CM(脚本)
〇テレビスタジオ
司会「はい、それでは順位が確定したみたいなんで 暫定1位のたかし&森次に話を聞いてみましょか」
司会「アシスタントのあいちゅわあん」
〇殺風景な部屋
たかし「ぴーすぴーす」
たかし「ぴーすぴーす」
あいちゃん「はい、こちら演技終了者の控室でーす」
あいちゃん「演技が始まる前の芸人さんたちの控室とは別の緊張感が漂っていますね」
あいちゃん「では、さっそく暫定1位のたかし&森次に現在の意気込みを聞いてみたいと思います」
たかし「はい! えー、ぼくも驚いたんですけどぉ」
たかし「現在、2位と300点差以上開いての 断トツのトップということでね・・・」
たかし「以外と、優勝・・・あり得るんちゃうかななんてね 思うてるんですけど」
森次「ひろみーたろうー」
森次「見てるかー父ちゃん頑張ってるぞー」
森次「優勝して迎えに行くから病院で待っといてなー」
あいちゃん「はい」
あいちゃん「演技終了者控室からは以上でーす」
〇テレビスタジオ
司会「はい、あいちゅわんありがとう」
司会「波乱の幕開けとなっておりますが 次の演者の準備が整うまで いったん」
司会「コマーシャル」
はいCMはいりましたー
司会「あほちゃうか、あいつら ルールわかってんのかいな」
司会「おい!水くれ!水」
司会「ふう」
司会「審査員長!これ大丈夫なんか?」
審査員長「うーん、まあトップバッターは不利やから多少はな・・・」
司会「せやけど・・・」
審査員長「考えてんけどな たとえば俺のお笑いパワーを100とするやろ?」
司会「ほん?」
司会「そうするとお前のお笑いパワーはせいぜい50や」
司会「ほんほん」
審査員長「そんで俺が、本来お笑いパワー80と評価する笑いを お前が見たとする」
審査員長「そうするとお前は笑い死ぬか 何も感じられないかのどっちかや」
司会「そうなん?」
審査員長「そんで隣のおばはん見てみ 有にお笑いパワー200超えてるで」
司会「しらんがな」
審査員長「それでな、基本80点で振れ幅±20点という檻の中にな 審査員を閉じ込めるのもどうなんかなと思ったんや」
審査員長「それで審査員に変則ルールを飲んでもらったんや」
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