オバケごっこ

アガサミルクティー

始まり(脚本)

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〇おんぼろの民宿(看板無し)
まや「ジュン、そっち何かいた?」
ジュン「──いや何もいないよ」
ジュン「本当にだーれも住んでないみたいだ」
みゆき「お化けが出るって噂は、」
みゆき「ただの噂だったんだね、良かったぁ」
ジュン「でも・・・本当にいるのかな?──── お化けって」
みゆき「わたしはいると思う」
みゆき「お爺様が昔──」
みゆき「天狗を見たって言ってたわ」
まや「きっと鼻が長いオッサンを見間違えたのよ──」
まや「そうだぁ良いこと考えた♪」
「良いこと??」
まや「ここを、私たちでお化け屋敷にするの!」
まや「出ると噂なら、」
まや「私達みたいに、探検に来るかもよ?」
みゆき「つまり、わたしたちがお化けになるの?」
みゆき「やったことないけど、面白そう」
まや「そう!互いにお化けにコスプレするの、 どうせなら──」
まや「内容はお互いに」
まや「”当日まで秘密”」
まや「どうかしら?」
ジュン「もちろん、暗くなってから・・・するんだよね?」
ジュン「ちょっと怖いけど、やろうよ!」

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