転生少女 異世界で無双する

リョウナ

第一話 転生(脚本)

転生少女 異世界で無双する

リョウナ

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〇病室のベッド
  とある病院
桜木秋保「はぁ...そろそろ死んじゃうのかぁ 私」
桜木秋保「小さい頃から肺がんでずっと治ってないもんなぁ...」
桜木秋保「死ぬのやだよ...」
  コンコン
  ガチャ
桜木秋保「母さん!? 今日仕事は!?」
桜木華「早めに終わったのよ」
桜木秋保「そっか...来てくれてありがとう」
桜木華「秋保 体調は平気?」
桜木秋保「平気だよ」
桜木華「そう...なら良かったわ」
桜木秋保「うん...」
桜木秋保「う”...」
桜木華「秋保!?」
桜木華「なっ...ナースコール...!」
桜木秋保「お母さん...」
  その後...
桜木秋保「お医者さん...私...死ぬの...?」
医者「もしかしたら...とりあえずその時に苦しまないように睡眠薬飲んでください」
桜木秋保「じゃあ...最後にお母さんに会いたいです」
医者「分かりました」
  ガチャ
桜木華「秋保...」
桜木秋保「お母さん...私...死んじゃうかも...」
桜木華「嫌よ...そんなの...」
桜木秋保「これが運命だから...私 来世で元気に生きるから母さんも元気でいて」
桜木華「...分かったわ」
  ガチャ
医者「ではこれを...」
桜木秋保「はい...」
  ゴクゴク
医者「...ゆっくりお眠りください」
  そこから30分後...
医者「お亡くなりになりました」
桜木華「秋保...うぅ...」

〇幻想空間
桜木秋保「あれ...ここは...?」
神様「こんばんは」
桜木秋保「だ...誰っ?」
神様「私は神です」
桜木秋保「神様!?」
神様「はい それであなたには転生してもらいます」
桜木秋保「転生...!? なんでですか!?」
神様「あなたは小さい頃からずっとがんで楽しみがなかったでしょう ですから楽しみをあげたかったのです」
桜木秋保「あ...ありがとうございます!!」
神様「大丈夫です あと転生する前に一つ 特殊能力をお選びください」
桜木秋保「特殊能力...? この紙に載ってるやつですか...?」
神様「そうです」
桜木秋保「なら...『能力吸収』がいいです」
神様「分かりました 転生後はレイという名で生きてもらいます」
桜木秋保「分かりました」
神様「では」
  ピカッ
桜木秋保「わぁ!?」
神様「じゃあまたいつか あっちの世界も楽しんでください」

〇けもの道
レイ「ここが...転生先...? キレイだなぁ」
  ガサガサ
レイ「っ!?」
  ガサッ
レイ「わぁ!?」
レイ「どうしよう...そうだ 『能力吸収』あるんだ!」
レイ「...『能力吸収』」
  ❬スキル 『酸弾』を獲得しました❭
レイ「うまくいった! じゃあ『酸弾』!」
  ジュッ
敵のスライム「ウグ...ァ...」
  バタッ キラン
レイ「なんか宝石が落ちてる...『鑑定』」
  ❬スライムの魔石 換金用❭
レイ「へぇ...」
レイ「ってなんか知らないスキル無意識で使ってたんだけど!?」
レイ「まぁいいや 『ステータス』」
  ※また無意識
レイ「これはスキルとかが書いてある!! レベル1 魔導師 スキル『能力吸収』 魔法『酸弾』少ないな これから増やしてこうっと!」
レイ「楽しみだな」

〇けもの道
  あれから数十分後...
レイ「ここら辺スライムしかいないじゃん!!」
レイ「あーあ つまんないー」
  ❬レベルが2になりました 獲得するスキルを選んでください❭
レイ「アナウンスさん! こんにちは! レベル上がったらスキル選べるんだね」
レイ「何がいいかな?」
  魔力上昇 攻撃力上昇 体力上昇 すばやさ上昇 呪縛 魔眼 テイム
レイ「これいいかも テイムでお願いします!」
  ❬『テイム』を獲得しました❭
レイ「使ってみたいけどなんかいいのいないかな?」
  ガサガサ
  ガサッ
レイ「来たっ」
ホワイトウルフ「グルル...」
レイ「じゃあまず『能力吸収』!」
  ❬スキル『結界』を獲得しました❭
レイ「け...結界...!? 凄っ! じゃあ『テイム』!」
ホワイトウルフ「クゥ...」
レイ「ど...どう...?」
ホワイトウルフ「クゥーン!!」
  ❬ホワイトウルフをテイムしました 名前を決めてください❭
レイ「名前...じゃあ "アルク"にする!」
アルク「クーン!!」
  ❬名前が"アルク"に決まりました 名付け効果を発動します❭
レイ「名付け効果...? 名前を付けたお礼みたいな物かな まぁこれからよろしくね アルク」
アルク「クゥーン!!」

〇けもの道
レイ「もう夕方かぁ...そういえばすむ場所ないや」
アルク「クゥ クゥーン!!」
レイ「わっ アルクどうしたの!?」
「おい! 囮になれ!」
レイ「向こうから声がする! 行こう!」
  少し離れたところ
???「おい! 囮になれ!」
???「けど...」
ビッグベア「グアァ!!」
???「じゃあ俺は逃げる! 少しで も時間を稼げよ!」
???「あ...」
ビッグベア「グルラァ!!」
???「うわぁ!!」
???「...え?」
ビッグベア「グ...ァ...」
  ドサッ
???「えっ...?」
レイ「大丈夫だった?」
???「剣士様...?」

〇けもの道
  少し前
レイ「『テイム』!」
ワイトドッグ「ニュー!!」
レイ「上手くいった! 名前は..."シロ"にする!」
シロ「クゥーン!!」
レイ「やったー! シロかわいいね~」
シロ「クゥーン!」
レイ「どうしたのシロ?」
  ほりほり
シロ「クゥーン!」
レイ「わぁ 剣だ! これ使ってみようかな? さっき剣使ってたゴブリンから『剣術Ⅲ』手に入れたし...」
  ガサッ
レイ「なんか来た!?」
ゴリラのモンスター「ヴゥ...」
レイ「のっ『能力吸収』!」
  ❬スキル『攻撃力強化』を獲得しました❭
レイ「じゃあ...えいっ!」
ゴリラのモンスター「ヴ...グァ...」
  ドサッ キラッ
レイ「魔石ゲットっと...剣術も平気だしこっちも練習しようかな」
  そして練習してたら彼女達と会ったのだ

〇けもの道
レイ「大丈夫そうだね 良かった 名前 なんて言うの?」
ルリ「ルリです...」
レイ「ルリだね 私はレイ よろしく」
ルリ「よ...よろしくお願いします...」
レイ「いきなりだけど...ルリ 冒険者にならない?」
ルリ「え...!?」
レイ「そうしたら自分で身を守れるし安全だと思うんだ」
レイ(あとこの子には才能がある)
  〔鑑定結果〕
  ルリ
  スキル 『ナイフⅤ』『素早さ強化』『雷魔法Ⅳ』
レイ「(仲間に入れられたらいいな)」
ルリ「私なんかに出来るかな...?」
レイ「出来るよ」
ルリ「あとあの人にばれたら...」
レイ「あの人?」
ルリ「えっと...貴族のラーク様なんですけど...私 あの人の奴隷みたいなもので...」
レイ「名前って言った?」
ルリ「言ってません...」
レイ「じゃあ見た目を変えよう!ちょっとだけ待ってね!」
ルリ「えぇ!?」
  数分後...
レイ「はい 鏡」
ルリ「私じゃないみたい...! あと服までありがとうございます」
レイ「大丈夫大丈夫 それに お揃いだとパーティー感するじゃん」
ルリ「パーティー...?」
レイ「一緒に冒険する仲間のことをパーティーって言うんだ 四人までだけど」
ルリ「じゃあ私はレイさんとパーティーなんですね」
レイ「うん あとさんは無くしていいよ これからよろしくね ルリ」
ルリ「よろしく! レイ!」

次のエピソード:第二話 新たな出会いと

コメント

  • 私も転生・転移もの好きなんですよね〜!
    リョウナさんのストーリーにあって良かったです〜!

  • 秋保からレイへ・・・怒涛の展開ですね。「能力吸収」があればどんな世界でも無双かも。人間のルリに対して「能力吸収」したりテイムしたりしなくてホッとしました。パーティー感♡女の子だしやっぱり仲間が欲しかったんですね。

  • 元の世界では本当に辛かったでしょう。
    子供が病で亡くなるのは心苦しいですが、こういう形で転生出来て、現世では叶わなかったことができそうでよかったです。
    しかもかなりのチート能力で…。
    そしてこの少女との出会い、この先の展開が気になります!

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