第5ステージ・質問役のフラグ質問2(脚本)
〇仮想空間
タケウチ「さてさて、第5ステージの質問役は、カワウソさんにお願いします!」
カワウソ「はーい。いま、フリップを書いてましたー。さっきのアリクイさんみたいに・・・」
カワウソ「ちょっとペンがかすれてるけど、読めるかな?」
タケウチ「そーゆー時はまず、読み上げてくださいな」
カワウソ「はーい。 「市議選、つまり市会議員の選挙に・・・」」
市議選に出馬することになりました!
宣伝文句として使いたいフレーズは?
〇駅前広場
市議選に出馬することになりました!
宣伝文句に使いたいフレーズは?
ハクビシン「えーつ・・・」
スナネズミ「すごい~・・・市議選かぁ・・・」
カワウソ「はい。国ではないですよー。 身近なところで出てください!」
カワウソ「あなたは宣伝文句として、フレーズ一覧のどのフレーズを使いたいですか?」
カワウソ「では、投票お願いします!」
(ア)・・・2票
(イ)・・・1票
(ウ)・・・1票
(エ)・・・2票
カワウソ「結構、ばらばらになりましたねー。 では、(ア)に投票されたスナネズミさん、その理由をきかせてもらえますか?」
スナネズミ「女性が立候補して、「あんたなんかできないよ!」ってヤジが飛んできた時に、これで決めようかなってw」
(ア)
まあ、失礼な!
あたしを、そのへんの年ごろの女の子と
いっしょにしないでちょうだい
カワウソ「なるほど、そのくらいとんがりたいでよすね」
タケウチ「でもさー・・・ 女性候補者が女性有権者のことを「そのへんの女の子」って見下ろしちゃうと、選挙じゃ不利じゃない?」
スナネズミ「あっ、そうか・・・失敗失敗!」
カワウソ「でも、そのくらいとんがった人に出馬してほしいって気もしますよね」
カワウソ「では、(イ)を選んだハクビシンさん、お願いしまーす」
ハクビシン「私は選挙ポスターをイメージして、ポスターの一言、キャッチコピーのイメージです」
(イ)
「そうだね、ホシノちゃん」
ハクビシン「自分に賛同して、「そうだね」って言ってくれる人は僕に投票してください、みたいな」
タケウチ「そっか、「ホシノちゃん」ってのが候補者名なんだね。 オバマ大統領の「YES WE CAN!」みたいなもんだ!」
ハクビシン「あー、はい。そうそう!」
カワウソ「じゃあ、(ウ)の人・・・タケウチさん?」
(ウ)
「世界ぜんたいが、人間の生活のすべてが
ひとつの長い 物語なのさ」
タケウチ「はいはい、このフレーズの、物語になぞらえるのが選挙演説としても楽しいかと思ったんです」
タケウチ「「○○市の物語はこれから始まるんです、主役はあなたです!」みたいな」
カワウソ「では、(エ)の意見も聞いてみましょう。 シマウマさん、どうですか?」
シマウマ「あー、これは、あれですよ・・・」
(エ)
大ばん小ばん さんごに宝珠!
金銀ざいほうが ざっくざっくとでてきました。
シマウマ「嫌われ者の・・・産業の誘致!」
タケウチ「あー、「原発誘致で、金銀ざいほうがざっくざくですよ、有権者の皆さん!」みたいな? 産廃埋立とか、リニア新幹線とか・・・」
シマウマ「うん、どこでも行われてることじゃないですか?」
スナネズミ「地域の宝を発掘します、みたいなことだったらいいよね?」
シマウマ「あ、それはある!」
タケウチ「そっか、宮崎県の、そのまんま東知事だ! マンゴーとか宮崎地鶏とか、ざっくざっくと出てきたもんね」
スナネズミ「そうそう、出てきちゃった。実際に」
タケウチ「なるほどね~・・・ 納得いくもんだなあ」
カワウソ「はい、それじゃあそろそろ、ステージのしめくくりの朗読にいきますね」
カワウソ「「市議選に出馬することになりました! 宣伝文句に使いたいフレーズは?」というフラグ質問に対しては・・・」
カワウソ「(ア)の「まあ失礼な! あたしをそのへんの年ごろの女の子といっしょにしないでちょうだい」と、」
カワウソ「(エ)の、「大ばん小ばん さんごに宝珠! 金銀ざいほうがざっくざっくとでてきました。」がステージフレーズに選ばれました!」