”思想”は力である(脚本)
〇炎
ナレーター「この世界には様々な思想が溢れかえっている。そして人々は、それぞれがそれぞれの思想に折り合いをつけて保っている・・・」
ナレーター「だが、思想が物理的な脅威となり、 思想一つで人を殺せるようになった時、 人類はどうなってしまうのだろうか──」
〇炎
ナレーター「3年前、突如思想を具現化できる 最初の”思想家”が現れた。 その男の思想は”平等主義”」
ナレーター「彼は自分だけが”思想力”を持つのを良しとせず、己の命と引き換えに全世界に向けて大規模な”思想攻撃”を放った」
ナレーター「”平等主義”の思想攻撃によって国は瓦解し、それに伴い企業などの様々な集団が崩壊した」
ナレーター「管理者のいない”平等主義”など上手くいくはずもなく、人類は有史以前の自給自足生活を余儀なくされた」
ナレーター「そして今、人類は再び結束を取り戻しつつあった。そう、”平等主義者”によって生み出された”思想家”たちの下で_____」