第二話(脚本)
〇小さい会議室
木下先生「ここよ」
木下先生「好きに使ってね」
木下先生「あとさ・・・」
木下先生「歌唱部,顧問いないけど,大丈夫?」
琉唯(るい)「あ,その点は大丈夫です」
琉唯(るい)「な,美咲」
美咲(みさき)「う,うん・・・!だ,大丈夫!」
木下先生「そうなの?でもお金がかかるものが必要なら言ってね」
「はーい」
琉唯(るい)「ふぅ・・・んじゃあまず掃除して・・・ 歌唱部のもの色々置いたら良いかな・・・」
美咲(みさき)「そだね!がんばろ!」
結香(ゆいか)「そうなるとなれば・・・必要なのは・・・」
咲希(さき)「まずマイクかな・・・?」
琉唯(るい)「マイクか・・・」
琉唯(るい)「カリカリ・・・」
琉唯(るい)「他は何かあるか?」
美咲(みさき)「あとは・・・MVとかを作るムービー制作アプリとか・・・ソフトとかかな・・・」
結香(ゆいか)「どっちにしてもパソコンは必要かもですね!」
琉唯(るい)「なるほどな・・・」
美咲(みさき)「ほとんどお金が必要だね・・・」
琉唯(るい)「そうだな・・・」
結香(ゆいか)「木下先生に相談するべきですね!」
琉唯(るい)「そうだな・・・パソコンは先生に相談が必要だな・・・」
結香(ゆいか)「私,先生に伝えてきます!」
美咲(みさき)「ありがと!」
琉唯(るい)「じゃあ私は備品の倉庫から使えそうなものがないか探してみる」
美咲(みさき)「あ,わ,私も手伝う!」
美咲(みさき)「1人じゃ大変でしょ?」
琉唯(るい)「そうだな・・・じゃあ言葉に甘えて,美咲に手伝ってもらうか・・・」
美咲(みさき)「やった!」
美咲(みさき)(やっぱ可愛い・・・)
咲希(さき)「ちょっとぉ〜?私空気と化してない〜?w」
美咲(みさき)「wごめん!w」
咲希(さき)「まぁ良いけどっ!w」
琉唯(るい)「じゃあ行くか,美咲」
咲希(さき)「あ!琉唯!!ちょっと私と美咲ちゃんあとで追いつくから,先行ってて?」
琉唯(るい)「・・・?・・・わ,分かった・・・」
咲希(さき)「・・・で・・・?」
美咲(みさき)「・・・?」
咲希(さき)「どう思ってるの?琉唯のこと」
美咲(みさき)「る,琉唯!?」
美咲(みさき)「そ,それは・・・」
咲希(さき)「実は・・・気になってんでしょ?w」
美咲(みさき)「・・・うん・・・」
咲希(さき)「なるほど・・・ま,応援するよ! さ,早く行こ!愛しの琉唯が待ってるよー♪」
美咲(みさき)「あ,ちょ,ちょっとー!!//」
〇清潔な廊下
美咲(みさき)「琉唯ちゃーん!」
琉唯(るい)「お,美咲。お疲れ。 んじゃ行くか!」
美咲(みさき)「うん!」
美咲(みさき)「あ,そうだ・・・ずっと気になってたんだけどさぁ・・・」
咲希(さき)「ん?どしたの?」
美咲(みさき)「なんで私たちの部って,〝合唱部〟じゃなくて,〝歌唱部〟なの?」
琉唯(るい)「あーそれは・・・なんか・・・合唱部って堅い感じあるし・・・あと私たちはこの部を作るにあたって,楽しむことを最優先にする」
琉唯(るい)「それに,合唱部だとフォーマルな曲しか歌わないイメージもあるだろ? でも,私たちは最近の流行りの曲とかも取り入れてみる部活」
琉唯(るい)「そんな部にしたいなって思って,美咲が来る前から3人でずっと考えてたんだ」
美咲(みさき)「ほぉ〜・・・?」
咲希(さき)「琉唯のことはあまり気にしない方が良いのよ!w」
美咲(みさき)「あぁ・・・わ,分かった!!w」
琉唯(るい)「おいそれはないだろ・・・w」
結香(ゆいか)「琉唯!!先生に相談してきました!」
琉唯(るい)「おぉ・・・どうだったか?」
結香(ゆいか)「いけました! パソコンをコンピューター室から必要な台数持っていってとのことです!」
琉唯(るい)「おっけ!じゃあ先にそっちだな!」
結香(ゆいか)「あ,それか・・・私たちが備品倉庫から使えるものを探してきて,琉唯たちがパソコンを持ってくるというのはどうですか?」
美咲(みさき)「良いね!そうしよ!!」
結香(ゆいか)「では行きましょう!!咲希!」
咲希(さき)「よっしゃー!行くぞぉ!」
咲希(さき)「がんばってね♡美咲ちゃん♡」
美咲(みさき)「はぁ・・・!?///ッ・・・///」
琉唯(るい)「・・・?どうした・・・?美咲・・・顔赤いぞ・・・?」
美咲(みさき)「ふぁ・・・!?//き,気のせい・・・!!///」
美咲(みさき)「早く行こ!!//」
琉唯(るい)「?・・・お,おう・・・」