〇学校の校門
（──ここが腐の聖域・・・ではなく財閥の御曹司が揃う全寮制男子校かぁ さすがお坊ちゃんが通う所だけあって 広くて綺麗だな）
（今日から俺もこの精盛学園の生徒だっ！ いったいどんな腐・・・ｺﾎﾝ 出会いがあるのか楽しみだな）
「──とっ、編入早々遅刻はまずいな まずは職員室に向かうか！」

〇おしゃれな廊下
黒瀬 レオ「──ふぅ」
黒瀬 レオ（ヤバい完全に迷子だ・・・ てか、広すぎだろ！ こんなん迷わないほうがおかしいわっ 初日から遅刻とかまじで笑えんぞ）
坂本 春「そこの君、もうすぐ予鈴がなります。 早く教室へ行きなさい」
黒瀬 レオ「うひゃ!!」
坂本 春「・・・うひゃ???」
黒瀬 レオ「す、すみません!! びっくりしてしまって・・・///」
坂本 春「──ｸｽ いえ、構いませんよ それであなたはここで何をしているのですか？」
黒瀬 レオ（俺、今笑われた!? 確かに変な声出たけど！ ビックリしたんだからしょうがないだろ!! ノーカンだノーカンー！）
黒瀬 レオ「えーと、俺今日転入してきて 職員室に向かっている所なんです」
坂本 春「・・・職員室ですか 随分と遠回りされたようですね 本鈴に間に合うよう私が案内しましょう」
黒瀬 レオ「え、大丈夫です １人で行けますよ！」
坂本 春「しかし、急がなければ間に合いませんよ」
黒瀬 レオ「う”っ・・・分かりました お願いします」
坂本 春「──ｸｽ こっちです」
黒瀬 レオ（俺また、笑われた!! 何だこの人笑い上戸なのか・・・？ 変な人だなぁ）
坂本 春「そういえば、名乗って居ませんでしたね 私はこの学園の生徒会副会長をしています 『坂本 春』です」
黒瀬 レオ（副会長!? （ 'ω'）ﾏﾁﾞｶﾖ... 王道で言ったら腹黒のはずだけど・・・ 今の所良い人なんだが！）
黒瀬 レオ「あ、俺は黒瀬レオです」
坂本 春「レオですか 良い名前ですね さぁ、職員室に着きましたよ」
黒瀬 レオ「ありがとうございます 実は広くて迷っていたんです 本当に助かりました！」
坂本 春「どういたしまして 私もお役に立てて嬉しいです」
黒瀬 レオ（う”ぅ”・・・ま、眩しい キラキラ光って見えるぞ）
坂本 春「それでは私はこれで また会いましょうレオ」
黒瀬 レオ「さようなら（*´︶`*）ﾉ」

〇事務所
黒瀬 レオ（ひーひーふー やっぱ職員室は緊張するなぁ 担任の先生はやっぱりホストだよなぁ！ «٩（*´ ꒳ `*）۶»ﾜｸﾜｸ）
黒瀬 レオ「──|ω･）وﾞ ㌧㌧ 失礼します 今日転入してきた黒瀬レオです 担任の先生は・・・」
及川 純「おー、黒瀬来たか 俺がお前のクラス１ーA担任の『及川 純』だ 純ちゃんって呼んでくれ」