異世界転生したら同級生が魔王だった件

アリス0320

エピソード1(脚本)

異世界転生したら同級生が魔王だった件

アリス0320

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〇寂れた村
剣城彰人「暇だ〜」
春川蒼空「あの・・・近くにモンスターっていますか?」
村の人(男)「モンスターか・・・」
村の人(男)「ん?それはなんだね?」
春川蒼空「ふもとの森で見つけました」
剣城彰人「ん?何してるんだ?」
春川蒼空「君は!?剣城彰人!?」
剣城彰人「俺の事知ってるのか・・・?」
春川蒼空「知ってるも何も同じクラスの春川蒼空だよ!?」
剣城彰人「春川蒼空か・・・聞いた事はあるな・・・なんでお前がここにいるんだ・・・?」
春川蒼空「実は・・・1年前事故で死んだんだ・・・でもいつの間にかこっちに転生してきたの・・・ってかなんで君もこっちにいるの・・・?」
剣城彰人「あぁ・・・」
  自分が死んだこと全部話した
春川蒼空「そうだったんだ・・・人気者も死ぬんだな・・・」
剣城彰人「うるっせぇな・・・」
  俺の本当の好きな人は・・・蒼空なんだよ・・・

〇森の中
剣城彰人「ほんとにいるのか・・・?」
春川蒼空「村の人に聞いたんで大丈夫ですよ〜」
ゴブリン「ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
剣城彰人「ゴブリン!?」
春川蒼空「彰人は隠れてて!」
剣城彰人「すげぇ!」
春川蒼空「そうかな?」
剣城彰人「あぁ!」
春川蒼空「・・・」
剣城彰人「どうした?」
春川蒼空「ヴ・・・」
剣城彰人「ヴ・・・?」
春川蒼空「ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
剣城彰人「蒼空!?」
魔王ドラウン「我の名は魔王ドラウン」
剣城彰人「魔王・・・蒼空は・・・蒼空どこにやった!」
魔王ドラウン「知らぬ」
剣城彰人「くそっ・・・!」

〇兵舎
剣城彰人「蒼空・・・」
アリス・アマトリア「どうかされましたか?」
剣城彰人「あ・・・いえ・・・なんでもないんです・・・」
アリス・アマトリア「そうですか・・・あ、ちょっとまっててください」
剣城彰人「え?」
剣城彰人「これは・・・サンドウィッチ?」
アリス・アマトリア「はい!良かったら食べてください!」
剣城彰人「じゃあいただきま〜す」
剣城彰人「・・・!美味しい!」
アリス・アマトリア「良かったです」
剣城彰人「えっと・・・君の名前は?」
アリス・アマトリア「私は、アリス・アマトリアです アリスと呼んでください」
剣城彰人「アリスか〜 俺は剣城彰人だ!よろしく!」
アリス・アマトリア「はい! そーいえば、蒼空様のことおっしゃってましたよね・・・?」
剣城彰人「蒼空のこと知ってるのか!?」
アリス・アマトリア「はい、蒼空様のメイドでしたから それで・・・蒼空様は・・・?」
  蒼空が魔王ドラウンになったことを説明した
アリス・アマトリア「そうですか・・・」
勇者「先程魔王ドラウンって聞こえだんだが誰だ?」
剣城彰人「俺だけど・・・あんた誰?」
アリス・アマトリア「勇者ユウタ様!」
剣城彰人「勇者・・・?」
勇者「俺が勇者ユウタだ! それで魔王ドラウンっていうのはどうゆうやつなんだ?」
剣城彰人「見つけたら・・・殺すのか・・・?」
勇者「そりゃ魔王だから殺すとも〜」
剣城彰人「やめろ!」
アリス・アマトリア「お二人様・・・」
勇者「ふん・・・明日決闘をしよう」
剣城彰人「望むところだ!」

〇闘技場
勇者「負けないぞ!」
剣城彰人「望むところだ!」
マフユ・アマトリア「これから、勇者ユウタ様VS剣城彰人様の決闘を始めます!」
マフユ・アマトリア「始め!」
勇者「あ・・・あれは、蒼空様の剣! どうしてお前が!」
剣城彰人「蒼空の友達だから!」
勇者「くっ・・・強い・・・」
剣城彰人「炎!」
勇者「くっ・・・」
剣城彰人「とどめだ!」
勇者「うわああああ」
マフユ・アマトリア「勝者剣城彰人!」
勇者「負けたぜ・・・」
剣城彰人「ふん・・・」

〇兵舎
  宿屋にて
アリス・アマトリア「彰人様おめでとうございます!」
剣城彰人「ありがとうな」
マフユ・アマトリア「彰人様どうして・・・蒼空様の剣を・・・」
剣城彰人「蒼空の友達だからな・・・」
マフユ・アマトリア「・・・お気の毒ですね・・・」
剣城彰人「・・・」
村の人(男)「魔物が出たぞ!」
マフユ・アマトリア「魔物!?」
アリス・アマトリア「彰人様お願いします!」
剣城彰人「わかりました」

〇西洋の街並み
剣城彰人「お前は誰だ!」
魔人ガラ「我の名は魔人ガラ様だ! 魔王ドラウン様からの命令でこの街を破壊する!」
剣城彰人「魔人・・・!」
魔人ガラ「フハハハハハハハハハハハハ」
魔人ガラ「我を倒すことは出来ない!」
剣城彰人「くそっ・・・!」
アリス・アマトリア「彰人様これを」
剣城彰人「これは・・・」
アリス・アマトリア「蒼空様が愛用してた剣です」
剣城彰人「蒼空の愛用してた剣・・・」
アリス・アマトリア「どうか使ってください!」
剣城彰人「あぁ!使わせてもらうよ!」
魔人ガラ「とどめをさそう!」
剣城彰人「そうはさせない!」
魔人ガラ「あの剣はあの方の肩身!」
剣城彰人「いくぞ!」
魔人ガラ「くっ・・・強い・・・」
剣城彰人「炎!」
魔人ガラ「ぐはっ・・・」
剣城彰人「とどめだ!」
魔人ガラ「うわああああ」
アリス・アマトリア「倒した・・・?」
剣城彰人「あぁ!」
  平和は保たれた

〇可愛らしいホテルの一室
  数日後・・・
剣城彰人「暇だな・・・」
  トントンとドアを誰かがノックする
剣城彰人「ん?誰だ?」
春川蒼空「俺だよ」
剣城彰人「蒼空・・・!?」
春川蒼空「なんで驚いてるの?」
剣城彰人「いや、だって魔王になったから・・・」
春川蒼空「魔王?どうゆうこと?」
剣城彰人「え?あ・・・え??」
春川蒼空「まぁいいんじゃない?」
剣城彰人「そうかな・・・?」
魔物「魔人ガラ様の仇!」
春川蒼空「それより・・・いいことしよ?」
剣城彰人「いいことってなんだ・・・?」
春川蒼空「エッチなこと・・・」
剣城彰人「ふぇ!?」
剣城彰人「お・・・俺は寝る!」
春川蒼空「わかったよ〜」
魔物「はっ!」
剣城彰人「バリア!」
魔物「止められた!?」
剣城彰人「やっぱりか・・・」
魔物「おい!何してるんだ!」
魔物「サザン様!今やります!」
剣城彰人「サザンか・・・ガラの手下か・・・」
魔物「ガラ様を侮辱するな!」
魔物「止めた!?」
魔物「やはり本物か・・・」
剣城彰人「サザンと言うやつだな・・・魔王ドラウンっていうのは知ってるのか?」
魔物「ドラウン様を知らないものはいない」
魔物「今行きますよ・・・ガラ様・・・」
魔物「サザン様!」
魔物「よくもサザン様を!はっ!」
  抱きしめる
魔物「離せ!」
剣城彰人「離さないよ」
剣城彰人「やっぱり・・・」
アリナ・マリネット「なんで・・・気づいたんですか・・・?」
剣城彰人「男の勘だよ」
アリナ・マリネット「あの!ミカを・・・妹のミカを助けてください!」
剣城彰人「ミカ?」
アリナ・マリネット「実は・・・魔王ドラウンによって・・・さらわれたんです・・・」
剣城彰人「なるほど・・・とりあえず食堂行くか・・・」

〇怪しげな酒場
剣城彰人「ここが行きつけの場なんだ」
アリナ・マリネット「すごい!」
アリス・アマトリア「あ!彰人様と・・・」
アリナ・マリネット「アリナ・マリネットです」
アリス・アマトリア「アリナ様! どうしてこちらに?」
剣城彰人「お昼食いに来た」
アリス・アマトリア「なるほど!」
剣城彰人「いつものを2つ」
アリス・アマトリア「わかりました!」
アリナ・マリネット「いつもの?」
剣城彰人「待ってたらわかる」
アリス・アマトリア「サンドウィッチです」
アリナ・マリネット「美味しそう!」
剣城彰人「食べていいぞ!」
アリナ・マリネット「いただきま〜す! 美味しい!」
剣城彰人「良かった〜」
アリナ・マリネット「えへへ〜」
剣城彰人「・・・蒼空・・・」
アリナ・マリネット「ん?どうかしましたか?」
剣城彰人「あ・・・なんでもない」
アリナ・マリネット「そーですか・・・?」
剣城彰人「俺ちょっと調べ物して来るからここにいて」
アリナ・マリネット「はーい!」

〇英国風の図書館
剣城彰人「魔王についての本はどこだ・・・?」
アリシア・スカーレット「探してるのはこの本かしら?」
剣城彰人「そう!それ!ありがとう〜」
アリシア・スカーレット「いえいえ 私はアリシア・スカーレットと言います あなたは?」
剣城彰人「俺、剣城彰人よろしく!」
アリシア・スカーレット「はい!」
メイド「アリシア様!」
アリシア・スカーレット「あら、メイド来ちゃった それじゃあごきげんよう〜」
剣城彰人「なんだったんだか?」
剣城彰人「うーん・・・」
蒼井颯太「・・・?」
剣城彰人「え?子供?」
蒼井颯太「蒼空お兄様・・・」

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コメント

  • 彰人が魔人と戦うときに和風コスプレで桜吹雪なところがオリジナリティがあってよかったです。蒼空との恋は切ない結果でしたが、また別の世界で出会えるのでは?それにしてもこの世界のタマゴサンドは美味しそうですね!

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