The Justice Twins

どんぐり

定期試験終了後の事件(脚本)

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〇学校の校門
  定期試験最終日。
黒沢りょう「期末試験、何とか終わったね」
江川和樹「今回は歯ごたえあるな」
江川和美「私もそう思うわ」
江本美嘉「今回は予想が的中したわ」
宇野武「俺もそう思うよ。また来週な!」
「また来週!」

〇シックなリビング
「ただいまー!」
江川るり子「おかえりなさい!昼食出来てるわよ!着替えてらっしゃい!」
「うん!」
  数分後。
江川和美「着替えてきたわ!」
江川和樹「食事にするね!」
  昼食を味わう和樹たち。
江川るり子「定期試験、どうだった?」
江川和樹「今回は結構自信があるな」
江川和美「私もそう思うわ」
江川るり子「お昼ご飯食べた後、私銀行に行ってくるから。おやつの時間までには何とか戻ってくるわ」
江川和美「留守番してるわ」
江川和樹「任せてよ!」

〇銀行
江川るり子「振り込みの用事とか済ませなくっちゃ」

〇病院の待合室
  銀行内。
銀行員「受付番号15番の方、どうぞ」
江川るり子「はーい」
銀行員「こちらに振り込み用紙と現金をお願いします」
  その時だった!
銀行強盗「おらおら!有り金全部出しやがれ!」
  銀行内はパニックに陥った!

〇シックなリビング
  ここで、臨時ニュースです
江川和樹「臨時ニュースだって」
江川和美「何かしら?」

〇銀行
TVレポーター「こちら、銀行前です。ただいま、銀行強盗が人質を取り、銀行内に立てこもっております!」

〇シックなリビング
江川和樹「お母さんが今いる銀行だ!」
江川和美「急いで助け出しましょう!」

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」

〇銀行
刑事「君たちはもう逃げられない!投降したまえ!」
刑事「焼け石に水か!」
警察官「刑事さん、あの強盗、実は私の学生時代の友人だったんです!」
警察官「そりゃ大変だ!」
警察官「ねえ、私よ!覚えてないの!?」
  しかし、効果はなかった。
警察官「いったいどうすればいいんだろうか・・・」
「ご安心を!」
警察官「あれは!」
「ジャスティスツインズにお任せあれ!」
刑事「ちょうどよかった!実は銀行強盗が人質を取り、銀行内に立てこもってます!」
ジャスティスボーイ「大丈夫です。すぐ解決して見せますので、」
ジャスティスガール「安心してください!」
刑事「お願いします!」
ジャスティスボーイ「おい、銀行強盗!お前は今すぐ投降しないとひどい目にあうぞ!」
ジャスティスガール「自分で自分の首を絞めてるってことがわからないの!?」
ジャスティスボーイ「くそ、また乱射か!危うく撃たれるところだったよ!」
ジャスティスガール(お母さん、大丈夫かしら?)
  その時だった。
ジャスティスボーイ「あれ、いったい何が起きてるんだろう?」
ジャスティスガール「どうしたのかしら?」
ソーサラー「どうやら一筋縄ではいかないみたいね」
「あなたは!?」
ソーサラー「私はブライトネスの幹部のソーサラーよ。どうやら銀行強盗のようね。私も助太刀するわ」
「お願いします!」
  ソーサラーに助けられた二人は、銀行内へ殴り込んだ!

〇病院の待合室
銀行強盗「おいお前ら!命が惜しいなら動くんじゃねーぞ!」
銀行強盗「おいなんだ!?」
ソーサラー「そこの銀行強盗!相手してあげるわ!」
「速やかに投降してほしい!」
銀行強盗「お前ら、浮いた格好で何言ってやがる!」

〇幻想空間
「コスチュームチェンジ!」
「忍者モード!」

〇病院の待合室
銀行強盗「おめぇら、死にてぇのか!」
ソーサラー「それっ!」
  ソーサラーは、魔法で壁を作って銃弾を跳ね返した!
銀行強盗「うわぁ!」
ジャスティスボーイ「よし、巻物を出したぞ!」
ジャスティスガール「行くわよ!」
  二人は巻物を取り出し、床に置いて、術を発動した!
「すいとんの術!」
銀行強盗「しまった!」
  銀行強盗は、ずぶぬれになった。
ソーサラー「それっ!」
銀行強盗「チ、チクショー・・・」
  魔法を使い銀行強盗を鎖で縛り上げたソーサラー。
ジャスティスボーイ「今のうちに、人質を助け出そう」
ジャスティスガール「もう大丈夫ですよ」
江川るり子(うそ、私、目の当たりにしたわ・・・ それにしても、あの二人、どこかで・・・)
  こうして、人質は無事に解放された。

〇銀行
ソーサラー「また会えるといいわね。 ブライトネスは今後、あなたたちと共闘するかもしれないから」
ジャスティスボーイ「しかし、あのソーサラーも一員だったとは!」
ジャスティスガール「驚いたわ!」
警察官「きっちり罪を償ってきなさい!」
銀行強盗「ハイ・・・」
刑事「いやいや、本当にご協力感謝してます!」
ジャスティスボーイ「いえいえ僕らは当然のことをしたまでです」
ジャスティスガール「はい」
  二人はその場を去った。

〇シックなリビング
  その後。
江川るり子「ただいま。おやつも買ってきたわよ」
「おかえりなさい」
江川るり子「そういえば銀行強盗があったけど、あの二人に助けられたわ」
江川和樹「あの二人はすごいからね」
江川るり子「ねぇ、まさかあなたたちがジャスティスツインズなの?」
江川和美「お母さん、私たちはずっと家にいたわよ」
江川和樹「そうだよ。他人の空似ってこともあるよ」
江川るり子「それもそうね」

〇シックなリビング
  その夜。
江川勝「ただいま」
「おかえりなさい」
江川勝「そういえば昼間銀行強盗事件があったらしいが、あの二人が解決したそうだ」
江川るり子「あの二人、何者かしらね?」
(どうか、ばれませんように・・・!)

〇綺麗な一戸建て
  その晩。
「和樹さん、和美さん」
「女神さま!」
女神「またお会いしましたね」
江川和樹「実は、今日事件がありましたが、あのおじいさんはブライトネスという組織の一員でした」
江川和美「その仲間にも助けられたんです」
女神「それは、いったい・・・」
江川和樹「実は、ダークカンパニーと決別し、ダークカンパニーを壊滅させるべく動いています」
女神「つまりは、あなた方と同じ目標を持ってるんですね」
江川和美「はい。彼らは犯罪撲滅とダークカンパニーの壊滅を目標にしてます」
天使「確かに、彼らの様子を注視していると、先日詐欺グループをやっつけたそうですね」
天使「ダークカンパニーの動きも、注視すべきですね」
天使「引き続き、勉強にも力を入れつつ、ダークカンパニーを倒し、犯罪を撲滅させていってください」
女神「ブライトネスの足を引っ張ることのないようにしてくださいね」
「わかりました!」
女神「またお会いしましょう」
「おやすみなさい」
  ブライトネス、ダークカンパニーの動きは女神さまたちも注視していくこととなった。
  ジャスティスツインズよ、負けるな!

次のエピソード:ダークカンパニーの逆襲

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