伝説の聖剣をコンビニの駐車場で拾った件について

IGANTF

3.コンビニの駐車場へ駆けつけたのは、ただの大賢者様でした(脚本)

伝説の聖剣をコンビニの駐車場で拾った件について

IGANTF

今すぐ読む

伝説の聖剣をコンビニの駐車場で拾った件について
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇コンビニ
  コンビニの駐車場
大賢者ハルバトス「いやぁ、探しましたぞゆうしゃ殿ォ!! まさかこんなところにおられたとは!」
男の子「えっと・・・」
女の子「知り合い?」
男の子「まさか」
大賢者ハルバトス「ゆ、ゆうしゃ殿ォ!? この戦友ハルバドスをお忘れか!?」
男の子「ごめんなさい・・・ はるばるどっかから来て頂いたところ、 たいへん申し訳無いのですが・・・」
大賢者ハルバトス「むっ?」
男の子「ひとちがい、なんですよねぇ・・・」
大賢者ハルバトス「・・・?」
大賢者ハルバトス「ハッハッハ!!」
大賢者ハルバトス「お戯れを!!」
女の子「ほんとにね」
大賢者ハルバトス「いくら老いぼれようとも、 まさか、ゆうしゃ殿のお顔までは、 忘れはいたしませぬぞ!!」
男の子「もの忘れ外来、行きましょうか」
女の子「テラ失礼」
男の子「戦友の顔忘れるのはダメでしょ」
女の子「それはそう」
大賢者ハルバトス「むむむ・・・ 相変わらず頑固ですなぁ、ゆうしゃ殿は」
男の子「はぁ」
大賢者ハルバトス「よかろう! それでは、この賢者ハルバトス、 とっておきの策を講じましょうぞ!」
大賢者ハルバトス「これは、賢者の石ッ! 石に真の勇者が触れたとき、 すべての悪しき闇を掻き消す 聖なる光を放つのだ!!」
男の子「いや、光りませんよ ひとちがいだし・・・」
女の子「ねぇねぇ」
男の子「ん?」
女の子「あの石、欲しい 買って?」
男の子「うーん・・・ 次の誕生日でいい?」
女の子「いいよ 待ってる」
大賢者ハルバトス「さぁさぁ、ゆうしゃ殿ォ! 賢者の石に触れ、選ばれし勇者の輝きを この老いぼれに見せてくだされ!!」
男の子「まぁ、それで納得するなら・・・」
  おとこのこは けんじゃのいしに
  さわってみた
男の子「・・・」
  しかし なにも おこらなかった ・・・
大賢者ハルバトス「・・・」
男の子「ねっ? これでわかりました?」
大賢者ハルバトス「・・・」
男の子「ぼくはゆうしゃじゃなーーーー」
大賢者ハルバトス「お前は誰だああああああああああ!!!!」
  だいけんじゃ ハルバトスが
  きゅうに ぶちぎれて
  おそい かかって きた!
  せいけんが だいけんじゃ ハルバトスに
  つきささる!
  つうこんの いちげき!
大賢者ハルバトス「むぐぅぅぅぅっ!? 不・・・不覚ッ・・・!」
大賢者ハルバトス「まさか、この・・・ ワシ・・・が・・・」
大賢者ハルバトス「グフッ・・・!?」
  だいけんじゃ ハルバトスを たおした!
  けいけんち 7500ポイントかくとく
  じんとくを 800うしなった!
男の子「あわわ・・・!?」
女の子「いやぁぁぁぁぁ!?」
女の子「今度は本当に人殺しぃぃぃぃぃ!」
男の子「ち、違うから!! さっきから、この人たちが勝手に 良い感じに自分から剣に刺さってくる だけだから!!」
女の子「だまれ!! ひとごろしは、みんなそうやって 言うんだ!!」
男の子「それはウソ」
女の子「いいからズラかるぞ さっさと、その殺しの証拠品(聖剣) 捨ててこい」
男の子「うーん・・・」
男の子「それはちょっと・・・」
女の子「なんでよ!! そんなの持ってたら、また変なのが 来ちゃうかもしれないでしょ!?」
  あはぁ♪ みーつけた!
ライバル「ゆうちゃん、みーっけ♪」
  ゆうしゃの ライバルが
  あれわれた!
女の子「な?  だから言っただろ」
  ⬅To Be Continued

次のエピソード:4.コンビニの駐車場で他人のライバルに、ダル絡みされました

コメント

  • 常にカオスで面白い これは飽きない

ページTOPへ