私達が自由になるために

しほ

始まりの出会い(脚本)

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〇女の子の一人部屋
桜矢アリス「あっ、もうこんな時間!!新学期から遅刻は絶対に嫌〜。とりあえず、着替えよう!!」

〇おしゃれなリビングダイニング
桜矢アリス「お母さん、おはよー!!」
お母さん「おはよう。アリス。新学期から寝坊なんて6年生として大丈夫かしら~??」
桜矢アリス「大丈夫だよ!!」
お母さん「とにかく、朝ごはん、食べちゃいなさい」
桜矢アリス「はーい。いただきま~す!!」

〇おしゃれなリビングダイニング
桜矢アリス「ごちそうさまでした〜!!」
お母さん「美味しかった?」
桜矢アリス「うんッ!!」

〇おしゃれなリビングダイニング
お母さん「あっ、アリス、、、時間!!」
桜矢アリス「あっ、お母さん行ってきまーす!!」

〇飾りの多い玄関
桜矢アリス「お父さんも、行ってきます、、、」
  アリスは、そう父親の写真に話しかけた
桜矢アリス「お母さんも、お仕事頑張って!!行ってきまーす!!」
お母さん「いってらっしゃ~い」

〇通学路
大木陽翔「あれ、アリスじゃん。おはー」
桜矢アリス「陽翔!!遅刻仲間が居た〜。よかった〜」
大木陽翔「6年になるって言っても、児童数少なくてクラス替えも無いし、楽しみなのは、新しい担任だけ。まぁ〜、ゆっくり行こうぜ」
桜矢アリス「うん。転校生来ないかな〜」

〇通学路
???「君達、ちょっと良いかな?」
桜矢アリス「はい?」
大木陽翔「何か用ですか?」

〇通学路
川崎杏「君達、桜矢アリスちゃんと大木陽翔君だよね??」
高柳葵「おい、杏!!ガキどもがビビってるだろ」
大木陽翔「おい、アリス。逃げるぞ!!」
桜矢アリス「陽翔、待って。話があるみたいだし。話、聞いてみよ」
川崎杏「ありがとう〜。アリス〜!」
  杏はアリスに抱きついた
高柳葵「杏!!あまり、ガキを困らせるな」
川崎杏「困らしてなんか無いよ〜。ねっ、アリス」
桜矢アリス「えっと、、、陽翔、助けて、、、」
大木陽翔「悪い、無理だ、、」
高柳葵「杏、とりあえずガキを離してやれ」
川崎杏「ごめんねー。アリス」
桜矢アリス「大丈夫です」
高柳葵「悪いが俺らの本部に付いて来い」
大木陽翔「学校、、、」
高柳葵「お前らの親のふりをして休みの連絡をしてある」
桜矢アリス「陽翔、どうする?」
大木陽翔「逃げるか?」
桜矢アリス「逃げ切れるかな?」
大木陽翔「俺らなら、、、」
高柳葵「逃げ切れないぞ」
川崎杏「あなた達の運動神経が高いのは知ってる。私達はそれを目的に来た。ちなみに私達も運動神経が高い。自分でいうのはあれだけど」
川崎杏「私達を信じて付いて来て」
桜矢アリス「付いて行ったら、家に帰れますか?」
高柳葵「あぁ、帰れる」
桜矢アリス「絶対ですか?」
川崎杏「約束するよ」
桜矢アリス「陽翔、、、」
大木陽翔「アリスが行くなら、俺も行くか」
桜矢アリス「ありがとう」
川崎杏「じゃ、車乗って〜」

〇車内
高柳葵「杏!!お前は助手席だ。後ろ3人は狭いだろ」
川崎杏「えー、いいじゃん。ねっ、アリス、陽翔」
高柳葵「そうじゃなくてなぁ〜、ほ·う·り·つ」
川崎杏「はいはい、葵の車は小さいもんね。葵の心のように」
高柳葵「お前〜、覚えてろニコッ」
川崎杏「怖〜」
高柳葵「早くしろ。置いてくぞ」
川崎杏「はいはい」
桜矢アリス「お二人は何で私達に用が?」
川崎杏「話と長くなっちゃうから、、本部に着いたらでいい?」
桜矢アリス「分かりました」
川崎杏「まぁ、自己紹介タイムといきましょうか!」
川崎杏「名前、年齢、好きな事、好きな食べ物、好きな動物とか、あっ、誕生日も!!」
川崎杏「葵から」
高柳葵「はっ??まぁ、高柳葵。20歳。好きな事は読書。好きな食べ物は酒。好きな動物は狼。誕生日は五月五日」
川崎杏「まぁ、次は私かな?私は川崎杏。18歳!!好きな事は買い物。好きな食べ物はパフェで、好きな動物は犬。誕生日は三月三十日だよ」
川崎杏「じゃっ、次陽翔」
大木陽翔「大木陽翔です!!八月一日が誕生日、11歳です。好きな事はゲームで、好きな食べ物はステーキです。好きな動物は猫です」
川崎杏「ありがとう!!次アリス」
桜矢アリス「桜矢アリス、四月三日が誕生日です。12歳。好きな事は絵を描くこと。好きな食べ物はチョコ、好きな動物はハムスターです」
川崎杏「ありがとう、アリス。後、本部に菜々香っていうスマホ命の女の子と栄斗っていう、いっつもボーっとしてる男の子が居るから」
川崎杏「葵よりは愛想はあるから、安心してね」
高柳葵「杏〜??」
川崎杏「はいはい、すみませんでした」
桜矢アリス「お二人って仲良いですよね」
高柳葵「そんな事はないぞ」
桜矢アリス「そうですか〜?他人から見ると仲良く見えますよ。ねっ、陽翔」
大木陽翔「これで仲悪かったら驚きますよ」
川崎杏「そんなに?」
大木陽翔「はい」
  それから約一時間半
川崎杏「アリス、陽翔、ここが本部だよ〜」
桜矢アリス「ここ、ですか」

コメント

  • アリスと陽翔には何か特殊能力があって、それを本部が利用するという展開になりそうでワクワクです。杏と葵もかつて同じように本部に連れて行かれたのかも。それにしても、4人ともあんなにスラスラと自己紹介ができるなんて!車内がこれからキャンプに行くようなアットホームな雰囲気になって微笑ましかったです。

  • 小学生が知らない人に声かけられて車に乗せられてついて来させられて…って現実だったら怪しすぎる展開だけど、このお話の場合彼らに何かしら事情があるように思います。
    この先どうなるのか、何で本部にはすでに他の子供も居るのか、とても気になります😄

  • 葵と杏が登場して危険な空気と楽しい雰囲気が入り混じったように感じました。本部、彼らにどんな影響を与える場所なのか、期待感100セントです。

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