ケチなweb小説書きのTapNovelの歩き方

椰子草 奈那史

⑤乾燥体カスカス脳で考える(アニメノベルプロジェクト編)(脚本)

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〇立ち食い蕎麦屋
「メリークリスマース😆」
椰子草(乾燥体)「どうも、椰子草(乾燥体)です」
アシ子「アシ子でーす」
椰子草(乾燥体)「トリプルコラボコンテストの締切も後わずか」
アシ子「そんな中、さらなるプロジェクトが進行中ですねー」
椰子草(乾燥体)「その名も「アニメノベルプロジェクト」! 略してアノベPJT!!」
アシ子「運営様、ちゃんと寝れてますかー?」
椰子草(乾燥体)「今回は、このアノベPJTについてお送りしたいと思います」

〇立ち食い蕎麦屋の店内
椰子草(乾燥体)「アノベPJTは「家族」をテーマにしたシリーズ化できる各話読み切り形式の作品を」
椰子草(乾燥体)「「ヒューマン」「トンデモ」「コメディ」の3部門で募集するもので」
アシ子「しかも、受賞は出来なくても予選を突破すれば映像コンテンツ制作に参加出来るかもしれないという」
椰子草(乾燥体)「なんとも夢にあふれたプロジェクトですねぇ」
椰子草(乾燥体)「アタクシもコメディ部門に参加させて頂いておりますが」
椰子草(乾燥体)「これまでのコンテストとはまた一味違う、やりごたえのある企画だと感じました」

〇牛丼屋の店内
アシ子「やりごたえがあるというのは?」
椰子草(乾燥体)「作品単体でみた時の面白さを目指すのはもちろんなのですが」
椰子草(乾燥体)「今回作品を作るにあたって、キモとなるのは」
椰子草(乾燥体)「「シリーズ化できる各話読み切り形式」のフォーマットに沿った内容になっているか──だと考えました」
アシ子「というと?」
椰子草(乾燥体)「平たく言えば、続きのエピソードを他の方が書く可能性を考えた時に」
椰子草(乾燥体)「色んなアイデアが取り入れやすいキャラ、舞台設定の作りにしておく必要があるかと思ったのですよ」
アシ子「そもそもこのプロジェクトでイメージする具体な作品ってどんなのかな?」
椰子草(乾燥体)「運営様は頑なに固有名詞を出しませんが」
椰子草(乾燥体)「イメージとしては明らかにサ●エさ●、ク●ヨ●し●ち●ん、ち●ま●子●ゃん、ド●え●ん・・・等でしょうねぇ😆」
アシ子「揺るがない安定感!」
椰子草(乾燥体)「そんなわけで、いろいろと考える中で」
椰子草(乾燥体)「話の大まかなフォーマットを決めるのにアタクシが参考としたのは」
椰子草(乾燥体)「主に、サ●エ●ん、男はつらいよ、吉●新喜劇の3つでした」
アシ子「真ん中だけ伏せ字じゃないんだ」
椰子草(乾燥体)「松竹さんだから大丈夫かなとw」
椰子草(乾燥体)「あ、別に松竹さんにおもねりしてるわけではないですよ 詳しくは後ほど」
椰子草(乾燥体)「今回、話の中心になる家族については、家族全体あるいは家族の誰かに根幹となる目的等を持たせるか考えましたが」
椰子草(乾燥体)「結果としてはやらないことにしました」
アシ子「どういう事?」
椰子草(乾燥体)「例えば、無人島に取り残された家族の話を作るとしたら」
椰子草(乾燥体)「サバイバルして生還する〜みたいな共通の目的が発生すると思いますが」
椰子草(乾燥体)「サ●エさ●、ち●ま●子●ゃんにはそういうものは基本ないですよね」
アシ子「日常系を志向することにしたという事だね」
椰子草(乾燥体)「基本はそうですね」
椰子草(乾燥体)「ただ、もう少し話を広げやすくする要素がほしいとも思いました」
アシ子「?」

〇たこ焼き屋の店内
椰子草(乾燥体)「それが先程の男はつらいよ、吉●新喜劇になります」
アシ子「そのあたりの作品から得たヒントって?」
椰子草(乾燥体)「寅さんは、車家に寅さん帰ってきて、そこにゲストのマドンナが関わって話が展開する〜というのが定番ですよね」
アシ子「ふむふむ」
椰子草(乾燥体)「そして新喜劇は、厳密には毎回舞台設定が違うのかもしれませんが」
椰子草(乾燥体)「ある程度定番のキャラのメンバーがいるところに、クセのある来訪者がやって来て騒ぎを起こす〜のが基本の流れかと思います」
椰子草(乾燥体)「なので、レギュラーメンバー(家族)を基本としながら取り替え可能なゲストが加わって話が進む形にする、という結論になりました」
椰子草(乾燥体)「今回の作品の表紙には家族の他に謎のモザイクさんがいますが」
椰子草(乾燥体)「キャラ紹介にも載ってないのはゲストキャラという扱いだからです」
アシ子「じゃあ、これで具体的に方向が見えてきたのかな?」
椰子草(乾燥体)「ただ、この時点では舞台やキャラはあまり考えてなく」
椰子草(乾燥体)「ゲストが頻繁にやって来て、入れ代わっても不自然じゃない状況──というのをさらに考えました」
アシ子「お店とかホテルとか、そういうところ?」
椰子草(乾燥体)「そういうのも候補としては考えましたが、最終的には「ホストファミリーをしている家」というとこに落ち着きました」
アシ子「モザイクさんみたいな人(?)がやって来て騒動を起こすという形なんだね」
椰子草(乾燥体)「ええ、家族だけの話にしたい時は「たまたまその時はいない」ことにしてもいいですしね」

〇大衆食堂
アシ子「で、やっとキャラに取り掛かるわけだね」
椰子草(乾燥体)「はい 運営さんもキャラが重要と言われておられたので、カスカスの脳で考えてみましたが──」
椰子草(乾燥体)「正直、正解がわからん」
椰子草(乾燥体)「ただまぁ、こちらも「動かしやすい」設定には心がけたつもりです」
椰子草(乾燥体)「なんとなく、次のような役割、性格を決めて書きながら細部は考えていった感じですかね」
椰子草(乾燥体)「父:コメディリリーフ、ときどきヨゴレ 母:愛情、調停・回収役」
椰子草(乾燥体)「長女:クールビューティー(S気質) 次女:地味系メガネっ娘(M気質) 長男:無邪気、トラブルメイカー」
椰子草(乾燥体)「変化球的に、姉弟の中で一人は実は血の繋がりがない──とかそんなのも入れてみました」
椰子草(乾燥体)「今回の応募作(第一話相当)は次女視点の話になっていますが」
椰子草(乾燥体)「話ごとに誰かがメインになって展開出来るようにと思いました」
アシ子「・・・こんな感じで」
椰子草(乾燥体)「合ってるんですかね?」

〇ラーメン屋のカウンター
椰子草(乾燥体)「まぁ、やっぱり正解はわかりませんが、ひとまず求められる要素は入れられたかなぁ・・・とは思います」
アシ子「今回は、とにかく予選突破の20名には入りたいよね」
椰子草(乾燥体)「そうですねぇ なので、もう1部門、頑張ってみたいと思います」
アシ子「というわけで、今回はここまででーす」
椰子草(乾燥体)「それでは皆様」
「(ちょっと早いけど) 良いお年を〜😆」
椰子草(乾燥体)「──と、ここまでが事前に書いてたところで、このタイミングで編集長の動画を見たのですが」
椰子草(乾燥体)「たぶん、アノベPJTやタップノベルに関する私の解釈は、たぶん間違ってはなさそうです・・・」
アシ子「そんなわけで改めて、運営様もライターさんも」
「メリークリスマス&良いお年を〜!」

次のエピソード:⑥乾燥体、喋る(VOICE作品であれこれ)

コメント

  • このコンテストすご〜く難しかったです💦
    間に合いませんでした😓
    でもなるほど〜!
    寅さんと考えてみるとなんだかシリーズとしてイメージしやすいですね〜

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