In My Dream 〜 続きは夢で 〜

暁愁

エピソード18(脚本)

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暁愁

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〇女の子の部屋
浅枝まひる「大丈夫。絶対会える」

〇一戸建て

〇一軒家の玄関扉
  ピンポーン♪
浅枝まひる「ハア・・・ハア・・・。 お願い・・・出てきて」
結城ないと「やあ。まひる」
浅枝まひる「ないと!」
  思わず結城に抱き着くまひる。
結城ないと「ん? どうしたの?」
浅枝まひる「やっと会えたよぉ」
結城ないと「あ、ああ・・・」

〇本棚のある部屋
浅枝まひる「もっと構ってよお。せっかく会えたんだから」
結城ないと「もう少しで終わるから待ってね」
浅枝まひる「もう。夢の中でまで研究続けなくたっていいのに」
結城ないと「はは。 まひるにとっては夢でも、僕にとってはこれが日常なんだからそうはいかないよ」
浅枝まひる「あーあ。私もこっちの世界を日常にしたいなあ」
結城ないと「・・・・・・」
  結城のキーボードを叩く手が止まる。
浅枝まひる「私ね。 朝目覚めて、この世界が夢だったんだってわかると、すっごく寂しい気持ちになるの」
浅枝まひる「ああ、ないとはいないんだって」
結城ないと「・・・・・・」
浅枝まひる「でもこうやってここにいると、まるでどっちが現実なのかわからなくなるの」
結城ないと「・・・・・・」
浅枝まひる「ねえ。 このまま目が覚めなければ、ずっとないとと一緒に——」
結城ないと「まひる」
浅枝まひる「何よ。急にかしこまっちゃって」
結城ないと「ここはあくまで夢の世界。 まひるはちゃんと現実を生きなきゃだめだ」
浅枝まひる「わかってるよそんなこと。 でも、もっとないとと一緒にいたいなって思っただけ」
結城ないと「現実にもっと目を向けてごらん。 きっとここよりも素晴らしい世界だって気付くはずさ」
浅枝まひる「なんでそんなこと言うの? ないとは私と一緒にいたいと思わないの?」
結城ないと「そりゃ思うさ。でも、僕は現実では死んでいるんだ」
浅枝まひる「でもこうしてここでは生きてるじゃない!」
結城ないと「だから僕はまひるの夢の中の——」
浅枝まひる「そんなことどうでもいいの!」
結城ないと「・・・まひる」
浅枝まひる「私にとっては、ないとのいない現実よりも、ないとのいるこの世界の方が幸せなの」

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