はい、こいつを面倒見ます」
梅野明日美「私を子供扱いしないで・・・」
神皇涼太「お二人さん仲良いね？もしかして、付き合ってるの？」
梅野明日美「そんなんじゃ無いってば」

〇教室
神皇涼太「ここの主人公の心情はもっと辛い感じにした方がいいんじゃない？」
佐久太「いや、それだとこのキャラクターとバランスが取れなくなって似たキャラになっちゃうから辞めた方がいいよ」
梅野明日美「そうかな？私は特に悪いとは思わないけど・・・」
先生「もうこんな時間だからそろそろ仕上げに入ってくれ・・・」
佐久太「帰りロケハンしないか？」
梅野明日美「いいね」
先生「賛成」

〇クリスマスツリーのある広場
梅野明日美「うわー、まだ11月なのにもうクリスマスツリーが飾られてる・・・・・・」
佐久太「クリスマスツリーか、懐かしいな〜」
神皇涼太「え、懐かしい？もしかして君の家では飾ってないのかい？」
佐久太「うん、あの時強盗に入られておばあちゃんが目の前で殺されたんだ。だからクリスマスツリーを見るとあの時の情景が・・・」
梅野明日美「!!」
神皇涼太「大丈夫か!?」
「佐久太君」
　　光出してスマホの中に梅野明日美と、佐久太が吸い込まれる。
神皇涼太「なんだ今の光、二人はどこへ行ったんだ？」
　　あれから二人がいなくなり１年が過ぎた頃、後輩に二人に似た一年が入って来た。
　　近づいて思わず・・・
神皇涼太「二人とも無事だったんだな〜あの後何処に行ってたんだよ。凄く心配したんだぞ」
梅野春樹「え？お姉ちゃん知り合い？」
梅野再「え？いや、知らないけど、もしかして明日美おばあちゃんの昔話に出て来た人ってこの人じゃない？」
梅野春樹「ならやるか」
梅野再「うん!!」
神皇涼太「明日美おばあちゃん？」
「うう・・・ 意識が遠くなる」
梅野再「これで80年の復讐は終わったね」
梅野春樹「そうだね。でも、本当にこんな事して正しかったのかな？」
梅野再「先にやった方はこいつの先祖な訳だし問題ないんじゃ無い？」
梅野春樹「そうだよね。それにこいつを殺したから未来で起こるウィルスも無くなるね。これで平和になるね」
梅野再「未来に戻ろっか」
梅野春樹「うん・・・」

〇魔法陣2
　　未来へ帰る