さよなら、親友。初めまして、恋人

クワノ

転校生?(脚本)

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〇教室
糸川 かなえ「何だか、私達の教室が騒がしいね?」
佐藤 凛々花「おお!学校の催し物でもするの!? 青春ごっこ始めちゃう!?」
日坂 翔一「2人共、聞いてなかったのか? 今日、転校生が来ることを」
糸川 かなえ「転校生?そんな話、キダセンしてたっけ?」
日坂 翔一「してたよ・・・。 昨日の放課後に。 ってか、ちゃんと話聞いてろよ・・・」
糸川 かなえ「あはは・・・。 寝てたや、その時」
立木 健勇「それよりも静かに自分の席に座るぞ! まだ、キダセンの姿が見当たらないからな・・・」
佐藤 凛々花「おー?ほんとだ。 キダセン居なくてラッキーだねぇ」
  健の言ってた通り私達の担任、キダセンの姿は無い。
  だから、なんとかして自分の席に座ろうとしていたときに・・・
???「そこの3人!座るな!!」
「げっ・・・」
木田 啓介「げっじゃない! 遅れてきたのに座ろうとするな!」
佐藤 凛々花「青春ごっこしている最中なので、先生許してください!」
糸川 かなえ「そもそもキダセン、私達3人と翔も遅れて来てた・・・」
木田 啓介「何を言っている?日坂はずっとそこに居たぞ?」
日坂 翔一「ブイ✌ 残念だったな」
糸川 かなえ「ダルダルオタクのくせして友人を裏切るとは・・・!!」
日坂 翔一「席が出入り口付近だったからな」
日坂 翔一「直ぐに座れた♪」
佐藤 凛々花「恐るべし、席の場所! キダセンを欺くとは・・・!!」
立木 健勇「欺くというより、キダセンが気づいてないだけだろ・・・」
木田 啓介「おい!そこの3人! 静かに立っていろ! 今から重要なHRを始めるのだからな!」
「はーい!!」
木田 啓介「昨日、言ってたとおりにこのクラスに転校生がやってきた」
木田 啓介「ケンカはせずにみんな、仲良くするように。 ・・・では、入ってきていいぞ!」
???「──失礼します」
須藤 優佳「初めまして。今日から転校してきました須藤 優佳です」
須藤 優佳「知らない土地に来たばかりなので、皆さん、仲良くしてくださいね」
糸川 かなえ(須藤 優佳・・・?なんか、聞いたことがあるような・・・?)
糸川 かなえ(・・・それになんだろう?この感じ・・・)

〇手
糸川 かなえ(威圧的な・・・何か怖いのが居る、みたいな・・・)

〇教室
糸川 かなえ(私の気のせいなら良いのだけど・・・)
木田 啓介「・・・そうだなぁ。席は、糸川の隣が空いているから座らしてもらえ」
木田 啓介「何なら、あいつの席に座っても構わんぞ」
糸川 かなえ「キダセン・・・それは先生として駄目な発言ですよ・・・」
木田 啓介「そう思うなら今度から遅刻しないように登校しろ!」
糸川 かなえ「・・・はーい」
須藤 優佳「・・・隣、よろしくお願いしますね! 教科書もお借りします」
糸川 かなえ「・・・はぁ、よろしく」
糸川 かなえ(嫌だなぁ・・・よりによって隣なんて・・・ 誰か、変わってよ〜)
日坂 翔一(・・・? 何だか、危険なかおりがする・・・)

〇黒背景
???「・・・ニクイ・・・ウラム・・・」
???「・・・コロシテヤル・・・ノロッテヤル・・・」

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