治療開始(脚本)
〇黒
〇黒背景
いつまで寝てるんだ?
退屈だなぁ・・・・・・
おーい、起きろ~
ダメか?
それじゃあ
私が代わろうか
〇黒背景
黒井マコト「やめろっ!!」
〇地下室
黒井マコト「ここは・・・・・・」
黒井マコト「くっそ!」
黒井マコト(椅子に縛りつけられてる?)
江波チヒロ「あ、目が覚めた?」
黒井マコト「お前・・・・・・」
黒井マコト(コイツからは逃げ切ったハズ・・・・・・)
垂木ノボル「お嬢様、そろそろお時間です」
黒井マコト(仲間がいんのかよ!?)
江波チヒロ「私たち、これからお食事会なの」
江波チヒロ「アナタに対する治療はその後にするわ」
黒井マコト「なんだよ、治療って?」
江波チヒロ「ふふ、とぼけちゃって」
江波チヒロ「マコトさんを助けるための方法・・・・・・」
江波チヒロ「そして、アナタを消し去る方法よ!」
黒井マコト「おいおい・・・・・・」
黒井マコト「ストーカーは置いといて」
黒井マコト「メガネのアンタ、自分が何してるか分かってんのか!?」
垂木ノボル「勿論です」
垂木ノボル「これは必要な犠牲」
垂木ノボル「私の目的遂行のためには、避けて通れない運命(さだめ)・・・・・・」
黒井マコト(くそっ!)
黒井マコト(輪をかけて狂ってやがるっ!)
江波チヒロ「じゃ、私たちは行くわね」
江波チヒロ「しばらくココで頭を冷やしてて!」
黒井マコト「おい、ちょっと待っ・・・・・・!」
黒井マコト「クソ、またかよっ!!」
〇広い玄関
江波チヒロ「お腹ぺこぺこ~!」
垂木ノボル(さすがは江波家)
垂木ノボル(庭にあんな怪しげな地下室があるなんて・・・・・・)
垂木ノボル(やはり普通じゃな──)
江波チアキ「どこをほっつき歩いてた、チヒロ」
江波チヒロ「チアキお兄様!」
江波チアキ「皆を待たせるな」
江波チヒロ「は~い」
垂木ノボル(はぁぁっ、チアキさんっ!!)
垂木ノボル(今日もなんて凛々しいんだ!)
間宮レイカ「チヒロちゃん、こんばんは」
江波チヒロ「あ、いたんだレイカさん」
間宮レイカ「お、お邪魔してます」
江波チアキ「チヒロ、なんだその態度は?」
江波チヒロ「別に」
垂木ノボル(間宮レイカ!)
垂木ノボル(チアキさんのフィアンセ(私は認めていない)・・・・・・)
才色兼備のご令嬢
人当たりもよく、いっけん欠点なんて見当たらない・・・・・・
しかし
必ずドコかにあるハズだ・・・・・・
スネに傷のない人間など、いないのだから──
江波チアキ「無礼な妹ですまない・・・・・・」
江波チアキ「さぁ、早く来い」
江波チヒロ「ふんだっ!」
垂木ノボル「・・・・・・」
〇警察署の入口
〇警察署の廊下
〇大会議室
藤田カツミ「御剣 翔について調べました」
藤田カツミ「アメリカで活動するデザイナーで、現在28歳」
藤田カツミ「3年前から生活の拠点もそっちに移していましたが」
藤田カツミ「日本での新ブランド立ち上げに伴い、先月、一時帰国しています」
冴木ヒロコ「ちょうど遺体遺棄事件が発生した時期に帰国していた・・・・・・」
藤田カツミ「とはいえ」
藤田カツミ「遺体にあった”∞”の印と、新ブランドのマークが一致した──ってだけで」
藤田カツミ「彼を容疑者にあげるのは、無理筋な話だとは思いますけどね!」
冴木ヒロコ「あらゆる可能性を考えないと、後悔するわ・・・・・・」
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チヒロは本当にどんな治療をする気でしょう… そのぶっ飛んだ性格とヤバさは前回まででわかってたつもりですが、まだまだ底が見えないようで…
未だ二重人格なのか宇宙人とかの仕業なのか何だか謎のまま。オチが楽しみです。
本物と思われる声が時々モノローグで出てくるのがなんなのかなー。気になりますね。
コンテスト予選通過おめでとうございます!
ついにスタンガン使い(?)チヒロの素性が明らかになりましたね。めちゃくちゃお嬢様!
こういう人が推しの握手券のためにCD大量書いとか平気でするんだろうな…。
新たなキャラも一癖ありそうな個性があって、事件との絡みとかが複雑になりそうな予感です。