The Justice Twins

どんぐり

ダークカンパニーの逆襲(脚本)

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〇シックなリビング
  7月になった。
江川るり子「二人ともおはよう」
「おはよう」
  二人は朝食を摂り始めた。
江川るり子「もうすぐ1学期の終業式だけど、通知表忘れずに持って帰るのよ」
江川和美「わかってるわ」
江川和樹「成績に甘んじずこの先も頑張るね」

〇一軒家の玄関扉
  朝食後、二人はいつものように出発した。
江川るり子「行ってらっしゃい。気を付けてね」
「行ってきます!」

〇学校の校門
「おはよう!」
江本美嘉「おはよう!」
宇野武「おはよう。もうすぐ夏休みだけど今回の期末は結構自信があったぜ」
江川和美「私もそう思うわ」

〇掲示板の前
  期末試験の結果が貼られた掲示板。
八潮すばる「何とか赤点は免れたな」
江川和美「先輩、私も何とかいい点が取れました!」
江川和樹「僕もです!」
八潮すばる「これで受験も何とかなるけど、気を引き締めないとな」
「そうですね!」

〇教室
  教室にて。
黒沢りょう「なぁ、聞いたか?あの話」
照井愛「何の話なの?」
的場裕也「教えてよ」
黒沢りょう「なんでも、この前の事件だけど、謎のグループが解決したそうだよ」
江川和美「それ、気になるわ」
江川和樹「教えてよ」
黒沢りょう「忍者の格好をしたやつらが詐欺グループを壊滅させたそうだよ」
江川和樹(ブライトネスがやったのかな?)
江川和美(私たちも負けないようにしないと!)
黒沢りょう「時間だ。座ろう!」
山下紀夫「はい、それでは日本史の授業を始めますよ。教科書を開いてください」
  いつものように一日がスタートした。

〇学校の校門
  夕方。
的場裕也「また明日ね」
「また明日!」

〇ゆるやかな坂道
マッドサイエンティスト「この前は失敗しましたが、今回は大丈夫ですぞ」
女子大生「まったくもう!あの教授、私の卒論をけなして!」
マッドサイエンティスト「その弱みに付け込んでやるとしますか」
女子大生「誰よあんた!」
マッドサイエンティスト「うるさい!」
女子大生「イヤーッ!」
マッドサイエンティスト「これで成功ですな」

〇曲がり角
江川和樹「もうすぐ駅に着くね」
江川和美「そうね」
  その時だった。
江川和樹「何だろう?」
江川和美「見てみるわ」
江川和樹「おい、事件だぞ!」
江川和美「ダークカンパニーらしいわ!」
江川和樹「とにかく変身だ!」
江川和美「あの角で変身しなくっちゃ!」

〇幻想空間
「いくよ!レッツジェスティスチェンジ!」
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ見参!!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール見参!!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」

〇ゆるやかな坂道
マッドサイエンティスト「前回は失敗しましたが今回はそうはいきませんよ」
「そうはさせない!」
マッドサイエンティスト「あれは!」
「ジャスティスツインズが相手になる!」
マッドサイエンティスト「前回はたまたま調子が悪かっただけですが次はそうはいきませんよ!」
洗脳された女子大生「ウガーッ!」
ジャスティスボーイ「スキャン開始だ!」
ジャスティスガール「何かわかったの?」
ジャスティスボーイ「なんでも論文をけなされたことにいら立っていたところを襲われたんだよ!」
ジャスティスガール「ひどすぎるわね!」
洗脳された女子大生「そうよ。私はけなした教授に対する罪悪感を持ってるのよ!」
  そういうと二人に容赦なく襲い掛かった!
「うわー!」
ジャスティスボーイ「一筋縄じゃ行かないな!」
ジャスティスガール「どうしたらいいのかしら?」
  その時だった!
「何!?」
「ブライトネス忍者部隊参上!」
マッドサイエンティスト「私たちを裏切った方たちですか!」
構成員「黙れ。あなたに言われる筋合いはない。僕らはあなたを倒すために来た」
「あなたたちは!?」
構成員「話はあいつを倒してから。いけるか?」
「はい!」
構成員「火遁の術!」
洗脳された女子大生「あちちちち!」
「覚悟!風遁の術!」
マッドサイエンティスト「ばかな!」
「ジャスティスツインズ、今のうちに!」
「了解!」
ジャスティスボーイ「よく聞いてほしい!一度怒られたからってなにも怒りをぶつけることはない!」
ジャスティスガール「そうよ!くじけないでほしいの!」
  二人はスマホを掲げこう叫んだ!
「ジャスティスヒーリングアターック!」
  こうして女子大生を元に戻した二人。
女子大生「ありがとう・・・・・・」
マッドサイエンティスト「ブライトネスとジャスティスツインズ! 次こそあなたたちの敗北が確定しますからね!!」
「なぜご存じで?」
構成員「我々ブライトネスはダークカンパニーと犯罪撲滅のために働いているのさ」
構成員「あなたたちの活躍はブライトネスの間でも有名なのよ」
構成員「僕らはまた君たちと共闘するかもしれない。その時もよろしくな」
  その場を去ったブライトネスの忍者部隊。
ジャスティスボーイ「一件落着だね」
ジャスティスガール「帰りましょう」

〇怪しいオフィスビル
ボス「ブライトネスの壊滅も視野に入れんとな!我々を裏切ったからな」
アンドロイド「ジャスティスツインズとブライトネスは我々の敵」
敵幹部「我々は世界征服するまで終われぬのだからな」
  ダークカンパニーとの抗争もさらに激しくなっていくであろう。ジャスティスツインズよ、負けるな!
  次回に続く!

次のエピソード:梅雨明けの事件

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