第2話「先生のお見舞い」(脚本)
〇一戸建て
春風 春奈「ふたりとも。集まってくれてありがとう」
「ううん」
ふーっ集まってもらったんだ。
言え!
春風 春奈「ふたりとも、ニュースは見た?」
小庵 由美「見たで」
海口 紗江「う~ん・・・わたしは見てないなぁ」
春風 春奈「じゃ、説明するわ」
春奈説明中・・・
海口 紗江「な、なるほど・・・そんで、今は大丈夫なの?容体」
小庵 由美「なぁなぁ!今ケータイでニュースみたんだけど、先生起きたって」
春風 春奈「決まりね」
ふふ。
海口 紗江「へ?どこ行くの?」
春風 春奈「それはもちのろん・・・」
小庵 由美「うん」
「せーの!」
海口 紗江「えっあっえっびょ」
春風 春奈「びょ?」
海口 紗江「病院!!」
「大正解」
さてと。
春風 春奈「行こっか」
小庵 由美「ん」
海口 紗江「おーけー」
少女達移動中・・・
〇大学病院
春風 春奈「ここ・・・かな?」
「大きっ!」
春風 春奈「うわびっくりした」
小庵 由美「ご、ごめん」
海口 紗江(いやいや。わたし病院には何回も来たことあるけど、この大きさの病院は見たこと無いよ)
春風 春奈「まぁ入ろーよ」
海口 紗江「そだね・・・」
ウィーン
〇病院の待合室
春風 春奈「あ、病室どこだろ」
海口 紗江「受付の人に聞いたら?」
小庵 由美「ウチいややで」
海口 紗江「・・・わたしも」
春風 春奈「えーっ!?」
じゃあ春奈が行けといわんばかりにはこぶふたり
春風 春奈「わーっ!やめてー!」
でもつれてかれた
春風 春奈「あ、あのー」
受付の人「ん?ああ、はい。なんでしょうか?」
春風 春奈「佐藤江奈さんの病室をお聞きしたいのですが」
受付の人「それでしたら、あそこにここの案内図があります」
春風 春奈「はい。ありがとうございます」
受付の人「はい。テープにお名前が書いてあるので」
春風 春奈(ん~あ、あれかな?お、これだこれ。えっと・・・佐藤江奈・・・佐藤江奈・・・あった!ええと432号室と。OK!)
春風 春奈「ふたりとも~分かったよ~」
海口 紗江「ありがと~」
春風 春奈「えーとね、432号室だって!」
小庵 由美「分かった。さっそく行くで!」
春風 春奈「んじゃ、ついてきて」
海口 紗江「は~い」
小庵 由美「うん」
少女達移動中・・・
〇大きい病院の廊下
432・・・432・・・
春風 春奈「着いたよ。 それじゃあ・・・開けるよ」
「うん!」
「失礼しまーす」
ガチャ
〇病室
佐藤先生「ん。あら!3人とも!」
海口 紗江「お見舞いにきました~」
佐藤先生「ありがとう。あ、そうだ。伝えておきたい事があるんだけど・・・」
小庵 由美「はい、なんですか?」
佐藤先生「あらためてお家に連絡がいくけど、わたしが回復するまでクラスはお休みってなるの」
海口 紗江「え、そうなんですか!?」
小庵 由美「しーっここ病院だよ」
海口 紗江「ごめんなさい💦 あ、そうだ、先生、怪我は大丈夫ですか?」
佐藤先生「ええ。大丈夫よ。手術でなんとかなったから」
「ほっ・・・」
佐藤先生「あ・・・そういえば・・・怪我したときの話だけど・・・」
春風 春奈「え!?なにかみたんですか?」
佐藤先生「ええ・・・ついでだから説明しましょうか」
〇街中の道路
そう。あれは帰宅中のことだったわ
佐藤先生「ふぅ・・・ 今日も疲れたわね・・・」
テケ・・・テケ・・・
佐藤先生「あら?なにかしら・・・」
その女の子は、下半身が無かったのよ。
佐藤先生「きゃっ!」
テケテケ「・・・」
シュバッ
そこからの事は・・・あまり覚えてないわ
〇病室
小庵 由美「そうですか・・・ありがとうございます」
佐藤先生「みんなも気を付けてね」
春風 春奈「先生、りんごとか持ってきたんですけど」
佐藤先生「ああ、ありがとう。そこにおいといてもらえる?」
春風 春奈「あ、はい。わかりました」
小庵 由美「それじゃあそろそろ帰りますね」
佐藤先生「ええ、さようなら」
「さよなら」
ガチャ
〇大きい病院の廊下
春風 春奈「ふぅ...じゃ、帰ろーか」
小庵 由美「OK!」
海口 紗江「どこからその声出てるの~?」
小庵 由美「のど!」
春風 春奈「さ、行こうか(スルー)」
海口 紗江「・・・💧うん」
小庵 由美「ダレカウチノコトヲシンパイシテヨ」
春風 春奈「あ、ごめん。いこうっと」
少女達移動中・・・
〇一戸建て
春風 春奈「んじゃーね~」
海口 紗江「ばいばい~」
小庵 由美「またな~」
ガチャ
〇明るいリビング
春風 春奈「ふぅ...」
春風 桜「あ、お帰りなさいお姉ちゃん」
春風 春奈「ただいま~」
手洗ってこよー
春風 春奈「桜~今日の夜ご飯は?」
春風 桜「グラタン」
春風 春奈「やた。できるまでどのぐらい?」
春風 桜「ん~2時間」
春風 春奈「ながっ!」
まぁそれだけ長いなら
お風呂入るか
春風 春奈「桜、さきお風呂入ってくるね」
春風 桜「おけ~」
ん~7分ぐらいであがろ
数分後
春風 春奈「ふぅ...気持ちよかった🎵」
春風 春奈「上がりましたよ~とっ」
お母さん「あ、春ちゃんただいま」
春風 春奈「お母さぁん!?帰ってきたの!?」
お母さん「ええ、そーよ?」
春風 春奈「お母さん2週間は家いないんじゃ!」
そうだよ!
なぜここにいる!
春風 春奈「あそーだ。テレビ見るんだった」
「なに見るのー!」
台所から桜の声が聞こえてきた
春風 春奈「お笑い!」
お母さん「ほんと好きよねぇ」
春風 春奈「だっておもしろいんだもーん」
「──── ── ───」
春風 春奈「あはははは!」
「── ── ────」
春風 春奈「あっははは!」
お母さん「にしてもおそいわねー。 さくちゃん、まだ?」
「出来たぁ」
「席ついて~」
春風 春奈「あ、うん」
春風 桜「はい、どーぞ」
春風 春奈「ん?」
春風 春奈(カレーやん・・・)
春風 春奈「あはは・・・」
春風 桜「え?なんで笑って・・・」
〇一戸建て
桜「あ゛ーーーーーーっ!?!?」
夜、桜の声がひびいたのでした
ちなみに・・・
紗江「ね、昨日の夜うるさかったけど、どーかした?」
由美「おーい、春奈、きのーの夜うるさかったで」
などと・・・くじょうがきていましたが
しーらね!
7分でお風呂🛀上がるてWはっや😂
面白かったです!ゆっくり霊夢とか好きなのかなって思いました😂
色んな本やテレビ・動画を見たり、友達・先生・家族の振る舞いなどを観察してたり👀︎そういう『経験』を物語に無意識に取り入れてるのかな?って感じがしました!🙌
色んな経験を物語に組み込める人は間違いなく創作で『強い』です!何気ない時間も深く観察すると面白いネタだったりします。日々色んな事を経験して、楽しく成長して強くなって下さい👏
回想シーンまで使いこなせるとは…!
よほど本好きと見ました!
桜ちゃんの夕飯マジックは笑いました。
なんでやねーん🤣