その日は疲れていた

水夜

-・・・ -・ ・・ --- (脚本)

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〇女性の部屋
  その日はとても疲れていた
  「ただいま」と言うと「おかえり」と帰ってくる声

〇白いバスルーム
  風呂に入り
  仕事の疲れとストレスをとる

〇女性の部屋
  ご飯を食べる
  作るのさえ煩わしくて宅配して貰ったピザを食べる
  着々を私の胃に入り無くなっていくピザ
  目の前の男はニコニコしながらピザの写真を撮る
  男はまだ写真を撮っていた・・・
  眠い目を擦りながらベッドに入り

〇白いバスルーム
  はて、と思い風呂場に目を向ける
  私に同居人なんていただろうか
  水の滴る音がする
  だが、それは本当に水だろうか。
  少し鼻につく鉄の匂い

〇女性の部屋
  ふと、横に目を向けると──
  彼がいた──

〇オフィスビル前の道
  私は今、何事もなく過ごしている
  でも、誰も私のことは見えていないらしい──

〇オフィスビル前の道
通行人「ねえ、聞いた?」
通行人「ん?なんの話?」
通行人「この前新聞とかテレビでやってたアレ!」
通行人「あー、なんか若い女性が突然死ってやつでしょ?」
通行人「そうそう!それ!」
通行人「でも、アレなんか変じゃなかった?」
通行人「鍵がかかってたし、誰かが入った痕跡も無かったんでしょ?」
通行人「そう!それにお風呂場にはその人のじゃない血があったのよ!」
通行人「その人も殺害してたってこと?」
通行人「んーどうなんだろう?」
通行人「魅入られた・・・・・・とか?」
通行人「・・・」
通行人「・・・」
通行人「じょっ・・・冗談よ・・・」
通行人「・・・・・・・・・それなら辻褄が合うわね」
通行人「その女性は魅入られたから死んだ・・・・・・?」
通行人「なによその胸熱展開!」
通行人「いいわ!」
  あなたもつれていってあげる
通行人「・・・ッ!?」
通行人「?どうかした?」
通行人「ぇ、・・・・・・あ、いや」
通行人「そう?」
  魅入られたのは誰・・・?

〇墓石
通行人「うそ・・・でしょ・・・・・・」
通行人「どうして・・・・・・」
通行人「まさか・・・・・・本当に・・・・・・」
通行人「!な、そんなわけっ!」
通行人「無いとも言いきれないでしょ!?」
通行人「ッ!・・・・・・それは・・・・・・」
通行人「あぁ神よ!!」
  つぎはだぁれ?
通行人「ヒッ!!!!」

〇シックなリビング
  お昼のニュースをお伝えします
  今日午後2時頃✕✕地区にお住まいの✕✕さんと✕✕さんが変死体で見つかりました
  互いに──
主婦「あら・・・・・・最近物騒ね・・・・・・」
  いずれも同一犯の犯行として警察は捜査しています
主婦「・・・・・・引っ越し」
主婦「考えた方がいいかもしれないわねぇ」
主婦「そうだわ!あの高級のところに・・・」
  にがさない
主婦「ぇ、・・・・・・・・・?」

〇街中の道路
学生「最近物騒すぎるんだけどぉー?」
学生「あの、ばばあ変死体で見つかったって・・・・・・恨み買うようなことばっかりするからでしょwww」
学生「犯人ナイスーって感じー」
  あなたも
学生「ん?・・・・・・なに、・・・・・・?」

〇黒
✕✕✕「めい」
常闇めい「ん?」
✕✕✕「たのしい、?」
常闇めい「うん。スッゴくたのしいよ」
常闇めい「だって・・・・・・こんなにオトモダチが増えたんだもの」
✕✕✕「そっかぁ!」
✕✕✕「おれ、えらい?」
常闇めい「うん。あなたもみんなもスッゴくえらい」
常闇めい「さぁ、次は誰かな?」
  他人事じゃないよ?
  ほら
  もう、あなたの番よ

コメント

  • タイトルが意味深というか、かっこいいですね。負の感情の隙間に入り込まれて魅入られて連れ去られて、という感じですかね。作者さんの後書きはモールス信号ですか?

  • 恨みといった因果関係のないホラー展開が一番怖いですよね。めいさんのように、楽しみを求めてというのは、、、ゾッとしました。

  • 昔ブルーレターとかいうのが流行っていて、受け取って3日いないに誰かにリレーしないと不幸な事が起こるとかいっていたのを思いだしました。これ以上仲間が増えませんように!

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