The Justice Twins

どんぐり

下着泥棒との対決(脚本)

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〇巨大なビル
  ここは、大都会のどこかにある、ダークカンパニーを壊滅させるべく動いている秘密組織。
  名前は、「ブライトネス」。

〇研究施設のオフィス
  ブライトネスのオフィスにて。
スーパーウィザード「ダークカンパニーと決別した甲斐があったもんだ」
科学者「奴らの動きを追って、壊滅に追い込みましょう」
構成員「ええ。私たちはあの組織と袂を分かち、逃げてきたんですし」
スーパーウィザード「あのジャスティスツインズというペアもダークカンパニーの壊滅を目標としているそうですよ」
科学者「我々も負けてられないですな」
ソーサラー「あのダークカンパニーを壊滅するのが我々の使命」
ウィッチ「忌々しきダークカンパニーを壊滅せねば!」
構成員「ジャスティスツインズもダークカンパニー壊滅に尽力してますし、犯罪撲滅も我々の仕事ですもの」
科学者「我々は世界平和を守るために暗躍する秘密結社だからな!」
構成員「彼らも私たちと同じ目標を持ってますしね」
構成員「そうですとも」

〇シックなリビング
  ある休みの日の朝。
江川るり子「二人ともおはよう」
「おはよう」
江川勝「期末試験に向けて、今日も勉強するのかい?」
江川和樹「うん。いい結果残したくてね」
江川和美「図書館で勉強してみようとおもうけど、いいかしら?」
江川勝「それなら、午後に図書館に行きなさい。 午前中は家で勉強した方がいいね」
江川和樹「そうするね」

〇一軒家の玄関扉
  午後になった。
江川和美「じゃあ、図書館で勉強しましょう」
江川和樹「夕方になったら図書館を出ようよ」
  二人はさっそく出発した。

〇中央図書館
  その図書館は、2人に住む街の外れにあった。
江川和樹「教科書とノートもちゃんと持ってきたしね」
江川和美「辞書もあるからいっぱい勉強しがいがあるわね」
  2人は早速中に入った。

〇綺麗な図書館
江川和樹(いつもと違うから、思いっきり集中できるな! 日々の勉強にも磨きがかけられる!)
江川和美(これで一気に追い込みをかけられるわね!)
  二人は勉強を進めていった。

〇中央図書館
  夕方になり、彼らは家に向かうことにした。
江川和樹「だいぶやりこんだ甲斐があったね」
江川和美「繰り返し学ぶことで定着させていきましょう」

〇住宅街
江川和樹「もうすぐ我が家だ」
江川和美「そうね」
  その時だった。
江川和樹「事件かな?」
江川和美「行ってみましょう」

〇アパートの前
  事件は、アパートで起きていた。
  窃盗事件らしい。
アパートの住人「まさか私の下着が・・・」
警察官「それで、犯人は?」
「どうしたんですか?」
警察官「実は、この辺で下着泥棒が多発してて、どうやらここでも起きたそうです。気をつけてください!」
江川和美「私も気をつけます」
江川和樹「犯人の手がかりは?」
警察官「男性なのは確かなのです」
  2人はメモに記録した。
警察官「どうかお気をつけて」
「はい」

〇シックなリビング
  帰宅後。
江川和樹「僕らの近所で下着泥棒による被害が多発してるって」
江川るり子「許し難いわね」
江川勝「君たちも気をつけたほうがいいぞ」
江川和樹「うん、そうする」
江川和美「私も気を付けるわ」

〇一人部屋
江川和樹「さてと、鍵もかけたし、そろそろ寝るかな」

〇可愛い部屋
江川和美「下着泥棒、いつ出るかわからないから、気をつけなくちゃ。 鍵もかけたし、寝なきゃ」

〇一人部屋
  翌朝5時。
江川和樹「何だ!?」
  すると、アナウンスが聞こえてきた。
  ただ今、この地域内を、下着泥棒が逃走しております。
  住民の皆さんは、速やかに家の中にいてください。
江川和樹「やっぱり出たのか!」

〇可愛い部屋
  和美の部屋でも、同じようなことがあった。
江川和美「下着泥棒が出たのね!」
  犯人は、長身の男性で、サングラスと軍手を身に着けた男性です。見つけ次第、警察に連絡してください。
江川和美「誰なの?」
江川勝「父さんだ。入れてくれ!」
江川和美「どうしたの?」
江川勝「下着泥棒がこの街を逃げ回ってるそうだ!」
江川るり子「鍵は閉めてある?」
江川和美「あるわよ」
江川るり子「なら、家から一歩も出ないで。和樹にも伝えたわ」
江川勝「しばらく家にいなさい」
江川和美「わかったわ」
  両親が部屋を出てしばらくした後、和美は急いで部屋を出た。

〇一人部屋
江川和樹「誰!?」
江川和美「大変よ!お父さんとお母さんがさっき部屋に来て、下着泥棒が捕まるまで家にいろって」
江川和樹「何とか犯人を見つけなきゃ!変身するよ!」
江川和美「そうね!」

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ(⋈◍>◡<◍)。✧♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」
ジャスティスボーイ「それじゃ、行くか!」
ジャスティスガール「そうね!」
  二人は、ワープを開始した。

〇住宅街の道
  犯人は、半袖で、サングラスと軍手をしています。見つけ次第連絡願います
下着泥棒「これだけ民家の中とかを駆け抜けりゃ警察にも見つかりにくいぜ。俺って天才かも!?」
「そうは問屋が卸さない!!」
下着泥棒「誰だ!?」
ジャスティスボーイ「僕らジャスティスツインズが相手だ!!」
ジャスティスガール「家の敷地内を走ったり、下着を盗むなんて言語道断だわ!!」
下着泥棒「うるせえ!これ以上騒いだらこの俺が盗んだ下着に火をつけるぞ!」
ジャスティスボーイ「バカ!よせよ!」
ジャスティスガール「証拠隠滅なんて狡すぎるわ!!」
下着泥棒「うるせえ!俺の知ったことか!」
ジャスティスボーイ「このままじゃ奴の言いなりだ」
ジャスティスガール「どうしたらいいのかしら?」
  その時だった。
  どこからか、弓矢が放たれた!
下着泥棒「うわぁ!」
「何!?」
狙撃手「そこの窃盗犯!私が相手になるわ!!」
「あなたは!?」
狙撃手「話は後!」
下着泥棒「なんだ、あの女!!」
狙撃手「喰らいなさい!」
  女は弓矢を放った!
下着泥棒「うわー!」
ジャスティスボーイ「今だ!」
  ジャスティスガールは、男が盗んだ下着を取り戻した。
ジャスティスガール「下着は全て無事よ!」
ジャスティスボーイ「よくやった!」
狙撃手「今よ!捕まえて!」
  二人は急いで犯人をやっつけた。狙撃手は急いで犯人をロープで縛り上げる。
「助かりました」
狙撃手「いえいえ。私はダークカンパニーと袂を分かち、ブライトネスという秘密結社で働いてるの」
ジャスティスボーイ「つまり、ダークカンパニーを壊滅させるのが目的ですか?」
ジャスティスガール「びっくりですね」
狙撃手「私はダークカンパニーを倒すべく活躍してるわ。この前あなたたちも会ったあの魔法使いも、私と同じ組織の一員よ」
「信じられません!」
狙撃手「また会えるといいわね」
ジャスティスガール「あの老人の謎がわかったわ」
ジャスティスボーイ「そうだね」
  その後。
警察官「観念しろ、下着泥棒!」
下着泥棒「ハイ・・・」
「ご協力ありがとうございました!」
アパートの住人「私の盗まれた下着、取り戻してくれてありがとうございます!」
ジャスティスボーイ「いえいえ、僕らは当然のことをしたまでです」
ジャスティスガール「はい」
  二人は、その場を去った。

〇シックなリビング
江川勝「やっと下着泥棒が捕まって、安心して行動できるね」
江川るり子「そうね」
江川和樹「あの二人が事件を解決したおかげだね」
江川和美「そうね」
江川るり子「でも下着泥棒はあってはならないわね」
江川和美「そうね。警察の話だと、あの犯人は相当の数の下着を盗んでたって言ってたの」
江川和樹「ひどすぎるね」
江川勝「そうだな。そうだ、朝食、済ませたほうがいいぞ。僕はそろそろ出かける」
江川和樹「今日は一緒に行くよ」
江川和美「たまには一緒に行きたいわ」
江川勝「ははは、そうかい。じゃ、そうしようか」
  事件はめでたく解決。
江川和樹(ブライトネスの面々は僕らと一緒に共闘するのかな?)
江川和美(あの方たちも私たちと同じくダークカンパニーを壊滅させるべく動いてるのね)
  ブライトネスとジャスティスツインズは、いずれまた共闘するのだろうか?
  次回へ続く!

次のエピソード:定期試験終了後の事件

コメント

  • 第三勢力ブライトネスの存在が、今後の兄妹の運命を決めそうですね。
    最近警察官も下着泥棒をしたと言うのだから、開いた口が塞がらないです。

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