ようこそ僕の村へ

白井涼子

エピソード21(脚本)

ようこそ僕の村へ

白井涼子

今すぐ読む

ようこそ僕の村へ
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇きのこ料理の店

〇おしゃれなレストラン
桃井太郎「東京で飲んだスープだー。美味しい」
桃井太郎「さすがリリーさんプロデュース。 どっちもきのこ入りですよね」
奥谷百合「そこはこだわっておきたいわよね。 田舎だし、女子は好きだしね」
奥谷百合「こんなキャッチーなお店、あのままじゃもったいない」
奥谷百合「少しおしゃれにしてあげればこの通り」
  女性グループで店内は賑わっている。
桃井太郎「変わり者と思われていたあの店長が、今ではすっかり人気者に」
  店長の椎野と、女子達が嬉しそうに写真を撮っている。
桃井太郎「ありがとうございます。 ・・・でも本当に良かったんですか」
桃井太郎「会社も辞めて、村に引っ越しまでして・・・」
奥谷百合「言ったじゃない。田舎に憧れてたって」
奥谷百合「まあ、田舎暮らしがいつまでもつかは分からないけど、ほーっほっほっほ」
奥谷百合「それに私の新しいブログ『リリーの田舎でおしゃれ暮らし』もスポンサーついたし」
奥谷百合「ネットがあればどこでもやっていけるって言うのもわかったし」
桃井太郎「リリーさんはやっぱすんげーな」
奥谷百合「タロちゃんも頑張ってるじゃない。 観光客も順調に増えてきてるし」
桃井太郎「はい、祭の日だけで去年の年間観光客数を優に上回りましたし、今も順調に伸びています」

〇田舎駅の改札
  切符をチェックしている柴山。
  沢山の観光客が改札を出て行く。

〇田舎駅の駐車場
  バスの入口付近で誘導する田中。
  観光客に声をかける運野。
  タクシーも増やしましたし。
  青年団の仕事も増えています
  都会への流出が減るどころかUターンで家族で戻ってきてくれる人まで出てきて

〇平屋の一戸建て
  古い民家の前で、若い女2人が荷物を運びいれている。
  古民家での宿泊体験も好評で、そのまま移住してくれた人達もいますしね
  リリーさんみたいなおしゃれ田舎暮らしがしたいって

〇田舎道
  桃井と百合が並んで歩いている。
桃井太郎「・・・・・・」
桃井太郎「・・・あの!」
桃井太郎「えっと、その・・・」
奥谷百合「・・・ルミト君の何分の1でもいいから自信つけられないかな」
桃井太郎「ルミト君としてではなく僕と、おっ、お付き合いしてもらえませんか?」
「・・・・・・」
奥谷百合「あっ!」
  電柱の陰から松平が覗いている。
桃井太郎「まだストーカーしているいんですか?」
奥谷百合「田舎道一人で歩くときは逆に安心よ」
  笑い合う桃井と百合。

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

成分キーワード

ページTOPへ