エピソード3(脚本)
〇洞窟の深部
ミスラ「ふぅ、ふぅ」
ミスラ「ここまで来ればひとまず今夜は大丈夫だろう」
ミスラ「ふぁぁああ」
ミスラ「Zzz」
〇寂れた村
ロタ「はぁ・・・」
ロタ「ミスラは見つからない?」
レバ「ああ。足跡が残っていたから確かにここには来たはずだ」
ゲーラス「ただ気になることがあってな・・・ ほのかに火薬の匂いが足跡を追っている」
ロタ「・・・とにかく足跡を辿ってみましょう」
〇森の中
レバ「いったい足跡はどこまで続いてるんだ」
ゲーラス「止まれ!」
ゲーラス「火薬の匂いがぐんと強くなった」
ゲーラス「人が近くにいるようだ」
狩人の弟子「親方!狼を見失ったようです・・・」
狩人「使えない奴め・・・」
狩人「スンスン──いや、奴は近くにいる それも2匹!!」
狩人「・・・・・・」
狩人「みーっけ」
ゲーラス「グルル」
ロタ「ガウガウ」
〇黒
チャキッ
パァァン
ドサッ──
〇森の中
レバ「ハァッハァッ!」
「・・・・・・」
ゲーラス「お前、血が!!」
レバ「平気さ こいつが起き上がる前にさっさと逃げよう」
──
狩人「っってぇー」
狩人「お前なにボサっとしてるんだ ったく使えねーな」
狩人「それになんだ今のは?狼か?」
狩人の弟子「あ・・・」